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やっぱり最初の一声が大事
昨日、あるお客さんに電話をかけたんです。
その方は普段からLINEなどでやり取りしている方なんですが、
今回はちょっと急ぎの件だったので電話にしました。
僕がかけたときは出られず、
少ししてから折り返しをいただいたんですね。
そのときの第一声が、とにかく元気だったんです。
正確な言葉は忘れてしまったんですが、印象に残っているのは
「めちゃくちゃ明るい声」だったということ。
用件はすぐに終わったんですが、その元気な声が耳に残って、
すごく気持ちよかったんです。
そして今日、そのお客さんの会社に伺う機会があって、
実際にお会いしたんですが──
やっぱり最初の挨拶の声が、
電話のときと同じくらい元気なんですよね。
「こんにちは!」の一言が本当に明るくて、
思わず「いつもそんなに元気なんですね!」と
話しかけてしまいました。
すると、その方は「意識してやっているのでそう言われると
うれしいです」と。
なんか、さすがやなと思いました。
社会人として、人として、
こういう姿勢って本当に素敵やなと感じました。
一方で、自分のことを振り返ってみると……
以前は僕も「松谷さん、いつも元気ですね!」
なんて言われていたのに、最近は言われなくなったなと。
あれ、もしかして今の僕、元気ないんちゃうかなと。
ちょっと反省しました。
明日からは、意識的にワントーン高めでいこうと思います。
やっぱり第一印象とか、最初の一声って大事ですよね。
営業でも、接客でも、普段の人付き合いでも。
当たり前のことかもしれませんが、
改めて意識してみたいなと思いました。
テナント選びで意外と見落としがちな「方角」の話
お店を始めようと思ったときに、
テナント選びで悩まれる方は多いと思います。
家賃や立地、広さなどはもちろん
大事なポイントですが、
僕が工務店の立場からお伝えしたいのは
「お店の向き」、つまり
方角も大切だということです。
僕自身は風水や厄年などは
まったく気にしない性格で、
そういうことに対してこだわりはありません。
ただ、日射――太陽の光の入り方については、
とても重要な要素だと感じています。
お店の顔となるファサード部分が
どの方角を向いているかによって、
快適さや商品の状態に
大きく影響が出てくるからです。
例えば西向きの店舗。
午後になると強烈な西日が差し込みます。
店内の温度が上がりやすく、
眩しさで居心地が悪くなったり、
食品や雑貨が傷みやすくなったりします。
遮光や庇などで対策をすれば
カバーできる場合もありますが、
最初からそのリスクを
理解しておくことが大事です。
一方で東向きは朝日がしっかり入ります。
午前中のカフェやモーニング営業には
向いているかもしれませんが、
逆に朝の眩しさが気になることもあります。
北向きの店舗は、比較的
一日を通して光が安定しているのが特徴です。
直接的な強い日差しは少ないですが、
落ち着いた明るさを得られるので、
意外と良い選択肢になることもあります。
南向きは日当たりが良く、
明るい印象をつくりやすいですが、
季節によって差し込む光の角度が大きく変わります。
夏場は直射日光が強すぎることもあるので、
オーニングやテントをつけて
調整するなど工夫が必要になるでしょう。
こうした日射の影響は、
お客さんが店に入ったときの快適さや、
提供する商品の品質に直結します。
だからこそ、テナントを選ぶときには
「どの方角を向いているか」
という視点を持って見ていただけると
良いのではないかと思います。
僕自身、現場でお店づくりをしている中で
日射の影響は確実に感じています。
方角による光の差を理解したうえで
物件を選ぶことは、後々の
「思っていたのと違った」を
防ぐことにつながるはずです。
これからテナント探しをされる方には、
ぜひ一つの参考にしていただければ幸いです。
お店オープン後の一番の不安と、その対策について
お店ができあがったとき、
次に気になるのは
「ちゃんとお客さんが来てくれるだろうか」
ということだと思います。
これは多くの方が感じる不安ですが、
実際には人が来るかどうかを
コントロールすることはできません。
いくら「来てください」と願ったところで、
その通りになるわけではない。
だからこそ大事なのは、
自分たちにできることに
焦点を当てていくことだと思うんです。
つまり「来やすいと思ってもらえる工夫」
をどれだけ積み重ねられるか、
そこに取り組みの価値があると思います。
例えば、あるオーナーさんは
オープンする前からファンを作ることに
力を入れておられました。
お店が出来上がっていく様子を
インスタグラムで日々発信し、
フォロワーの人たちがまるで
自分のことのように楽しみにしてくれる。
その結果、オープンしたときにはすでに
応援してくれる人がいて、「おめでとう!」
と一緒に喜んでもらえる。
お店ができてから慌てて発信を始めるよりも
できるまでの過程を共有していることが
大きな力になっているのだと思います。
また、新しいお店に入るというのは
お客さんにとって思った以上に
ハードルが高いものです。
「何屋さんなのか」
「どんなオーナーさんなのか」
「どんな商品があるのか」
「メニューや価格はどうなのか」
分からないことが多いほど、
人は入りづらく感じてしまいます。
だからこそ、その心理的なハードルを
少しでも下げる工夫が必要になります。
例えば、店先に野菜を山積みにしておくと
「ああ、ここは野菜を扱うお店なんだな」と
直感的に分かる。
あるいは看板メニューを外に出しておけば
「このお店はこういうものを売っているんだ」
とイメージしやすくなる。
そうすることで、通りがかりの人にとって
ぐっと入りやすくなるわけです。
さらに、オープン時に
お店の前に小さなブースを設け、
簡単な物販や試食などを
してもらうのも効果的です。
そこに人が立っているだけで、
通りかかった方は
「ここ何のお店ですか?」と
声をかけやすくなります。
そのやり取りの中で
「〇〇のお店ですよ、よかったらどうぞ」
と会話が生まれれば、自然に店内へ誘導できる。
こうした仕掛けもまた、お客さんにとっての
入り口を広げる一工夫になると思います。
結局のところ、来てもらいやすくするために
できる工夫はたくさんあって、
それを積み重ねていくことが大切です。
ただやはり大前提として感じているのは、
オープンしてからではなく、
できるまでの発信や準備こそが
勝負だということ。
お店が形になっていく過程を
一緒に楽しんでもらうことで、
オープンした瞬間に「待ってました!」
と言ってもらえる。その土台を
どう築いていくかが
鍵になると考えています。
少しでも参考になれば幸いです。
店舗設計だけじゃない。「経営支援まで寄り添う工務店」として
世の中にはたくさんの工務店があり、
店舗設計を手がける会社も
数多くあります。
私たちもそのひとつですが、
特徴的なのは
「空間づくり」だけにとどまらず、
「経営支援」まで行っている点です。
なぜそんなことができるのか。
それは、
私自身が起業を経験し、
試行錯誤の中で
「どうやったら黒字にできるのか」
「どうやったらお店が生き残れるのか」
など事業を維持することを
必死に考えてきたからです。
机上の理論ではなく、
実際の失敗や学びの積み重ねがあるからこそ、
お客様の背中を押すことが
できるのだと思っています。
「経営支援」と聞くと、
コンサルティングのような
イメージを持たれるかもしれません。
ですが、私たちは専門家として
大それたことを言うのではなく、
あくまで「伴走者」として一緒に考え、
動いていくスタイルを大事にしています。
例えば、ある自然食品店を始めたいお客様。
小売経験がなかったため
「商品をどこに置けばいいのか」
「どのくらいの商品数を揃えたらいいのか」
といった基本的なことすら分からない状態でした。
正直に言えば、
私自身にも小売の経験はありません。
そんなとき、
わからない者同士で悩んでいても
前に進みません。
そこで私は、
ご縁を活かしました。
新潟で自然食品店を
複数経営されている方につながり、
実際に奈良まで来てもらい、
現地を見ながら具体的なアドバイスを
していただく機会を作ったのです。
これは私自身の力ではありませんが、
人と人をつなぐことで
お客様の未来に光を灯すことができる。
そんなサポートができることを
誇りに思っています。
もうひとつの事例を挙げると、
「一体いくら売上を上げたら、
このお店はやっていけるのか分からない」
というご相談をいただいたことがあります。
これは私がこれまでの経営経験を活かして
一緒に考えることができる領域です。
売上の目標を立て、
経費とのバランスを見ながら
「黒字になるためのライン」を
一緒に確認する。
数字は苦手だと感じる方が多いですが、
実際にはとても大切な指標です。
こうした部分をサポートすることで、
お客様の不安が少しずつ解消され、
前へ進む力になっていくと感じています。
私がしたいのは
「ただお店をつくること」ではなく
「繁盛するお店をつくること」です。
そのために、空間づくりだけでなく、
経営のことも一緒に考え、
時には人をつなぎ、
数字の相談にも乗る。
そうやって伴走することで、
一人でも多くのお客様のお店が長く愛され、
地域に根付いていくことを願っています。
これからも
「店舗設計+経営支援」
というスタイルで、
お客様と共に歩んでいきたいと思います。