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自信がないのは当たり前
今日は3人の方との打ち合わせがありました。
皆さん、お店を始めたいと思っている方々です。
そのうち2人の方が、
「本当にやっていけるのかな」
「最近ちょっと自信がなくなる時があるんです」
そんなことを話してくださいました。
それってすごく自然なことだと思うんです。
むしろ、不安を感じない人の方が
少ないんじゃないかなと思います。
新しいことに挑戦する時。
お金も時間もかかるし、
失敗したくないし、
家族のこともある。
不安になるのは当たり前です。
その不安はなくならないと思っています。
なぜなら、今も経営をしている
僕自身が不安だからです。
事業を続けてきても、
「これで一生安泰や」
なんて思ったことは一度もありません。
今後もやっていけるかな。
もっと良くするにはどうしたらいいかな。
そんなことは今でも考えています。
だから、不安がなくなる日を待つ必要は
ないと思うんです。
大切なのはその不安とどう向き合うか。
僕自身が意識していることは2つあります。
1つ目は、圧倒的な行動量です。
大工として独立する時もそうでした。
自分の腕で本当に食べていけるのか。
必要としてもらえるのか。
そんな不安は当然ありました。
だからこそ、
「ここまでやっている人はいないだろう」
と思えるぐらい行動しようと決めました。
家に帰ってからも刃物を研ぐ。
休みの日も木を触る。
家具を作ってみる。
翌日の段取りを考える。
少しでも上手くなるために時間を使う。
そうやって積み重ねていくと少しずつですが
「自分はこれだけやってきた」
という自信が生まれてくるんです。
2つ目は、自分との約束を守ることです。
これは今でも続けています。
僕には毎日続けているルーティンがあります。
決して大きなことではありません。
でも、決めたことをコツコツ続ける。
今日もできた。明日もできた。
その積み重ねが、自分自身への信頼に
つながっていくんです。
人との約束は比較的守りやすい。
でも自分との約束を守るのは本当に難しい。
破ったところで誰も怒らないし、
誰にも迷惑はかからない。
だからこそ価値があると思っています。
自信というのは誰かにもらうものではなく
毎日の行動の積み重ねで作られていくもの。
僕はそう思っています。
もし今、不安を感じている方がいたら
不安をなくそうとするのではなく、
まずは今日できる行動を一つ増やしてみる。
そして、小さな約束を一つ守ってみる。
そんな積み重ねが、きっと未来の自信に
つながっていくんじゃないかなと思います。
車をこすって落ち込んだ日
今日、ぼーっとしていたのか、
駐車する時に車をこすってしまいました。
大した傷ではないんですけど、やっぱり
ショックですよね。
少し落ち込みながらスタートした一日でした。
そんな中、今日は夏以降の勉強会ゲストとして
お話をお願いしたいと思っている、あるカフェの
オーナーさんのところへ行ってきました。
そのお店は、本当に人気のお店です。
ランチの時間になると待ちができて、
なかなか入れないこともあるほど。
でも面白いのは、その立地なんです。
決して人通りが多い場所ではありません。
むしろ車がないと行きづらいような場所にあります。
そんな場所で、18年間もお店を続けてこられた。
それだけでもすごいことだと思います。
約1時間ほどお話を聞かせていただいたのですが
繁盛店には理由があるんだなと感じました。
特に印象的だったのが、店を始めて2〜3年ほど
経った頃のお話です。
当時は今のようにお客様が来るわけではなく、
集客に苦労されていたそうです。
そんな時に取った行動が驚きでした。
なんと、お店の看板を全部外したそうなんです。
普通なら逆ですよね。
お客様に来てもらいたいから看板を出す。
でも、このオーナーさんは逆の発想でした。
「あそこ、何のお店なんやろ?」
「カフェなんかな?」
そんなふうに噂になれば面白いんじゃないか。
そう考えて実際に行動されたそうです。
もちろん、それだけで今の人気店に
なったわけではありません。
でも、その話を聞いて思ったのは、
繁盛している人ほど常識にとらわれず、
いろんな手を打っているということです。
きっと僕たちが見えている結果の裏には、
数え切れないほど試行錯誤があると思います。
今回のお話の中でも、
「なるほど」
と思うことが本当にたくさんありました。
だからこそ18年も続いているし、今でも
行列ができるお店なんだろうなと思います。
ありがたいことに、勉強会への登壇も
快く引き受けてくださいました。
今から僕自身もすごく楽しみです。
お店をしたい人。
今、お店をしている人。
きっとたくさんの学びがある時間になると思います。
詳細が決まったら、またご案内しますね。
今日は少し落ち込んだスタートでしたが、それ以上に
たくさんの刺激と元気をもらえた一日でした。
やっぱり結果を出している人に会うと
「まだまだ頑張ろう」と思えますね。
僕も負けずに挑戦していこうと思います。
現場の声に勝るものはない
今日は大型の飲食店さんのレイアウト変更について
打ち合わせをしていました。
お客様、設計士さん、厨房業者さん、工務店。
みんなで図面を囲みながら
「どうしたらもっと良くなるか」
を話し合っていました。
今回の改装の目的は、もちろん
見た目を良くすることもあります。
カフェですから、おしゃれな空間にしたい
という思いもあります。
でも一番の目的はそこではありません。
省力化です。
効率化です。
今は人件費もどんどん上がっていますし、
人手不足も深刻です。
採用も簡単ではありません。
だからこそ、少しでも少ない人数で
効率よく運営できるお店にしたい。
そのための投資として今回改装を考えられています。
金額でいうと家が1軒建つくらいの規模。
本当に大きな決断ですよね。
そんな中、どうすればスタッフさんが
もっと働きやすくなるか、という話をしていました。
途中から実際に現場で働いているスタッフさんにも
参加してもらい図面を見ながら話を聞かせてもらいました。
その時に出てきた提案がとても印象的だったんです。
そのお店は焼きたてパンが人気で、
ランチではパンの食べ放題があります。
パンがなくなればスタッフさんが補充に行くのですが、
今はお客様と同じ動線を通らなければいけません。
すると、お客様がパンを選んでいる時には
補充ができないんです。
パンを持ったまま、その場で待つことになる。
人がいなくなったタイミングを見計らって補充する。
そんな状況だったそうです。
そこでスタッフさんが言われたのが、
「お客様の動線と補充動線を分けたいです」
なるほどなと思いました。
待っている時間は、お店にとってはロスです。
スタッフさんにとってもストレスです。
そしてお客様にとってもパンが
補充されない時間が生まれてしまう。
動線を少し変えるだけで、その問題が
解決する可能性があるんです。
正直、この話はスタッフさんが言ってくれるまで
気付きませんでした。
図面を見るだけでは分からないことがあります。
だからこそ改めて感じたのは、
「現場の声に勝るものはない」
ということです。
実際に働いている人だからこそ見える景色があります。
実際に動いている人だからこそ気付ける課題があります。
僕たちが良い提案をしているつもりでも、現場の
人の一言で何倍も良い計画になることがあります。
今回も本当に勉強になりました。
こうした経験や知識の積み重ねが、間違いなく
僕たちの提案力につながっていくと思います。
また一つレベルアップさせてもらった気がしました。
そして今日は新規のお問い合わせもいただきました。
どうなるかはまだ分かりませんが、
ご縁をいただけたことに感謝です。
もしお手伝いさせていただけることになれば、
全力で取り組みたいと思います。
今日もたくさん学ばせてもらった一日でした。
レシピでは作れないもの
今日はケーキ屋さんの工事に入っていました。
工事もいよいよ大詰めです。
厨房機器も搬入されて、一気に
「ケーキ屋さんらしい空間」になってきました。
完成が近づいてくると、こちらまで
ワクワクしてきます。
そんな中オーナーさんとお話をしていて、
やっぱりそうだなと共感する話がありました。
ケーキにはレシピがあります。
今の時代作り方はネットで見ることができます。
チョコレートケーキを作るなら、
材料も分量も手順も全部公開されています。
誰でも同じように作れるはずなんです。
でも不思議なことに
同じレシピを5人が作ったとしても、
5人とも同じ味にはなりません。
これは本当に不思議ですよね。
もちろん長年培った経験や感覚だと思います。
レシピには書けない微妙な火加減や混ぜ方、
タイミングもあるでしょう。
場数を踏んできた人だからこそ分かる
感覚もあると思います。
そんな話をしている時に、オーナーさんが
こんなことを言われました。
「素材とどれだけ向き合えるか」
「どれだけ愛情を注げるか」
「どれだけ会話できるか」
そんな言葉でした。
その時に先日の焼肉屋さんの話を思い出しました。
肉を本当に大切に扱い、愛情を持って
向き合っているオーナーさんです。
結局どの仕事でも同じなんだなと思いました。
僕自身も、作り手の想いは
必ず空間に宿ると思っています。
だからこの話は本当に納得できました。
どれだけ愛情を持って食材と向き合うか。
どれだけ愛情を持って空間をつくるか。
そこに差が生まれるのだと思います。
愛情のないものに人は感動しません。
愛情のないものに深みは生まれません。
そして愛情のない仕事はどこかで
伝わってしまうのだと思います。
だからこそ僕たちも、
ただ建物をつくるのではなく、
その先にあるオーナーさんの想いや挑戦を
受け取りながら仕事をしていきたい。
そんなことを改めて感じました。
やっぱり僕はこの仕事が好きです。
お店づくりが好きです。
そして挑戦する人を応援することが好きです。
これからも愛情を持って一つひとつ空間づくりに
向き合っていきたいと思います。
完成まであと少し。
どんなお店になるのかとても楽しみです。