News

ペンのアイコン

不利な条件が自分たちの仕事の質を引き上げてくれる

昨日のブログでも少し触れましたが
今、三重県での現場に入っています。
事務所から片道2時間半ほどかかる距離で
正直なところ、かなり遠い現場です。

泊まり込みで対応させてもらっていますが、
この現場に入ると他の現場に手が回らなくなる。

だからこそ、いかに現場での時間を短くするか
ということを、すごく意識しています。

例えば、事務所でできる加工は
すべて終わらせてから持っていく。
現場で「どうしようかな」と考える時間を
なくすために、事前に納め方や施工方法を決めておく。
現場では、とにかく
手を動かすだけの状態にしておく。

これを徹底しようとしています。

実際にやってみるとよく分かるのが、
現場で時間がかかる理由は作業そのものでは
ないということです。

考える時間。
ものを探す時間。
段取りを組み直す時間。

こういった時間が積み重なると
大きなロスになります。
だからこそ、そのロスを事前に潰しておく。

まだグレーな部分もありますが、
それは早めにお客様や設計者に相談して
先にクリアにしていく。

そうすることで、現場では迷わず
前に進むだけの状態をつくる。

このやり方は間違いなく
効率を上げてくれています。

もしこの現場が近場だったら、
ここまで徹底していなかったと思うんです。

忘れ物をしても取りに帰ればいい。
その場で考えればいい。
そういう甘えが出ていたはずです。
でも今回は、それが許されない環境。

だからこそ、事前準備の精度が上がり、
結果的に仕事の質も上がっていると感じています。

つまり、不利な条件や悪い環境というのは、
見方を変えれば成長できる環境でも
あるということです。

これはお店づくりでも同じだと思います。

立地が悪い。
条件が厳しい。
思うようにいかない。

そういう場面は必ず出てきます。

そのときに
「無理だからやめておこう」と考えるのか
「どうやったらできるか」を考えるのか。

この差はとても大きいと思います。

簡単に断ることもできる。
でもあえて挑戦してみることで、
自分たちの力が磨かれていく。

今回の現場を通して改めてそんなことを感じました。

不利な条件は、避けるものではなく
自分たちを成長させてくれるチャンスなのかもしれません。

notos公式LINEへのご登録はこちら

ペンのアイコン

新しい挑戦のはじまり。ケーキ屋さんの改装工事がスタートしました。

昨日から、新しいお店の改装工事が
始まりました。今回ご依頼いただいたのは
パティシエの方が開業されるケーキ屋さんです。

場所は三重県桑名市。事務所からは
片道2時間半ほどかかる距離ですが、
こうして遠方からお声がけいただけて
本当にありがたいなと感じています。

やっぱりこのスタートの瞬間というのは
何度経験しても特別です。

ワクワクもあるしドキドキもある。
これから何かが始まる、そんな空気感があります。

今回は僕自身も現地に泊まり込みながら
工事に関わらせてもらっていて、
オーナーさんともじっくりお話しする時間があります。

この物件、もともとは美容室だったんです。
初めてお会いしたのが去年の11月頃で、
そこから約3〜4ヶ月。いよいよ着工という
タイミングです。

その間、オーナーさんは
「ここが自分のお店になるんだ」と思いながら
この空間と向き合ってこられたわけです。

そして、いざ解体が始まるときに
こんな言葉を言われました。

「なんか、ちょっと寂しいですね」

自分でも不思議だとおっしゃっていましたが、
ずっと見てきた空間に対して
愛着が生まれていたんだと思います。

すごく素敵な感覚だなと感じました。

今回の開業にあたっては、
1500万円を超える投資。
借り入れもされてのスタートです。
きっと不安も大きいと思いますし、
覚悟も相当なものだと思います。

だからこそ、僕たちの役割はとても大きい。

「頼んでよかった」と心から思ってもらえる
仕事をすること。
そして、ただお店をつくるだけではなく
繁盛店につながるように関わること。

そこには自信がありますし、
全力で向き合っていきたいと思っています。

これまで関わらせていただいた数多くの
お店から学んできたこと。
うまくいったことも、失敗したことも含めて、
すべてをこのお店に注ぎ込みたい。
そんな気持ちで、今回のプロジェクトに
向き合っています。

人の挑戦が始まる瞬間に立ち会えるというのは
この仕事の大きな魅力です。完成したら
また改めてご紹介させていただきます。

桑名といえば、なばなの里もすぐ近くです。
お近くに来られた際は、ぜひ
立ち寄っていただけたら嬉しいです。

完成まで、しっかりと向き合っていきます。

notos公式LINEへのご登録はこちら

ペンのアイコン

売上を伸ばす供給力という視点

今日は、長年和菓子屋さんを
経営されている方との打ち合わせでした。

お店の一部改装のご相談だったのですが
とても面白い話を聞かせてもらいました。

和菓子業界は、正直なところ
右肩下がりと言われています。

単価も200円〜300円程度の小売が中心。
人通りの多い立地でもない。
そんな条件の中で、どうやって
売上を伸ばしてきたのか。

その答えが、とてもシンプルでした。

「供給できる数を増やした」ということ。

人を増やすのではなく、
設備投資や技術力向上によって、
たくさん作れる体制を整えたそうです。

そうすると何が起こるか。

安定して供給できるようになることで、
問屋さんや卸先との取引が広がっていく。

結果として、スーパーなどにも
商品を置けるようになり、
売上の柱が増えていった。

なるほどなと思いました。

多くの場合、「どう売るか」
「どう集客するか」に目が向きがちですが
「どれだけ供給できるか」という視点も
同じくらい重要なんだと気づかされました。

売上を伸ばす方法はひとつではない。

・単価を上げる
・集客を増やす
・リピートを増やす

そしてもうひとつ
「供給量を増やす」という選択肢もある。

この視点は、どの業種にも応用できる
考え方だと思います。

長く続けるためにどこを強化するのか。

そのヒントをいただいた、学びのある時間でした。

notos公式LINEへのご登録はこちら

ペンのアイコン

自転車60kmの旅で気づいた「選ばれるお店」の共通点

今日はちょっといつもと違う話です。

今、娘と一緒に約60kmの自転車の旅に来ています。
京都周りから大阪の鶴橋まで。明日も同じ距離を走って帰るので、
なかなかハードな旅です。

娘とは、小さい頃から毎年一回
「自転車で遠出して一泊する」というのを続けてきていて
今回は久しぶりの復活です。娘の成長を感じると同時に、
自分の年齢も感じる時間でした。

普段なかなか自転車で大阪の街を走ることがないので、
すごく新鮮な感覚でした。そんな中で
「さすが大阪やな」と思うことがいくつもありました。

とにかくお店の数が多い。そして、
チェーン店というよりも個人店が多い印象でした。

それだけ競争が激しいということですよね。

その中で目に止まったのが「安さ」です。
焼き鳥1本50円、ビール1杯100円。

こういう分かりやすい入口が
めちゃくちゃ多いんです。

これっていわゆるフロント商品ですよね。
まずは来てもらうためのきっかけ。

正直、利益としてはそこまで取れないかもしれないけど
「一回入ってみようかな」と思わせる力がある。

やっぱりここってすごく大事やなと、
実際に街を走りながら感じました。

一方で
「おしゃれやけど何屋さんか分からん」
というお店も結構ありました。

これってすごくもったいないなと思って。
せっかくいい雰囲気でも
「何のお店か分からない」というだけで
選ばれない可能性がある。

やっぱり、
何屋さんなのか
何が魅力なのか
一瞬で伝わること

これってすごく重要だなと、改めて感じました。

今回の旅で思ったのは、
・まず来てもらうためのフロント商品
・一目で分かる分かりやすさ

この2つは商売においてかなり大事な
ポイントやなということです。

多少利益を削ってでも
「まず体験してもらう」という設計。
これはやっぱり必要なんだろうなと思いました。

明日はまた60kmの帰り道。
しっかり休んで、またペダルをこぎたいと思います。

notos公式LINEへのご登録はこちら

トップへ