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気づかいがつくる、いい現場
今入っている現場では、僕たちの工事以外にも、
いろんな業者さんが出入りしています。
たとえば、電気屋さん、ガス屋さん、光回線の工事の方、
エアコン洗浄の方、そして券売機の業者さん。
お客さんが直接手配されている業者さんも多く、
それぞれが自分の持ち場で仕事をしています。
でも、だからといって「自分の工事だけできればいい」というわけではない。
むしろ、みんなが気持ちよく、スムーズに作業できるようにすることが大事だと思うんです。
最近、すごく嬉しいことがありました。
電気屋さんが光回線の配線工事をしてくれていたときのこと。
露出配線になる部分があって、「このままだと見た目がちょっと気になるかも」
という話をしていたら、 電気屋さんが
「光の配線用に、先に管(パイプ)を1本入れとこうか」
と言ってくれたんです。
それをしてもらうことで、後から入る光業者さんの作業もしやすくなるし、
仕上がりもきれいになります。 でも、これって本来、
電気屋さんの仕事じゃないんです。
しかも光の工事はお客さんが別で手配している。
普通なら「それはそっちでやるやろ」と割り切ってもおかしくない。
それなのに、わざわざひと手間をかけてくれた。
その気づかいが、本当に嬉しかったんです。
やっぱりものづくりって、人の気持ちが宿るものだと思います。
小さな思いやりや気づかいが積み重なって、
最終的にお店の雰囲気にも表れる。
「誰かのために、もうひと手間」──
そんな姿勢がある現場は、見ていても気持ちがいいです。
完成まであと少し。 僕も最後まで丁寧に仕上げていきたいと思います。
大きな1回より、小さな10回
何かをやろうと思ったときに、方法は大きく2通りあると思います。
ひとつは「大きく1回やる」。もうひとつは「小さく何度もやる」。
僕は今、間違いなく後者がいいと思っています。
たとえばイベントをするとなったとき。
「どうせやるなら盛大にしよう!」と気合を入れて、
チラシをたくさん配って、出店者を集めて、
100人、200人、300人と来てもらう──。
それは確かに達成感もありますし、やりがいも大きいです。
でも、同時にものすごく労力がかかります。
そして終わったあとは、燃え尽きたように「もうしばらくはいいかな」となる。
結果的に、年に1回、もしくは1回きりで終わってしまうことが多い。
それよりも、10分の1の規模でいい。
でも、それを10回、20回と続けていける方が、
間違いなく効果があると感じています。
僕にとって「効果」とは、集客や営業活動の積み重ねのことです。
つまり、一度に大きな結果を出すことよりも、
続けることで信頼や認知を積み上げることの方が、はるかに大きな力を持つ。
これはいわば「凡事徹底」。
日本人が昔から大事にしてきた「小さなことをコツコツ続ける」
精神そのものだと思います。 実際、僕が主催している勉強会も、
最初は人数を追っていました。 「15人、20人、30人」と
大きくしようと頑張っていた時期もあります。
でも、人数が増えれば増えるほど、準備や運営の負担も大きくなり、
本来の“質”を保つのが難しくなったんです。
今は、少人数でもしっかり向き合えるような勉強会を心がけています。
3人でも、5人でもいい。 その中で深い対話が生まれるなら、
それで十分価値があると思っています。
大きな1回より、小さな10回。
派手さよりも、続ける力。
これからも積み重ねることを大切にしていきたいと思います。
バズより、コツコツ
今、うちでも集客のためにいろいろと取り組んでいます。
より多くの人に自社のサービスを知ってもらいたい──
そんな思いで、広告を出したり、SNSを活用したりしています。
正直、どこかで「インスタで1回バズったら、
一気にフォロワーが増えて、 そこから問い合わせに繋がるんじゃないか」
なんてことも考えるんです。 でも、ふと立ち止まって考えると、
今の時代ってみんなが同じことをしています。
ネットで宣伝して、フォロワーを増やして、拡散を狙う。
まさに“ネットが主戦場”になっている。
それって、いわばレッドオーシャンなんですよね。
情報も人も溢れかえっていて、何が本当の価値かが見えづらい世界。
もちろん、ネットを使うこと自体は悪いことではありません。
でも、僕自身は最近「それだけでいいのかな」と感じています。
やっぱり、リアルで会うこと。 実際に顔を合わせて話すこと。
現場に足を運ぶこと。 そういう泥臭い行動こそが、信頼をつくり、
仕事に繋がるんじゃないかと思うんです。
一発の「バズ」を狙うよりも、 小さな積み重ねを続けていくことのほうが、
確かな力になる。 そんな風に感じています。
今、自分がコツコツ続けていることといえば、ブログを書くこと。
毎日のように更新して、noteにも投稿して、
地道に積み上げていくことを大事にしています。
あとは、もっと足を運んで、いろんな人や場所に出会う。
そうやって一人ひとりと繋がりながら、ゆっくりでも確実に広げていきたい。
バズより、コツコツ。 楽な道より、地道な道。
そんな姿勢で、これからも歩んでいこうと思います。
わざわざがつくる、特別な時間
先日、大学時代の友人と久しぶりに食事をしました。
彼とは年に一度くらい、みんなで集まって会うことはあっても、
1対1で会うのは今回が初めてでした。
「ちょっと仕事の話をしたくて」と連絡をもらい、
奈良で食事をすることに。
彼とは大阪の大学で一緒だったので、兵庫あたりから
来てくれるのかなと思っていたんです。
ところが、当日話してみると「さっき伊丹に着いて、
そこからバスで来た」と言うんですね。
「え、どういうこと?」と聞くと、
「いや、今は東京に住んでて。今日飛行機で来たんやわ」と。
本当に驚きました。
まさか、わざわざ東京から僕に会うために来てくれていたなんて。
しかも、「今日は奈良に泊まって、明日帰る」と言うんです。
彼は僕のホームページやブログを読んでくれていて、
「まちづくりの活動、すごく面白いね。
自分も似たようなことをしているから、
何か一緒にできたらいいなと思って」と話してくれました。
そんな風に言ってもらえて、本当に嬉しかった。
そして、改めて思ったんです。
やっぱり、わざわざってすごいなと。
今の時代、電話でも、LINEでも、オンラインでも、
どれだけでも「手軽に」つながれる。
でも、あえて「会いに行く」「時間をかけて会う」って、
もうそれだけで、気持ちが伝わるんですよね。
その「手間」と「時間」をかけてくれたことに、
人は心を動かされる。
僕もこれから、そんなわざわざを
大切にしていきたいと思います。
わざわざ会いに行く。
わざわざ直接話す。
その積み重ねが、人と人との信頼を深めていく気がします。
SNSでどれだけ繋がれても、
やっぱり会うって特別だなと感じた一日でした。