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生き生きしている大人のまわりには、いい空気が流れている
最近、いろんな方とお仕事で
打ち合わせをさせていただく機会が増えています。
お店を始めたい人、起業したい人、独立の準備をしている人。
本当にさまざまな方とお話しします。
その中で、共通しているなと思うことが一つあります。
それは、みんな明るくて元気だということです。
笑顔が多くて、前向きで、話しているとこちらまで元気が出る。
そんな人たちばかりです。
たとえば、そういう方が店主としてお店に立っていたら、
来店したお客さんは商品を買いに来ているのに、
帰る頃にはパワーまで持って帰るんじゃないかなと思います。
朝から元気が出た
また来たい
ちょっと気持ちが軽くなった
そういう目に見えない価値が、確かにあると思っています。
じゃあ、なぜそういう方々は笑顔でいられるのか。
どこからそのエネルギーが湧いてくるのか。
僕なりに考えてみました。
答えは、挑戦しているからだと思います。
自分の夢に向かって動いている
ドキドキしながら準備している
不安もあるけれど前を向いて進んでいる
そんな人は、自然と表情が明るい。
話し方にもハリがあるし、目がキラキラしています。
僕自身、そういう姿に触れると元気をもらえます。
負けていられない、もっと頑張ろうって思えます。
そして、こういう大人を子どもが見たらどうなんだろうと
考えることがあります。
大人って楽しそう
いつも笑ってる
何かに夢中になっている
そんな姿を見たら、子どもはきっと
未来が楽しみになるはずです。
将来、大人になるのって面白そうだな
自分も挑戦してみたいな
そう思える子どもが増えたら、きっといい世の中に
なるんじゃないかと思っています。
だから僕は、今、生き生きした大人を増やしたい。
そのために、小さなお店を始めたい人を応援したい。
お店作りという仕事を核に据えて、
起業の一歩を後押しする活動を続けています。
目に見えるものだけが価値じゃない。
笑顔や元気は、まわりの人に連鎖していく価値です。
そんな輪を、これからも大きく広げていけたらと思っています。
決断の速度が未来を変える。振袖レンタル会社の経営者さんから学んだこと
先日、振袖のレンタルをされている方から
棚の配置や見せ方のご相談をいただき、下見に行ってきました。
その方はレンタル振袖の事業を始めて3年目。
市場は全国で、大学の卒業式などに合わせて各地を飛び回り、
展示会をされたり、Instagramなどで発信されたりしながら、
どんどん認知を広げていらっしゃいます。
勢いがありますし、実際に売り上げも伸びているとのことでした。
目標は日本一のレンタル衣装屋さん。
リアルな数字かどうか僕には分かりませんが、売り上げ40億円ほどで
到達できるのでは、とおっしゃっていました。
そういう方とお話ししているときに、いつも思うことがあります。
自分とどこが違うのか。
考え方と行動の違いはどこにあるのか。
今回感じたことは、決断の速さです。
起業当初、その方は大阪のあまり人通りの
ない場所で事務所を構えておられました。
おそらく家賃も安めで、そこそこ古い建物だったのだと思います。
そこがお客様との打ち合わせスペースになっていたのですが、
ある時、学生さんと親御さんからこう言われたそうです。
この会社大丈夫なんですか
理由は事務所環境。
綺麗ではなく、整っていない印象があったから。
そこでその経営者さんが取った行動がすごかったです。
なんと起業して2ヶ月のタイミングで、事務所の移転を決断したのです。
移転先は大阪のど真ん中。高層ビルの27階。家賃は何十万円というレベル。
普通に考えたら、売り上げがまだ読めない段階でそんな決断はできません。
もう少し様子見してもいいんじゃないかと僕なら思ってしまいます。
でもその方が言っていたのは
お客様から言われたことは第一優先で改善するべきということでした。
従業員の使い勝手や内情の不満であれば別ですが、お客様の声であればすぐ動く。
これが徹底されていたのです。
僕はここにものすごく差を感じました。
正直分かっているけど踏み出せない。
できれば今のままで何とかしようと考えてしまう。
でも、大きな差は、こういう小さな場面での決断の差なんだなと思いました。
経営者の考え方が事業の地図を作る。
やる人は迷わずやる。
心の底からそう感じました。
その経営者さんは、これから全国の主要都市に
支店を出していきたいと話されていました。
ぜひその店舗づくりはうちで全て担当させてください
そんな話もできて、僕自身も全国に広げていきたいという思いが強まりました。
今回の出会いは、ただの施工相談ではなく、
決断力とスピード感を見直す機会になりました。
自分ももっと、決断できる人間になりたいなと思います。
みんなの力で建物を守る。僕たちの責任
先日久しぶりに、8年か9年ほど前に
工事をさせていただいたお客様からお問い合わせをいただきました。
築20年ほどのとてもこだわりのあるお家で、
弊社ではなく設計士さんが丁寧につくられた建物です。
ただ、さすがに20年も経つと、どうしても不具合が出てきます。
外壁の一部が腐ってきていたり、雨漏りが起きていたり。
お客様としては、これらを何とかしたいというご相談でした。
雨漏りというのは、放置すると躯体が傷むので決して良くありません。
外壁が浮いていたり、腐ってきたりと
これもそのままにしておくと大きなトラブルにつながります。
そんなわけで、職人さんたちと一緒に現地を調査させていただきました。
やっぱりすごいなと思うのは、それぞれの専門の職人さんたちの視点です。
多分ここから水が回っているんじゃないかな
これはこの施工方法が原因かもしれない
屋根のこの部分の収まりがこうなっているから怪しいね
など、原因を次々と推測していく。
僕自身も長年この業界にいるので大体の目星はつきますが、
壁専門、屋根専門、板金専門、それぞれのプロの意見は本当に参考になります。
こうしてチームの力を借りながら、お客様の困りごとに
向き合えることは本当にありがたいことです。
そして、もう一つ強く思ったことがあります。
家を建てた側には、やっぱり責任があるということ。
多くの方はローンを組んで一生の家を建てられます。
その家が20年もしないうちに大きな不具合を抱えてしまうと、
その後の出費やストレスは計り知れません。
だからこそ、今だけの見た目や価格だけではなく、
長い目で見て安心して暮らせること
10年、20年経っても困らないこと
最終的にお客様の人生のストレスが減ること
そこまでを見据えて提案しなければいけないなと、改めて感じました。
僕もお店づくりやリフォームをする立場として、
この瞬間だけ良ければいいという考えではなく、
長期的に安心できる提案をし続けたい。
職人さんの力と、自分たちの経験を合わせながら、
これからも住まいやお店を長く守る仕事をしていきたいと思います。
完成品よりも「過程」が人を動かす。だからこそ自社でも活かせること
前回のブログで、映画監督の展示を見て心が動いた話を書きました。
完成品よりも、その裏側にある「過程」にこそ
人は共感し、ファンになるという話です。
この気づきは、間違いなくうちの会社にも応用できると思っています。
僕らの仕事で言えば、設計や施工が終わって、きれいに
出来上がった店舗を見せるのはもちろん大事です。
でも、それだけじゃ足りないんですよね。
大事なのは「どうやってそこにたどり着いたか」というプロセスの部分。
例えば
どんな打ち合わせを重ねた結果、この空間が生まれたのか
どういう葛藤があり、どう乗り越えてきたのか
なぜ看板の位置をここにしたのか
なぜ棚の高さをその寸法にしたのか
なぜ照明の色温度をその色に決めたのか
こういった背景には、必ず理由や想いがあります。
ここにこそ価値があって、ここにこそストーリーが宿る。
完成した空間だけでは伝わらない、
作り手としての感情やプロとしての判断基準、
お客さんの想いを受け取って形にしていく過程。
これを見てもらうことで、そのお店に対する愛着やファン化が
生まれていくんじゃないかなと感じています。
じゃあ、それをどう伝えるか。
文章でももちろん伝わりますが、やっぱり
一番力があるのは動画だと思っています。
ありがたいことに、ここ最近で自社でも動画撮影ができるようになってきました。
編集は外部にお願いしていますが、現場で動画を撮って残すという習慣は、
確実にうちの会社の強みになりつつあります。
だからこそ今後はお店が出来上がるまでの過程を、
積極的に動画で残していこうと思っています。
YouTubeにアップしておけば、それ自体がアーカイブにもなるし、
未来のお客さんにも見てもらえる。
これを続けていけば、店舗づくりの裏側が自然と積み重なり、
うちの価値そのものになるはずです。
ただお店を作るだけじゃなく、その過程ごとファンになってもらう。
そんな関わり方ができたら、きっと挑戦する人たちの力にもなれるし、
そのお店のファンにもつながると思っています。
これからは
作るストーリー
悩むストーリー
決めるストーリー
そんな今まで見せてこなかった部分も、
動画を通して届けていけたらいいなと思っています。