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居心地の悪さは成長のチャンス
よく「人は居心地の悪いところで伸びる」と言われます。
僕自身もその言葉に思い当たることがあります。
居心地がいい場所というのは、周りの人たちが自分と同じような考え方をしていて、
似たり寄ったりの実績を持っている環境です。
だから安心できるし、落ち着くのだと思います。
でも一方で、それ以上の刺激は得られにくいのかもしれません。
逆に、居心地が悪いと感じる場所というのは、
自分とは考え方が違う人や、自分よりもはるかに成果を残している人がいる環境です。
そういう場に身を置くと、刺激を受けると同時に「しんどい」と感じることもあります。
僕自身も、セミナーなどに参加したとき、周りの人たちがキラキラして見えて
「自分はまだまだ全然できていない」と強く感じることがあります。
悔しい気持ちや劣等感に近い感情が湧いてきて、正直しんどい。
でも、そうした感情こそが大事なのだと思うんです。
居心地のいい場所ばかりにいると、挑戦の気持ちは薄れていきます。
だから僕は、あえて居心地の悪い場所に足を運ぶようにしています。
もちろん、そこで生まれる葛藤は小さくありません。
けれども「悔しいな」という思いが、次への活力になるのを実感しています。
もし皆さんも「ここは居心地が悪いな」と感じる場所があれば、
それは自分に足りないものや、まだ持っていないものを得られるチャンスかもしれません。
少し勇気を出して、そういう場所に飛び込んでみることが、
自分を大きく成長させるきっかけになるのではないかと思います。
挑戦し続ける姿を見せる。それが僕の役割。
今、月に1回のペースで勉強会を続けています。
次で第6回目になります。こういう立場で人前に立っていると、
参加者の方からは「うまくいっているんじゃないですか」と見えることがあるかもしれません。
実際、ゲストとして来てくださる方もそう思われるかもしれません。
けれども、正直なところ全然そんなことはありません。
僕自身、必死です。もがき続けていますし、思うように受注も足りない。
このままでは会社が潰れてしまうんじゃないかと不安を感じることも日常的にあります。
それでも僕が一つだけ決めていることがあります。
それは「参加者の背中を押す」ということです。
起業に対するハードルを少しでも下げて、「自分も挑戦してみよう」と思ってもらいたい。
その役割を果たすために、この勉強会をやっています。
だからこそ僕は、口だけではなく、自分自身が挑戦し続ける姿を見せたいと思っています。
「挑戦しましょう」と言うだけではきっと誰の心にも響きません。
僕自身がトライアンドエラーを繰り返しながら、とにかく行動に移していく。
それを見せることが、一番の説得力になると信じています。
勉強会は、参加者にとって学びや刺激になる場であると同時に、
僕自身にとっても大切な場です。
「みんなにこう言うからには、自分も成果を残さなければ」
「挑戦しなければ」と、自分を奮い立たせてくれる場所になっています。
挑戦を呼びかけるからには、誰よりも挑戦している存在でありたい。
これからもその覚悟で続けていきたいと思います。
現場に立って思う、属人化からの脱却
ここ最近、数年ぶりに現場に出ています。
普段は指示を出す側に回ることが多いので、職人さんから
「珍しく仕事してるやん」と茶化されることもありますが(笑)、
実際には僕もずっと大工としてやってきたので、体に染みついた技術は衰えていません。
久しぶりに道具を握っても、自転車に久々に乗るのと同じで自然に体が動くんですよね。
やっぱり現場作業は面白いなと改めて感じます。
僕はもともと「ものを作ること」が好きなんだと、作業しながら実感しています。
しかも自分で作業に入れば、大工として手を動かすだけでなく、職人さんへの指示や打ち合わせ、
材料の手配、お客様とのやり取りまで全部自分でできてしまう。
これは確かにコストを抑える効率的なやり方ではあります。
でも、この方法には大きな問題が二つあります。ひとつは、すごく属人的になってしまうこと。
もし僕が怪我をしたり現場に出られなくなったら、その時点で仕事が止まってしまいます。
もうひとつは、こなせる仕事の量に限界があることです。
僕の場合、多くのお客様にサービスを届けたいと思っているので、
自分ひとりの力で抱えられる件数には限界があるんです。
だから必要なのは「仕組み作り」。分業しながら複数の人で現場を回せる体制を整えることです。
正直に言えば、まだまだうまくいっていません。仕組みを作るのは難しく、
日々あたふたしているのが現状です。でもこれは必ず突破しなければならない壁だと思っています。
会社は人の力だけでなく、仕組みで成り立っていくもの。
属人的なやり方から脱却して、誰が担当しても同じように回せる体制を作っていく。
それが今の僕にとって一番の課題であり、挑戦でもあります。
お店づくりに欠かせないコンセプトという軸
先日、自然食品のお店を立ち上げたいという方と一緒に、
経験者の方々にお話を伺う機会がありました。
僕自身もそうですが、その方も小売業の経験がなく、ノウハウがほとんどない状態。
そこで、これまでに5、6店舗の立ち上げを経験されている方や、
実際に自然食品のお店を運営している方に来ていただき、
いろいろと教えていただきました。
さすが経験者の視点は違うなと感心しました。
「この高さがもったいないから棚をもう少し詰めた方がいい」
「ポップは統一感を持たせた方がいい」
「商品の並べ方はこうした方が見やすい」
など、実践に基づいた具体的なアドバイスをいただきました。
さらに、リピーターを増やすためにはイベントが効果的だとか、
ポイントカードの工夫、適切なアイテム数や売上の目安まで、
実に幅広い視点で話をしてくださったんです。
こうして事前に情報を得られることは本当にありがたいことだと実感しました。
僕たちも「店舗の経営支援」という形でお客様をサポートしていますが、
別にすべてのノウハウを持っているわけではありません。
むしろ、僕はいろんなつながりを通じて情報を集め、
必要なときにお客さんへ届けているだけなんです。
それでも「困っていることに寄り添い、できる範囲で支援する」
ことが、僕たちの役割だと思っています。
ただ、アドバイスをたくさんもらうと
「あれもやりたい、これもやりたい」となるのが難しいところです。
けれども、そこには大きな落とし穴があるように思います。
あれもこれもと手を広げてしまうと、お店の方向性が見えにくくなってしまう。
ファミリーレストランのように、なんでも揃っているけれど
特徴がない、という状態になりかねません。
やっぱり大切なのは「お店の軸」、つまりコンセプトです。
お金儲けのためにやるのではなく、自分の信じるコンセプトを中心に据えて考えること。
そのうえで「だからこの商品を選ぶ」「だからこの売り方をする」と
一貫性を持たせる。そうすれば、お店としての一体感や
統一感が自然に生まれてくるはずです。
お金を稼ぐことも大事ですが、それはあくまでお店を成り立たせるための条件。
その先にある「何を大事にしたいのか」というコンセプトこそが、
本当にお店を支える力になるのだと思います。