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苦手な戦略に向き合う。だからピッチ大会を開くことにした
最近、戦略という言葉がよく自分の心に刺さるようになりました。
経営を12年、13年と続けてきて、ずっと心のどこかに
もっとできるはずなのにまだ到達できていない自分がいる
という感覚がありました。
じゃあ、なぜ理想に届いていないのか。
ずっと考えていたんですが、理由の一つとして強く感じたのが
戦略と計画性の弱さです。
他の経営者さんと話していると、事業計画を見せ合ったり、壁打ちしたり、
フィードバックをもらったりする場がよくあります。
でも正直、僕はあまりその場に参加してこなかったんです。
理由はシンプルで、
計画を突っ込まれたときに答えられない自分
深く考え切れていない自分が怖かったから。
つまり戦略を練るという一番大事な部分から、どこか逃げていたんですね。
でも、もう逃げてはいけないなと感じています。
YouTubeやイベントで、他の経営者さんが3分間の
ピッチ大会をしているのを見ると、たった3分の話だけでも
この人は成功しそうだな
この人はまだ浅いな
が、はっきり分かります。
つまり、うまくいく人って
考えて考えて考えて考えて
何度も何度も深掘りしている人なんですよね。
その事実を目の前に突きつけられて、僕も
ちゃんと向き合わないといけないと思いました。
だから今回、思い切って3分間ピッチ大会を開催することにしました。
期限を切って、自分の事業を3分で語る。
矛盾もなく、抜け漏れもなく、ロジックとして強く、
そしてワクワクする内容に仕上げる。
これってめちゃくちゃしんどいです。でも、考え抜くしか前に進めない。
どうせなら、僕1人でやるんじゃなくて、
今まで関わってきた起業準備中の方やオーナーさんも巻き込みたい。
みんなで頭をひねりながら事業を磨いていく場になったらいいなと思っています。
3分間で未来が変わる。
自分の思考が深まる。
戦略が強くなる。
そんな時間にしたいと思っています。
12月の末に開催します。興味がある方はぜひDMください。
逃げていた部分にしっかり向き合うために。
そして、自分自身の未来のために。
このピッチ大会を本気でやります。
緊急ではないけれど重要なことを習慣にする
やっぱり目標を立てるって大事だなと、
最近つくづく感じています。
今、仲良くさせてもらっているマナビさんのオーナー桑名さんと、
毎朝目標を共有するLINEグループを作っています。
簡単に言えば「今日やることを宣言して、夜に達成報告する」というグループです。
これを始めたきっかけは二つあります。
一つは、どれだけ学んでも、どれだけ考えても、
行動しなければ現実は変わらないと痛感しているから。
そしてもう一つは、行動は放っておくとつい後回しになるからです。
今日はいいか
また明日でいいか
落ち着いたらやろうか
そうやって、緊急性のないけれど重要なことほど、
どんどん後ろに追いやられてしまいます。
だからこそ、誰かに向けてコミットすることが大切なんですよね。
自分一人の中にとどめてしまうと、いくらでも逃げられます。
でも、人に向けて宣言すると、やっぱりやり切りたいと思うものです。
実際にこの習慣を続けていて、本当に効果があるなと思います。
まず朝に「今日の目標は何だろう」と考える習慣が生まれます。
そして言葉に出すと、それに向けて一日を動かすようになる。
目標を宣言した瞬間から、そこに意識が向くようになるんですよね。
ただ、ここで大事なのは、宣言する内容のほとんどが
緊急ではない
でも重要なこと
であるという点です。
例えば
ブログを週5本書く
現場に行ったらマニュアルを●個作る
YouTubeを毎週一本撮る
資料整理を進める
などなど。
これらは今日やったからといって、すぐに売上が上がるわけではありません。
誰かに褒めてもらえるわけでもないし、目に見える成果もない。
だからこそ後回しになりやすい。
でも、これを続けていくことで、2年後3年後に大きな結果になって返ってきます。
つまり未来をつくる行動なんですよね。
だからこそ、朝のコミットはかなり良い習慣だなと思っています。
もしこの取り組みに興味がある方がいたら、ぜひ個別で連絡してください。
一緒に毎朝の目標を共有して、みんなで未来をつくっていけたら嬉しいです。
目で見て体験して、はじめて共有できるもの
やっぱり本物を見るというのは大事だなと、
今日あらためて感じました。
ある方が、今勤めているお店から独立して、
新しく自分のお店を持ちたいと言われています。
勤め先というのが、なんとオーナーが世界的な賞を受賞しているほどの名店。
そんな一流の環境で働かれているんです。
そのお店が、今後お客様が独立して自分のお店を開くときの
参考にしたいということで見に行ってきました。
最初は僕自身、お客として軽く店内を見て、すぐ帰るつもりだったんです。
ところがいくとお客さんが挨拶にきてくださり、
そしてなんとオーナーさん自ら出てきてくださったんです。
そして
「ぜひいいお店にしてあげてくださいね」
と、温かい言葉を僕にかけてくださったんです。
本当に素敵な対応だなと、心から思いました。
それだけではありませんでした。
店内の写真も撮っていいですよ
じっくり見ていってくださいね
厨房も見ていってくださいね
そう言って、厨房の中まで案内してくれたんです。
厨房は驚くほど綺麗で、段取りや動線、設備の配置にも無駄がなく、
「ああ、これが本物の現場なんだな」と感じさせられました。
夕方に伺ったのですが、お客さんがひっきりなしに来られていて、
改めて超有名店だということを実感しました。
何より印象的だったのは
これから独立しようとしているスタッフに対して、惜しみなく
力になってあげようとするオーナーさんの姿勢です。
自分の店が繁盛しているのに、未来のライバルになるかもしれない人に
ここまで親切にする姿は、本当に素敵でした。
そして今回の下見で、もう一つ大事な気づきがありました。
独立しようとされている方から、事前に
「こんなお店にしたいんです」
というイメージは聞いていましたが、実際に本物を見ると、
言葉だけでは伝わっていなかった部分が一気に明確になったんです。
ああ、こういう雰囲気を目指してるんだな
こういう世界観なんだな
こういう動線を理想としてるんだな
そんなふうに、共通認識が深まった瞬間がありました。
やっぱり
目で見て
肌で感じて
体験して
はじめて分かることがあるんだなと、強く感じた時間でした。
今日の下見は、本当に学びの多い貴重な経験でした。
万年筆の話から見えるマーケティングの本質
今日は一つのマーケティングの話をしたいと思います。
皆さんは事業を通じて
何を届けているでしょうか。
この問いは、シンプルに見えてとても深いんです。
例えば、今あなたが万年筆を販売するお店を営んでいるとしてみます。
だんだん万年筆の売上が落ちてきて
このままではまずいよね、と感じる場面があるとします。
そのときどこに手を打つのか。
これがマーケティングの出発点です。
そもそも万年筆屋さんにとってのライバルは一体誰なのか。
答えは一つではありません。
万年筆を
「文字を書くための道具」と捉えるのであれば、ライバルは
シャーペン屋さんやボールペン屋さんかもしれません。
万年筆を
「特別なギフト」として扱うのであれば、ライバルは
お酒だったり、ゴルフ用品だったり、お父さんへの
プレゼントを扱うお店かもしれません。
万年筆を
「気持ちを伝える手紙を書くための道具」と考えるなら、
手紙という行為の代わりとなるメールやGmailのようなサービスが
ライバルになることだってありえます。
つまり
万年筆を通じて、何を届けたいのか。
どんな価値を渡したいのか。
これを明確にすることが、マーケティングの本質なんですよね。
そしてこの答えは誰かに聞いて分かるものではありません。
オーナー自身が持っているものです。
どんな思いでその商品を扱っているのか。
なぜその仕事をしているのか。
そこにヒントがあります。
では、弊社の場合はどうなのか。
これは今までの自分の発信、仕事で大切にしてきたこと、お客さんとの対話、
そして自分自身の理念の言語化を通じて、こんな風に考えています。
〈弊社が届けている価値〉
小さなお店づくりを通じて届けているもの。
それは
人が人らしく挑戦できる環境と、挑戦が続く未来
です。
もっと言えば
挑戦の第一歩を踏み出せる勇気
諦めずに続けられる仕組み
お客さんと繋がる場のデザイン
地域に愛され、長く続くお店の土台
これらを総合的に届けているのが、弊社の役割だと感じています。
店舗という箱をつくるだけでなく
挑戦する人の伴走者となり
その人の人生と地域の未来に関わり続けていくこと。
これが、万年筆における〈文字を書く〉や〈ギフト〉のように
弊社が世の中に届けている価値なんだと思います。
マーケティングとは
商品を売ることではなく
価値を届けること。
その価値を定義し、言葉にし、伝えていくことが、
事業の方向性を大きく変えていきます。
あなたの事業は
何を届けていますか。
その問いに向き合うところから、すべてが始まるのだと思っています。