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どうせ2〜3年で終わるんやからって言われた、あの瞬間の違和感

27歳で独立した当時、僕はまだまだ駆け出しの大工で、 
工務店さんからの仕事をもらいながら、なんとか生活をしていました。 

当時は主に住宅の現場が中心。 
でもある時、初めて店舗づくりの現場に携わる機会があったんです。 
あるゲストハウスの工事でした。 

衝撃だった、あの大工さんの一言 

いつものように、丁寧に手を動かしながら仕事をしていると、 
メインで入っていたベテランの大工さんから 

こんなことを言われたんです。 

「そんなとこ、パパッとやったらええねん」 
「どうせ店なんて2〜3年もったらええほうやねんから」 

最初、何のことかよくわかりませんでした。 
多分僕、ものすごく驚いた顔をしてたんでしょう。 
でもその方は真顔で、何のためらいもなく、そう言いました。 

「絶対こんな人に、自分のお店をつくってほしくない」と思ったのを覚えています。 

その瞬間、僕の中に強烈な違和感が走りました。 

  • え?お店ってそんな感覚で作られてるの? 
  • 誰かの夢を形にする場所なのに、そんな扱いなの? 
  • こんな人に、自分の大切な場所を任せたくない 

…心の中で、そう強く思っていました。 

あれから15年近く経ちますが、 
僕はいまだにあのときの現場の空気感や、 

自分の感情をはっきり覚えています。 
それだけ自分にとっては、大きな気づきの原点になった 

出来事だったんだと思います。 

「誰に作ってもらうか」で、空間の質が変わる 

僕はあれから、たくさんのオーナーさんと出会って、 

いろんな想いを聞いてきました。 

  • 自分の夢を形にしたい 
  • 好きなものを届けたい 
  • 地域に新しい居場所をつくりたい 

そんな真っ直ぐな想いに触れるたびに思うんです。 
「やっぱり誰に作ってもらうかって、ものすごく大事だ」と。 

共に夢を見て、共に形にする 

お店は、単なる建物じゃありません。 
その人の想いが詰まった、大切なスタート地点です。 

だからこそ、 
「どうせ数年で終わるし」ではなく、 
「できるだけ長く愛される空間をつくろう」 
そんなふうに思える人と、 

一緒につくっていってほしい。 

せっかく夢を形にするなら、 
その夢に共感してくれる人と出会って、 

一緒に進んでいってほしい。 

僕は、これからもそんな夢の伴走者でいたいと思っています。 

焦らなくて大丈夫です。 
一つひとつの出会いが、自分の仕事の意味を深くしてくれる。 
今日もまた一歩、 

大切な空間を丁寧に積み上げていきます。 

#店舗づくりの原点 
#誰に作ってもらうかは大事 
#夢の伴走者でありたい 
#仕事の意味に気づいた瞬間 
#焦らなくて大丈夫 

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やっぱりその道の人の話を聞くのは大事だと思った話

今、自分のお店として使えるようなテナント物件を探しています。
希望を伝えて、自分の足で歩いて、空気感を感じてみる。
頭だけで考えるのではなく、その場の雰囲気を
味わいながら探そうと思って、いろんな地域を回っています。

先日、そのエリアにある不動産屋さんをふらっと訪ねてみました。
ネットの情報だけでは分からない、リアルな声が聞けたらいいなと思って。

案の定、めちゃくちゃいろんな情報を持ってはるんですね。

例えば
この地域は一つひとつのお店が小さくて、大手は入ってこないこと。
地域密着のお店が多くて、お店同士のつながりがとても強いこと。
夜は強いけれど、昼は人通りが少ないこと。
学生が多いように見えて、実は昼間に買い物をする層ではないこと。
地域の人が日常使いしているお店が多いこと。

そんな話を一つひとつ伺っていくうちに、
なんとなく感じていた賑わいのイメージと、
リアルな実情との間に少しずれがあるなと感じました。

自分の肌感覚では
ここ良さそうだな
学生も多いし、賑わってるし
という印象だったんですが、プロの話を聞いてみると、どうやら
自分が描いていたお店の出し方とは少し違うのかもしれない。

ネットの情報と、現場のリアルは違う。
そして自分の感覚とも違うことがある。

そのギャップの中にほんまの現実があるんですよね。

やっぱりその道のプロの話を聞くというのは大事だなと、改めて感じました。

その不動産屋さんが言われていた中で印象的だったのが
閉店してしまうお店に共通する理由の話でした。

それは開店当初によくあるオペレーションの悪さ。
料理が出てくるのが遅い。接客が雑になっている。

こうしたことが積み重なると
あ、あそこはそういうお店よね
というイメージがついてしまい、
2回目3回目の来店動機につながらない。

お店としては最初は大目に見てよ
そんな気持ちがあるかもしれないけれど、
実際にはお客さんはとてもシビアだということ。
これもまたリアルな声だなと思いました。

ただ、希望もあるんですよね。
新しいお店ができたら行ってみたい。
これはどの地域でもほぼ共通しているらしくて、
最初の一歩目まではみんな来てくれる。

だからこそ最初の印象最初のオペレーション
ここをどれだけ丁寧に積み上げるかで、
未来が大きく変わってくるのだと思います。

今回つくづく感じたのは
現場のリアルな声を聞くという価値の大きさです。

ネットで調べることも大切。
自分の感覚も大事。
でも最後に頼りになるのは
その道の人の経験と、リアルな情報。

物件探しも、お店づくりも、事業づくりも。
やっぱり人の声に耳を澄ませることから始まるのだと思います。

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これ、意味あるのかな?」と思ったときに立ち返りたいこと

最近、ふと頭をよぎったことがあります。 
それは、「これ、やってて意味あるのかな?」 

という思いです。 

半年間、毎日ブログを書くという挑戦 

僕は今、180本のブログを毎日書くというチャレンジをしています。 
理由はシンプルで、半年間毎日書き続けたら、自分もきっと変わるだろうし、 
その中のどれかが 「誰かの背中を押すことになる」と信じているからです。 

でも、毎日書いていると、こんなことも起きてきます。 

  • ネタが出てこない 
  • 書きたいことがまとまらない 
  • 「今日は書きたくないな…」という気持ち 

そして、さらに湧き上がるのが、 

「これ、本当に意味あるの?」という心の声です。 

誰に見られてるかわからないからこそ 

ブログを書いていても、 
毎回誰かからコメントが来るわけじゃないし、 
「いいね」がつくわけでもない。 

誰が読んでくれているのかも正直わからない。 
そんな状況の中で「続ける意味」を自分で問い直す瞬間が、ふと訪れます。 

結局、意味は自分がつけるもの 

でもここで思うのは、結局どんな行動も、 

「それをどう意味づけするか」 

がすべてなんだ、ということ。 

僕がブログを書き続けているのは、 
「いつかこの言葉が、誰かの人生にそっと届くと信じているから」です。 
だから180本までは、まず書いてみようと思った。 

これがもし、 

  • 「誰も見てくれないから意味がない」 
  • 「反応がないからやる意味がない」 

という意味づけをしてしまったら、 

きっとここまで続いていません。 

意味があるかどうかではなく、自分が意味を持たせられるかどうか 

これはブログに限らず、何でもそうだと思うんです。 

  • イベントをやる 
  • 商品を開発する 
  • チラシを配る 
  • SNSに投稿する 

「これやる意味あるの?」という問いが出てきたとき、 
それを止める理由にするのではなく、 

「自分にとってどういう意味があるのか?」 を見つめ直す。 

 
そこにちゃんと 自分の納得する答えがあれば、 

人はちゃんと前に進める。 

意味があるからやるんじゃない。 

意味をつけるから続けられる 

たとえばイベントで「30人集める」と目標を掲げる。 
その30人という数字自体に意味はないかもしれない。 
でも、「それを達成することで、自分にとってどんな意味があるのか」を 

定義すれば、その数字がぐっと力を持ち始める。 

目的がブレなければ、行動はちゃんと続いていく。 

 
意味を自分で持たせることが、 

行動の原動力なんだと、改めて思っています。 

焦らなくて大丈夫です。 
意味がないように思える日々の積み重ねが、 

実は一番深い意味を持っている。 
今日もまた、自分にとっての意味を信じて、一歩を重ねていきます。 

#意味づけが行動の原動力 
#続ける力は意味から生まれる 
#見えない先でも進み続ける 
#誰かの背中を押す言葉に 
#焦らなくて大丈夫 

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お客さんを不安にさせないために必要なこと

今日は、サービスの仕組みはできる限りシンプルであるべきだなと
強く感じた出来事について書こうと思います。

うちの10歳の娘が、あるアーティストにハマっていて
ライブに行きたいと言うので、僕がチケットの手続きをしました。

ところが、このチケットの仕組みが本当にややこしいんですね。

まず、アルバムを買った人しか応募できない仕組みになっていて
アルバムに入っているシリアルコードを入力しないといけない。

その入力番号も種類が多くて、どれを入れたらいいか分からない。
何度も説明を読み返して、ようやく応募が通りました。

さらに困ったのは、紙チケットの発行がなく、
スマホで表示するタイプだったことです。
娘のスマホではなぜかアクセスできず、僕のスマホでもログインできない。

何回も試しているうちに
不正アクセスと判断されたのか、アカウント自体に
ログインできなくなってしまいました。

この時点で、
もうライブ行かれへんのちゃう?
と不安がどんどん膨らんでいくんですよね。

娘も不安そうで、どうしようどうしようと半泣き状態。

問い合わせをしようとしても、電話番号はどこにも載っていない。
メールだけが頼みの綱なんですが、返事がすぐに来るわけでもない。

そんなやりとりをしているうちに、どんどんライブ当日が近づいてきて
最後には問い合わせメールすら送れなくなるという状況に。

本当にどうすんのこれ?
と親子で不安しかない状態で、当日を迎えました。

とにかく現地に行って説明しようと早めに会場へ向かい、
スタッフさんに事情を話したところ
それなら大丈夫ですよ、こちらで対応できます
とあっさり通ったんです。

その瞬間はホッとしましたが
じゃあこんな複雑な手続きにしなくても良かったやん
最悪、現地にきてもらったらなんとかします。
安心してください。とか書いておいてよ。
そう思う気持ちが強く残りました。

もちろん、不正転売を防ぎたいなどの目的があるのは分かります。
でも、それによって本来のユーザーが困惑してしまう仕組みは、
本末転倒やなと感じたんです。

そして同時に、これは完全に反面教師やなと思いました。

お客さんを不安にさせる仕組みは作ったらあかん。
もしややこしいルールを作ってしまっていたら、もっとシンプルに直すべき。
不安が生まれそうな場面では、事前に声をかけるべき。

ネット社会で何でもデジタルに変わっているけれど
年配の方からしたら、もうそれだけでハードルが高かったりする。

結局、シンプルが一番なんだろうなと実感しました。
複雑にしすぎると、運用する側も、使う側も、誰も幸せにならないんですよね。

今回の出来事は、自分のサービスづくりにも必ず活かしたいと思います。

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