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DXって、ツールの話じゃなかった

今日は、県が主催するDXのセミナーでした。
月に1回ほど、2時間の講座があって、
それを何回か繰り返して受けています。

正直に言うと、
DXって聞いたときの僕のイメージは
「仕事の効率化」とか
「少ない人数でも回る仕組みづくり」とか
「便利なツールを使って、もっと楽に仕事しよう」
そんな感じでした。

なので、
「他社はこんなツールを使っています」
「このシステムを入れると、こんな効率化ができます」
みたいな話が中心の講座なんやろうな、と思っていたんです。

でも、実際に3回目まで受けてみて、
良い意味で、全然違いました。

今日のテーマなんて、
「我が社の存在理由は何ですか」
「どんなビジョンを描いていますか」
という内容。

「どのツールを使うか」
「どんな仕組みを入れるか」
そういう話には、なかなか進まないんです。

でも、そこにはちゃんとした意図がありました。

結局、
どんなツールを使うか
どんな手法を選ぶか
というのは「枝葉」の部分であって、

その前に
「何のためにDXをやるのか」
「誰のためにやるのか」
「なぜそれをするのか」

この「根っこ」が定まっていないと、
DXは絶対に続かない、ということなんです。

ツールを導入すること自体は、正直そんなに難しくない。
でも、
現場に根づかない
使われなくなる
最初だけで終わってしまう

こういうケースが本当に多い。

その原因は何かというと、
「目的が腹落ちしていない」
「社員と共有できていない」
「なぜこのツールを使うのかが分からない」

そこに尽きる、という話でした。

だからこそ、今の講座では、
ひたすら「根っこ」を掘り下げています。

「誰のために存在している会社なのか」
「何のためにこの事業をやっているのか」
「どうなってほしいと思っているのか」

ここを徹底的に言語化する。

これ、ほんまに大事やなと思いました。

何か新しいことを始めるときも、
仕組みを変えるときも、
人を巻き込むときも、
すべての原点はここなんですよね。

考えれば考えるほど、
どんどん深くなっていくし、
簡単には答えが出ない。

でも、
いろんな講座を受けたり
いろんな人の話を聞いたりしてきた中でも、
やっぱり最後はここに戻ってくる。

「誰のために」
「何のために」
「なぜそれをやるのか」

これをちゃんと言葉にできたとき、
それに共感する人が生まれて、
仲間が増えて、
社会へのインパクトに繋がっていく。

DXも、
結局は「手段」であって、
目的ではない。

この講座を通して、
改めてそのことを強く感じています。

残りはあと2回。
短い時間ではありますが、
この機会をしっかり使って、
自社のサービスや価値を、
もっと深く、もっと強くしていきたい。

そんなことを感じた、
今日のDXセミナーでした。

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3分に収められない人は、土俵に立てない

最近、冬場になってきたので、意識的に
しっかりお風呂に浸かるようにしています。
ぬるめのお湯に、だいたい1時間くらい。

せっかくの時間なので、何か学びになるものをと思って、
YouTubeを見るようになりました。

最近よく見ているのは、
「これから起業する人が、自分の事業をプレゼンする番組」です。

プレゼンする人は起業家。
それを、10人ほどの経営者が聞いて、
率直なフィードバックを返す。
そんな構成の番組です。

見ていると、
「なるほど、事業ってこうやって磨かれていくんやな」
「人の力を借りるって、こういうことなんやな」
と、本当に勉強になります。

その番組で、毎回とても印象に残る場面があります。

最初に与えられるプレゼン時間は、3分。たった3分。

でも、その3分に、プレゼンする人たちは命をかけてきます。
何とかして、この3分で自分の想いを伝えようとする。

多くの人は、必死に言葉を削って、何とか3分に収めます。
でも、中には収まりきらず、途中で
タイムアウトになってしまう人もいます。

そうなると、聞いている経営者の反応が一気に変わるんです。

「なんで3分に収められへんの?」
「その時点で、もう聞く気がせえへん」
「これでは、議論のスタートラインにも立てない」

かなり厳しい言葉です。

でも、言われていることはすごく本質的やなと思いました。

いくら事業アイデアが良くても、
いくら想いが強くても、
約束された時間を守れない時点で、信頼は生まれない。

これは事業の話というより、
その人の「普段のあり方」が出ているんやと思うんです。

・いつも時間にルーズ
・準備や練習をしない
・行き当たりばったり
・「なんとかなるやろ」で本番に臨む

そういう癖って、こういう些細な場面で必ず出る。

そして、その小さなズレが、
事業がうまくいくかどうかの分岐点になる。

いくら素晴らしいビジネスモデルがあっても、
こういうところがおろそかやと、やっぱり
うまくいかないんやろうなと感じます。

これって、僕がいつも勉強会などで話している
「結局、あり方やで」
という話と、まったく同じやなと思いました。

能力やスキルより前に、
どんな姿勢で向き合っているか。

そして、これは他人事じゃなくて、
「自分もやってしまってないか?」
と、正直ハッとしました。

自分も、
時間を甘く見ていないか
準備を怠っていないか
言い訳していないか

反面教師として、しっかり受け取らないとあかんなと。

お風呂の中で、
ただ動画を見ていただけなんですけど、
「あり方」を改めて考えさせられる、
いい時間にここ最近なっています。

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駐車場がない物件は、本当に無理なのか?

自社でテナントを持てないかなと思って、
最近いろいろ物件を探しています。
目標は「年内に決める」。
そう決めて動いている中で、ひとつ気になる物件が出てきました。

広さは約60坪。
ワンフロアで、4店舗、5店舗、うまくいけば
6店舗くらい入れられるんじゃないか、
そんなイメージが湧く物件です。場所も悪くない。

「これ、なかなかええやん」

そう思ったんですが、ひとつ大きなネックがありました。
それが「駐車場」です。

周りを見渡しても、コインパーキングがない。
月極の駐車場を調べてもらっても、近隣で空いているのは1台だけ。
正直、お客さんが車を停める場所がないな…と。

バス通りではあるけれど、
それで本当に成り立つのか。
そんなふうに悩んでいました。

そこで、いつもお世話になっているカフェマナビの桑名さんに
「こんな物件やねんけど、どう思います?」
と相談してみたんです。

すると、もう夜中にも関わらず、すぐに現地を見に行ってくれました。
本当にありがたい。

そこでプロの視点から、いろんなアドバイスをもらいました。

まず言われたのが、
「お客さんだけじゃなくて、スタッフさんの駐車場も
問題になるよね」という一言。

確かに。

仮に6店舗入ったとして、
1店舗あたりスタッフ2人やとしたら、12台分。
もちろん各自で何とかするという考え方もあるけれど、
近くに駐車場がほとんどないというのは、
働く側にとっても相当な不便になります。

それが、テナントに入る際の大きな障壁になるかもしれない。

他にも、
「セキュリティの問題」
「夜の人通り」
「管理のしやすさ」

いろんな視点を教えてもらって、「なるほどな…」と、
正直、自分の見えていなかった部分がたくさんありました。

やっぱり、その道その道のプロが見ている視点は違いますね。

さて、ここからです。

ここでどう考えるか。

「駐車場がないから、やっぱり無理やな」
と諦めるのは、正直いちばん簡単です。

でも、
「駐車場がないけど、やっていく方法はないのか?」
と考えることもできる。

近所の方が歩いて来てくれるお店。
自転車で来てくれるお店。
そもそも車を前提にしない業態。

もし問題が「パーキングだけ」なのであれば、
そこをどう設計で、どう仕組みで、どうアイデアで乗り越えられるのか。

もう少し、ちゃんと頭を悩ませてみたいなと思っています。

簡単に答えを出さずに、
「できない理由」じゃなく
「できる可能性」を探す。

これは物件探しに限らず、
お店づくりも、事業づくりも、全部同じやなと思います。

もしこのブログを読んでくださっている方の中で、
「駐車場はないけど、こんなやり方あるで」
「こういう工夫したことあるよ」
というアイデアがあれば、ぜひ教えてほしいです。

一緒に、知恵を出し合えたら嬉しいです。

年内まで、あと少し。
もうひと踏ん張り、考えて、動いてみます。

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いいものを作っているだけでは、届かない時代

現在、県のDX事業のサポートを受けています。
本格的にマーケティングの専門の方にも入ってもらって、
自社を客観的に見てもらっているところです。

改めて思うのは、
餅は餅屋やな、ということ。

自分たちだけで考えていると見えなかったことを、
外からの視点で、ズバッと指摘してもらえる。

その中で言っていただいたのが、
「もっともっとポテンシャルありますよ」という言葉でした。

その理由を聞いて、なるほどなと思いました。

うちは情報量はとにかく多い。
例えば、ブログは今年の4月くらいから
ほぼ毎日書いていて、
今あるストックはおそらく250〜300本くらい。

内容としては、
これからお店を持ちたいなと考えている人に向けて、
少しでも参考になればいいなと思って書いてきました。

他にも、施工実績があったり、
YouTubeを撮っていたり、
素材自体はかなり揃っている。

でも、問題はそこじゃなかった。

「それを、ちゃんと見てもらうための動線がないですよね」

この一言は、正直グサッときました。
自分の中でも、どこかで感じていたことやったからです。

「どうやったら見てもらえるんやろう?」
「どこに何を置いたらいいんやろう?」

モヤっとはしていたけど、
じゃあ具体的にどうするかとなると、正直わからない。
そんな状態でした。

今は、その課題を一つずつ整理してもらっている段階です。
これからどう見せていくかは、まだはっきりとは見えていません。

でも、「アイデアはありますよ」
と言ってもらえたことが、すごく心強かった。

自分で考えることももちろん大事。
でも、それ以上に
人の力を借りることの大切さ
を改めて感じています。

ちゃんと頼って、
ちゃんと情報を届ける。

それをしないと、
せっかくいいものを作っていても、なかったことと同じになってしまう。

商売って、本当にここが難しい。

いくら美味しいラーメンを出していても、
それを知られていなかったら流行らない。

口コミで広がるかもしれない。
紹介で広がるかもしれない。

でも、それだけに頼るのは、正直かなり不確実やなと、
自分自身の経験からも感じています。

だからこそ、
「いいものを作る」と同時に、
「どうやって知ってもらうか」をちゃんと考える。

商品の価値と、
それを届けるための動線づくり。

この両輪が揃って、はじめて商売は前に進むんやと思います。

今回のDX事業を通して、
マーケティングの取り組みがどう変わっていくのか。
また、途中経過も含めて共有していきたいなと思っています。

商売って、ほんまに奥が深い。
だからこそ、やっぱり面白いですね。

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