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苦しかった一年の先に、ようやく見えた自分の仕事

一年間、本当にありがとうございました。

今年を振り返ると、正直に言って、かなり苦しくて、しんどい一年でした。
恥ずかしながら、売上も思うように上がらなかった。
その前兆は、実は年明けくらいから感じていました。
「これ、ちょっとまずいかもしれないな」
そんな感覚がずっとあって、そこから必死に動き出した一年だったと思います。

これまでのうちのスタンスは、どちらかというと「待ち」でした。
紹介が仕事の8〜9割を占めていて、ありがたいことに、ずっとそれで回ってきていた。いわば守りの姿勢ですね。

でも、今年はそこを変えました。
仕事を待つのではなく、取りに行く。
いわゆる「攻め」の一年だったと思います。

その一つが、勉強会を始めたこと。
そしてもう一つが、発信内容を思い切って絞ったことです。

これまでは「なんでもやります」というスタンスでしたが、
「お店づくり」に特化して発信するようにしました。

振り返ると、本当に変化の多い一年でした。

そして今、改めて感じていることがあります。
それは、「お店づくり」という仕事が、自分のやりたかったことと、かなり深く重なっているということです。

この先、事業が大きくズレていく感覚があまりありません。
ようやく、自分が本当にやりたかったことが見えてきた。
そんな感覚があります。

これまでも、そして今も、悩みがゼロになったわけではありません。でも
「これが一番モチベーションがある」
「これをやっているときが一番楽しい」
そう胸を張って言えるものが、この「お店づくり」なんやと思っています。

そこから
「全国に1万店舗の繁盛店をつくりたい」
という新しい目標も生まれました。

売上という意味では、まだまだ頑張らないといけない部分は正直あります。
でもそれ以上に、充実感と、来年以降への伸びしろを強く感じられた一年でした。

そしてもう一つ、大きな収穫があります。
自分から動いたことで、本当に多くの人との出会いが生まれたこと。

やっぱり、人との出会いは財産やなと、心から思います。
そして
「自ら動くことの大切さ」
これは、頭で分かっていたつもりでも、今年、身をもって実感しました。

これからも、事業を通じて
生き生きと働く大人を増やしたい。
そして、子どもたちが未来に希望を持てる社会を広げていきたい。

そんな思いを、より一層強くした一年でした。

本年も、本当にありがとうございました。
そして、いつもこのブログを読んでくださっている皆さま、心から感謝しています。

来年も、どうぞよろしくお願いします。
どうか、良いお年をお迎えください。

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機械ではつくれないカウンターを、あえてつくる理由

うちは、主にお店づくりをメインにしています。
代表の僕自身が大工上がりということもありますし、木が好きということもあり、「木」をしようすることが多いです。

本物の木を使うことの一番の魅力は、
やっぱり使えば使うほど味が出てくるところやと思っています。
年数が経つにつれて色味が変わったり、
手に触れる部分が少しずつ丸くなったりして、そこに時間が刻まれていく。
愛着が生まれて、深みが増して、歴史が積み重なっていくような感覚が、
すごく面白いなと感じています。

今、郡山市内のお店で使うレジカウンターを制作しています。
一言で言うと、キノコ型のカウンターです。

最初にサンプルを作って、お客さんに
「こんな感じです」と見てもらったところ、
「これ、すごいやん」
「ようこんなん考えたな」
と、かなり好評でした。

正直、つくる側としては「これ、ほんまに形になるんか?」
という緊張感もあるカウンターです。

実は最初、このカウンターは機械加工でつくれないかなと考えていました。
今は3Dプリンターで家が建つ時代ですし、技術もどんどん進化しています。
なので数社に声をかけて、「この形、機械でいけませんか?」と相談してみました。

結果としては、
1社は丁寧に「対応できません」と返事をくれて、
もう1社も同じような返答でした。
残りの3社からは、返事自体がありませんでした。

つまり、このカウンターは、今の機械加工では
現実的に難しい形やったということです。

今は大工さんが、頭をフル回転させながら、
手仕事で一つひとつ形にしてくれています。
頭の中では完成しているし、図面の中でも形はできている。
でも、本当にいいものになるかどうかは、
つくりながらじゃないと分からない。
正直、今も目が離せない状態です。

効率だけを考えたら、もっと簡単な形にした方が
いいのかもしれません。
でも、「このお店らしさって何やろう?」とか、
お客さんの要望に答えるとこんな形に。

機械ではつくれないからこそ、人の手でつくる意味がある。
そう思っています。

完成したら、写真もアップする予定ですし、
郡山市内のお店なので、ぜひ現物も見てもらえたら嬉しいです。

お店づくりって、やっぱり面白いです。
売れるかどうかだけじゃなくて、どんな空気をつくりたいか。
これからも、そんなことを大切にしながら、
一つひとつ形にしていきたいと思います。

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答えは外じゃなく、自分の中にあったと気づく時間

毎月開催している勉強会の第8回目を、
先日20日の土曜日に行いました。

これまでは毎回、お店をされている方をゲストスピーカーとしてお招きし、
その方のお店づくりや想いを語っていただくスタイルを続けてきました。

ただ今回は、少し趣向を変えました。
誰かのお店の話を聞く会ではなく、僕自身が前に立ち、
事業計画の「根っこ」にあたる部分を
一緒に見つけていく会にしようと思ったからです。

講師というと少し大げさですが、
「なぜ、その事業をやるのか」
「誰に、何を、どうして届けたいのか」
その目的の部分を、とにかく深掘りする時間にしました。

定員5名のところ、募集開始後すぐに満員となり、
5名の方と一緒に開催できたことをとても嬉しく思っています。
参加してくださった皆さんには、本当に感謝しています。

今回の勉強会は、正直なところ、少し重たい話もありました。
過去に経験してきたつらいこと、苦しかった出来事、理不尽だと感じたこと。
そういった話を、皆さんが勇気を出して言葉にしてくれました。

いつもの勉強会は、どちらかというとインプットが多めです。
でも今回は真逆で、とにかくアウトプット。
話して、書いて、考えて、また話して。
ひたすらアウトプットを繰り返してもらいました。

「脳みそに汗をかく」という表現がぴったりやったと思います。

4時間という時間を取っていましたが、体感としては一瞬でした。
気がついたら、もう4時間が経っていた。そんな濃い時間でした。

今回のゴールとして設定していたのは、とてもシンプルなものです。

「私は、〇〇な人に、〇〇な事業を通じて、〇〇な価値を届けたい。
なぜなら、私は〇〇だからです。」

この一文を、自分の言葉で完成させること。
そして、発表すること。

参加された皆さんは、本当に真剣に自分と向き合っていました。
そして印象的だったのは、
「自分のため」
「お金のため」
という言葉がほとんど出てこなかったことです。

多くの方が、
「誰かの役に立ちたい」
「同じように苦しんでいる人を助けたい」
そんな想いを軸に言葉を紡いでいました。

なんて素敵な人たちなんやろう、と心から思いました。

いただいたアンケートにも、
「こんなに自分と向き合ったのは初めてだった」
「小さい頃の体験が、今の事業につながっていることに気づけた」
「事業の核が見えた」
「ぶれない軸が見つかった気がする」
そんな言葉が並んでいました。

5点満点の評価でも、一人の方の評価は無記入でしたが
その他の方は5点をつけてくださっていて、
この会をやって本当によかったなと、素直に思っています。

いつも感じることですが、
主催している僕自身が、一番学ばせてもらっています。
一番得をしているのは、間違いなく僕やなと思います。

これからも、お店を開きたい人、何かを始めたい人にとって、
立ち止まって考えるきっかけになるような勉強会を、
少しずつ改善しながら続けていきたいと思っています。

もしタイミングが合えば、
もし少しでも興味があれば、
またぜひ参加してもらえたら嬉しいです。

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頑張れ、じゃなくて。先生がフルマラソンに出た理由

先日、奈良マラソンがありました。
2日間に分かれて開催されていて、
1日目は子どもたちが走る4kmの部、
2日目は42.195kmのフルマラソン。

1日目、娘が4kmに出場するということで、
応援に行ってきました。

会場を歩いていると
「松谷さん!」と声をかけられました。

振り返ると、地域の役を通じて7〜8年ほど前から
付き合いのある、地元中学校の先生でした。
まだ30代前半。2年ほど前に結婚されて、
少し幸せ太りされたかな、という印象。

「走れるんですか?」
「練習したんですか?」

そんな話をしていると、
返ってきた答えは意外なものでした。

「ほとんど練習してないんです。
この前、10kmを一回走ったくらいで」

以前フルマラソンを走ったのは、6〜7年前。
そのときのタイムは5時間ちょっと。
奈良マラソンの制限時間は確か6時間。
決して余裕がある挑戦ではありません。

「なんで出ようと思ったんですか?」
そう聞いたときの答えが、とても印象に残りました。

「子どもたちに、頑張ってる姿を見せたかったんです」

先生だからといって、
「頑張れ」
「挑戦しろ」
と口で言うだけじゃなく、自分がチャレンジしている姿を見せたい。

そう思ってエントリーしたそうです。

ただし、その先生は
「奈良マラソンに出る」
ということを、生徒たちに特別に言ってはいないそうです。

知られていなくてもいい。
評価されなくてもいい。

それでも、自分が挑戦しているという事実が、
きっと自分の中に残る。

僕はこの話を聞いて、心から「素敵やな」と思いました。

教育って、結局は言葉よりも「在り方」なんやと思います。
背中で見せること。体現すること。

この先生にとって、フルマラソンに挑戦した経験は、
きっと自分への自信になり、
これから生徒にかける言葉の重みや
説得力にもつながっていくんやと思います。

「自分はやった」
「逃げなかった」

この感覚があるかどうかは、大きい。

何でもそうですが、
一番ハードルが高いのは
自分にYESを出せるかどうか。

自信って、いきなり湧くものじゃなくて、
圧倒的な行動量の積み重ねでしか生まれない。

僕自身も、日々葛藤しながらですが、
この先生の姿を見て、
「もっと挑戦していこう」
と素直に思いました。

口で語る前に、まず動く。
背中で示せる大人でありたいなと思います

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