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看板ひとつで悩み続けた約13年間

少し前からたまに言われることがありました。

ここって何屋さんか分からんよね。
社名とロゴは出している。
看板も一応つけている。

でも何をしている会社なのかが伝わっていない。

実はこれ、うちにとって
約13年間向き合い続けたテーマでした。

正直なところ、最初はあえて
重要視していませんでした。
分かる人に分かればいい、という
気持ちがどこかにあったからです。

でもだんだん気づき始めたんです。
これはかなり大きな機会損失を
しているんじゃないか。

事務所の前を通る人は、
決してゼロではありません。
車も人も、日々動いている。

その中に、もしかしたらお客さんに
なり得た人がいたかもしれない。

でも、何をしている会社か分からない。

それだけで選択肢にすら入っていない。
これって、めちゃくちゃもったいないなと。

そんなことを考え始めて、
今あらためて外観の看板を検討しています。

そもそも看板って何のためにあるんやろう。

自分なりに整理してみると、
大きく二つの役割がある気がしています。

ひとつはブランドを伝える役割。

たとえば、
小さなお店づくり専門
というようなメッセージ。
これは会社の個性や方向性を強く打ち出す看板。

もうひとつは、
何をしている会社かを伝える役割。

住宅や店舗の設計施工
リフォームやリノベーション
いわば業種を説明する看板。

ここで大きく悩みました。

もしブランドを優先するなら、

小さなお店づくり専門
notos creative home

これが一番とんがっているし、
マーケティング的にも筋が通っている。
でも、正直まだ悩んでいます。
そうすると、住宅のお客さんを
遠ざけることになるんじゃないか。

事務所の前を通る人の中に、
お店をやりたい人がどれだけいるのか。
ほとんどいないかもしれない。

そんな現実的な感覚もあります。

そもそも看板を見直そうと思ったきっかけは、
何屋さんか分からない状態を解消するため。

だとしたら、
業種を伝える言葉も必要なんじゃないか。
いろいろ考えた結果、

住まいのリフォームリノベーション
というニュアンスも入れた看板に
しようかなと考えています。

マーケティングの視点で見れば、
少しブレているのかもしれません。
それでも、今の自分にとっての最善の選択。

こういう細かな決断ひとつで、
きっと未来の結果は変わって
いくんやろうなと思います。

正直この判断が正解かどうか分かりません。

でもまずはやってみる。
看板、進めてみようと思います。

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楽な方に流れそうになった日の話

やっぱり人間って、
楽な方に逃げたくなる生き物やなと
あらためて感じた出来事がありました。

今、自社でYouTube撮影ができる体制を
整えようとしています。
これまでは業者さんに依頼していたのですが
スケジュールやコストの面も含めて
自分たちでできるようになりたいなと。

ただ、自社でやるということは
裏を返せば「いつでも延期できる」
ということでもあります。
忙しくなったら明日にしようか
今日はちょっと無理やな
そんな判断が簡単にできてしまう。

今日もまさにそんな場面でした。
撮影を担当してくれているスタッフの業務が
パンパンになり、撮影どころではない状況に。

こういうとき、正直ホッとする自分がいるんです。
しゃあないか。
今日は別の仕事に時間を使えるな。

どこかで少し喜んでいる自分もいる。
でも、ここで強く思いました。

緊急ではないけど、重要なこと。
これにどれだけ時間を割けるか。
ここが、この先の未来を大きく
左右するんやろうなと。

すぐに困るわけではない。
やらなくても今日明日で
問題が起きるわけでもない。

でも、だからこそ後回しにされ続ける領域。
心を鬼にして今日はなんとか撮ろうと決めました。
ただ問題はここからです。

一人で15分しゃべるって、なかなかきつい。
いつもは質問を投げてもらったり、
相槌をもらったりしながら話しているからこそ
続く部分もある。

そこでふと思ったんです。
GPTと壁打ちしたらいけるんちゃうか。

質問役をGPTに任せるイメージですね。
実際に試してみました。
でも、今日は正直うまくいきませんでした。

ただ、感覚としては
「もう少し使いこなせばいけそう」
という兆しはありました。

こうなったらもう一人でやるしかない。

すると自分でも驚きの結果でした。

一本目 15分
二本目 13分
普通にしゃべれている。

YouTubeを撮り始めた頃は、必死に台本を
考えても8分くらいで止まっていました。
質問されても言葉が続かない。
何を話せばいいか分からない。

それがいつの間にか、ここまで
しゃべれるようになっていた。

一人語りが面白いかどうかは別の話です。
でも自分の中では成長を感じた瞬間でした。

今日の学びは二つ。
ひとつは、人間はすぐ楽に流されるということ。
だからこそ流されない仕組みや覚悟が必要。

もうひとつは、できる方法を考え続けること。

二人じゃないと無理。
撮影スタッフがいないと無理。
本当にそうなんか。

GPTでもいけるんちゃうか。
一人でもできるんちゃうか。

こうやって可能性を探り続けること自体が
前に進む力になるんやなと思いました。

またよかったら、久しぶりの
「一人バージョンYouTube」
ぜひ見てみてください。
今日はなかなかの達成感です。

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うまいだけでは、売れないという話

歌手って本当にたくさんいますよね。
テレビに出て活躍している人、有名な人、
ファンに囲まれている人もたくさんいる。

でもふと思うことがあります。
みんながみんな、歌がうまいかと言えば
決してそうではないなと。

歌唱力すごいなぁと感じる人もいれば、
正直そこまででもない人もいる。
それでも売れているし
ファンがいて、支持されている。

じゃあ何が違うのか。
例えば、その人の生きざまがかっこいいとか。
歌に込められたメッセージが強く響くとか。
見せ方が抜群にうまいとか。

いろんな要素があるんやと思います。

ここで出てくるのが
いわゆる「マーケティング」という
考え方なんやろうなと感じます。

つまり
どれだけ優れたものかではなく
どのように届けられているか
という視点ですね。

今回は歌手にたとえて話していますが、
これって僕たち中小企業や小さなお店にも、
そのまま当てはまる話やなと思うんです。

いくら商品力やサービス力だけを高めても、
それだけでは足りない。

もちろん
一定レベルの品質は絶対に必要です。
歌手で言えば最低限の歌唱力が必要なように、
商売でも最低限の価値は必要。

でも
いい商品を作っていれば自然と売れる
そのうち口コミで広がる

これはかなり危険な思い込みやなと
今ははっきり感じています。

実は僕自身、
長い間そう思っていました。

ちゃんといい仕事をしていれば、
きっと評価される。
いいものを作っていれば、
いずれ広がっていく。

でも現実はそんなに甘くない。
正しく知ってもらえなければ、
存在しないのと同じなんですよね。

どれだけいい商品でも
どれだけいいサービスでも
知られていなければ選ばれない。

これはもう、身をもって痛感しています。
だからこそ思います。

いい商品やサービスがあるなら
正しく知ってもらう努力は絶対に必要。

遠慮ではなく、押し売りでもなく
きちんと伝えること。
届け方を考えること。

ここから逃げてはいけないなと、
あらためて感じています。

うまいだけでは売れない。
いいだけでは広がらない。

そんな、当たり前だけど
つい忘れがちな話でした。

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勝ち負けじゃなく、勝ち勝ちでいく

今日は久しぶりに、現場で徹夜でした。
夜が明けてきて、今は現場からの帰り道です。

正直、頭はあまり回っていません。
でも「毎日書く」と決めたので、
今日もブログを書こうと思います。

やっぱり、決めるって大きいですね。

今日は、ひとつ印象に残った出来事がありました。
あるお客さんと、請求金額についてお話をしたんです。

細かいことは省きますが、
こちらに少し落ち度があった部分があり、
減額の相談を受けました。

こちらとしても「確かにそこは…」
という思いがあったので、
「どれくらいをご希望ですか?」
とお聞きしました。

すると、そのお客さんがこんなふうに
言ってくれたんです。

「松谷さんも、ちゃんと儲けてほしいし、
損してまでやってほしいとは思ってない。
いけるところまででいいですよ」

その言葉を聞いたとき、
ああ、すごくいい関係やなぁ…と思いました。

結果的には、
お互いが納得できるところで折り合いがつきました。

世の中には、いろんな関係性があると思います。

自分だけが勝って、相手が負ける。
相手が勝って、自分が負ける。
お互いが負ける。
そして、お互いが勝つ。

この4つがあるとしたら、
長くうまくいくのは、やっぱり
「お互いが勝つ」関係なんやと思います。

以前、研修で学んだことを思い出しました。

相手を負かそうとすると、
結局、自分も負ける。

一時的には得したように見えても、
長い目で見ると、信頼を失って、
結果的に「負け負け」になってしまう。

今日のやり取りは、
お客さんは「安くなってよかった」
こちらは「ちゃんと利益が残った」

まさに、勝ち勝ちの関係やなと思いました。

これは、お客さんとの関係だけじゃありません。

職人さんとの関係も同じ。
どちらが上とか下とかじゃなくて、
一緒にいい仕事をして、
お互いがちゃんと報われる関係。

パートナーさんや外注さんとの関係も同じ。
どちらかが我慢する関係ではなくて、
「一緒に頑張ろう」という関係でありたい。

人って、どうしても
「相手に勝ちたい」
「損したくない」
という気持ちが出てきます。

でも、そこは一度立ち止まって、
「どうしたら、お互いが勝てるか」
を考える癖をつけていきたい。

今日の出来事は、
そんな原理原則を、改めて
思い出させてくれました。

徹夜明けでヘトヘトですが、
心は少しあったかくなった出来事でした。

また今日も、ひとつ学び。

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