News

ペンのアイコン

たかが数分に出る、その人の姿勢

今日は朝からスタッフを駅に迎えに行き、
そのままお客さんとの打ち合わせへ向かう予定でした。

前日にスタッフへはこう伝えていました。

明日の朝8時ころに駅に集合で。

実際のところ、8時でもそのあとの
打ち合わせまでは余裕があったので、
電車の時間に合わせて決めてくれたらOKという状況でした。

そして当日。

そのスタッフが駅に来てくれたのは7時58分。
時間ぴったり、いや少し早めですね。
けれど、ふと気づきました。
8時03分に到着する電車もあったんです。

もしそちらを選んでいれば、
もう20分朝ゆっくりできたそうです。

到着時間の差はわずか5分。たかが数分の違いです。
でも、この「たかが数分」が実はすごく重要なんやなと感じました。

2分前に来るのか。3分過ぎに来るのか。

数字だけ見れば、ほとんど誤差みたいなものです。

けれど、その選択の中には、その人の姿勢がにじみ出る。
そんな気がしました。

このスタッフはきっと、20分ゆっくりすることよりも
ちゃんと時間を守ることを選んだんやと思います。

少し余裕を削ってでも、約束の時間に合わせてくる。
そこには、言葉ではない誠実さみたいなものがあるなと
感じました。

結局、人ってこういう些細なところに出るんですよね。

大きな場面よりも、
ちょっとした時間感覚
ちょっとした気遣い
ちょっとした行動

こういう部分に考え方や姿勢が表れる。
そしてこれは、隠そうと思っても隠せない。

怖いけど、面白いところでもあります。
とはいえ。自分も人のことは言えません。

できている時もあれば甘くなっている時もある。
だからこそ、人を評価するための話ではなく
自分を振り返るための話として受け取りたいなと
思いました。

たかが数分。されど数分。

今日の朝、そんなことを考えさせられました。

ペンのアイコン

持つ時代か、シェアする時代か

今日は特に考えがまとまっているわけではないんですが、
少し今の自分の構想について書いてみようと思います。

世の中の流れを見ていると、いろんなものの
価値観が変わってきているなと感じます。

以前は、車を持つことがひとつのステータスであり、
夢でもあった。それが今ではカーシェアリングという
選択肢が当たり前になりつつある。

家についても同じです。
夢のマイホームという考え方は今も残っているものの、
シェアハウスという住まい方が自然に受け入れられる
時代になっています。

つまり、「持つ」から「シェアする」へ。
そんな流れが確実に強くなっている気がします。

このことを強く意識したのは、
先日の勉強会でした。

23歳のガクさん。
シェアキッチンで間借りという形で、月に8日間だけ
カフェのオーナーとして活動されている。

この働き方というか、この在り方が、
もしかすると今後のスタンダードになっていくのかもしれない。

そんなことをふと思いました。
もしそうだとしたら、僕たちの仕事の捉え方も
少し変わってくるのかもしれません。

これまでの「お店をつくる」という考え方に加えて、
「シェアキッチン」「シェアカフェ」「シェア空間」
をつくるというのも、ひとつの大切な手段になり得る。

うちは、1万人の挑戦者を生み出し、
1万店舗の繁盛店をつくるというビジョンを
掲げています。

その視点で考えると、シェアキッチンで
自分の腕を試すことも、間違いなく「挑戦」です。

決して遠回りではないし、立派な一歩。
そう考えることもできます。

ただ一方で、現実的な疑問も浮かびます。
月に数日間だけその場所を使うとして、
残りの日はどうやって収入を得るのか。

副業として成り立たせるのか。
いくつもの場所を移動しながら活動するのか。

このあたりは、まだ自分の中でも整理しきれていません。

そしてもうひとつ。

もしシェア型の働き方が主流になったとき、
個人のブランド力は今以上に重要になるはずです。

場所に頼れない。
看板に頼れない。
完全に「人」で勝負しなければならない世界。

それはそれで、ハードな世界でもあります。

そう考えたときに、改めて「自分のお店を持つ」
という選択肢についても考えさせられます。

リスクを背負ってでも、
大きな投資をしてでも、
お店を持つメリットとは何か。

好きな空間をつくれる。
地域とのつながりが生まれる。
ファンが蓄積されていく。
目に見える資産、目に見えない資産が積み重なっていく。

こういった価値は確かに存在します。

でも、それが投資に見合うだけの魅力として、
これからの時代にも通用し続けるのか。
そんなことも少し考えてしまいました。

この話に、特別な結論はありません。

ただ、時代の流れをなんとなく感じながら、
これからどういう社会になっていくのか
その中で自分たちはどういう立ち位置でいるのか
もう少し先を見据えて、戦略を考えていきたい。

今日は、そんなことをぼんやり考えた一日でした。

ペンのアイコン

見せ方ひとつで、売上は変わる

今日は、ちょっと面白いなあと感じた話を
書いてみようと思います。

うちのお客さんのところで、
ゲストハウスを運営されている方がいます。
その一角に、以前カフェスペースがありました。

ただ正直なところ、そのカフェは
あまりうまくいかなかったようで、
長い間、ほとんど使われていない状態が
続いていました。

そこで約1年前、少し手を入れさせてもらいました。

何を変えたのかというと、キッチンを店頭側に持ってきたんです。

以前は、外から見たときに
「ここがカフェなのかどうか」
が分かりにくい状態でした。
営業しているのかどうかも、正直伝わりにくい。

そこで、ここはカフェですよ
ちゃんと営業していますよ

というのが自然に伝わるように、キッチンを手前に出し、
メニューも見えやすく整理しました。

それだけの変更です。

料理の内容を大きく変えたわけでもない。
オーナーが変わったわけでもない。
変わったのは、「見え方」です。

そして約1年後。
売上はどうなったのかというと、
以前の2〜3倍になっているとのことでした。

これって、本当に興味深い話やなと思います。

同じ場所。
同じ人。
ほぼ同じ料理。

それでも、見せ方ひとつで人の流れが変わり、
結果として売上も変わる。

やっぱり、
何屋さんなのか
営業しているのか
人の動きがあるのか

そういったことがパッと伝わることは、
想像以上に重要なんだと思います。

どれだけいいものを提供していても、
そもそも気づいてもらえなければ存在しないのと同じ。

この物件の変化から、改めてそんなことを感じました。

だからこそ、最初の設計段階で、
どう見えるか
どう伝わるか
ここを織り込んでおくことが、
とても大切なポイントなんだと思います。

お店づくりを考えている方にとって、
少しでも参考になれば嬉しいです。

ペンのアイコン

自信は才能じゃなく、環境から生まれる

昨夜の勉強会のゲストスピーカーは、23歳のガクさんでした。

この年齢で、間借りという形でカフェを始めている。
その事実だけでも、本当にすごいなぁと感じます。

自分で商売をする。言葉にすると簡単ですが、
実際にはなかなか踏み出せるものではありません。

勉強会の中で、よくある質問を投げかけてみました。
「不安はなかったんですか?」
「最初から自信はあったんですか?」

すると彼は、迷いなくこう答えました。
「自信はありました」
「根拠のない自信ですけどね」

この言葉が、妙に印象に残りました。

自信って、いったい何なんやろう。
改めて考えてみると、自信というのは誰かから
与えられるものではなく、結局は自分の捉え方
なんだと思います。

自信があると思えばあるし、ないと思えばない。
極端な話、考え方ひとつです。

では、なぜガクさんはその自信を持てていたのか。

もちろん、行動量や経験、失敗の数も
関係しているはずです。

でもそれ以上に、大きな要素がある気がしました。
「環境」です。話を聞いていると、
家庭環境の影響がとても大きかったように
感じました。特にお父さんの存在。

「やってみたらええやん」
「できるんちゃう?」

そんな空気の中で育つこと。
これって、想像以上に大きいと思うんです。

家庭環境は、自分では選べない領域です。
でも、大人になってからの環境は違います。

働く場所も、付き合う人も、どんな会話の中に身を置くかも、
ある程度は自分で選ぶことができる。

ここがすごく重要やなと思うんです。
僕自身も、これまでたくさんの人と関わってきました。

その中で、はっきりしていることがあります。

愚痴ばかり言う人。
文句ばかり言う人。
否定から入る人。

正直、あまり一緒にいたいとは思いません。
なぜなら、そちらの空気に自分が引っ張られていくから。

逆に、

どうしたら良くなるかを考える人。
前向きな話ができる人。
建設的な会話ができる人。

そういう仲間とは、自然と時間を共有したくなります。

人間は、本当に環境の影響を強く受ける生き物です。

だからこそ、
どんな環境に身を置くか
どんな人と関わるか
これは、自分で意識的に整えていく必要があるんやと思います。

自信も、行動力も、考え方も。
実は環境によって、かなり左右されているのかもしれません。

自分の環境は、自分で選ぶ。
シンプルですが、とても大切なことやなと感じた夜でした。

トップへ