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90年前の木材が新しいお店で生きる
今、「niku to spice」というカレー屋さんの改装工事を進めています。
女性がふらっと立ち寄りたくなるような雰囲気でありながら、
落ち着きと趣を感じられる空間にしたいと考えています。
アンティークの家具を置いたり、素材にもこだわってデザインをしています。
今回の現場で特徴的なのは、玄関枠に使っている木材です。
実はこれ、今から85年〜90年ほど前に製材されたもの。
以前に関わらせてもらったリフォーム現場で解体の際に出てきた木材を、
大切に保管していたものなんです。
解体業者さんであればおそらく「古いから」「使い道がないから」
と捨ててしまうだろうと思います。でも僕はその木材に強い可能性を感じていました。
歴史を重ねてきた木は、ただ古いのではなく、
磨けば美しい表情を見せる。だから大事に残しておいたんです。
実際に加工して磨いてみると、ぱっと見は新品のようにきれい。
それでいて、80年や90年という時間を刻んできた深みが感じられる。
この木は一度は役目を終え、捨てられるはずだったものですが、
再び新しいお店で命を吹き返すことになりました。
こうやって一見価値がないように見えるものに手を加え、
再び光を当てていく。中古の家を蘇らせる仕事にも通じますが、
僕はこういうところにものづくりの面白さを強く感じています。
今回の木材も、このカレー屋さんの玄関枠として、
これからまた多くの人の目に触れていくことになります。
90年の時を超えて生き続ける木。そこに関われることを、とても嬉しく思っています。
継続はなぜこんなにも難しいのか
「継続は力なり」
とはよく言われますが、
実際に続けることほど
難しいものはありません。
ダイエット、
運動、
勉強、
読書…。
最初は「よし、やるぞ!」
と意気込んでも、
気づけば数日でフェードアウト。
まさに三日坊主という言葉が
ぴったりですよね。
これは誰もが一度は
経験したことがあるはずです。
だからこそ
「続ける」
ことに悩むのは、
決して自分だけではありません。
正直に言えば、
私も過去に
継続できなかったことは
たくさんあります。
今もです。
ただ、
その中でも
「これは続けられた」
というものがありました。
じゃあ、なぜそれはできたのか?
考えてみると、
大きく2つのコツが
あると気づいたんです。
1. スモールステップで始める
まず大切なのは、
とにかくハードルを下げて
「1秒2秒でできること」
から始めること。
例えば
「本を毎日読みたい」
と思ったとき、
いきなり「毎日1時間読む」
と決めても、
ほとんどの人は
挫折してしまいます。
そこで、
最初は「本を開いたらOK」
と自分にルールを設定する。
これなら続けられるし、
少しずつ
「今日は1ページ」
「今日は3ページ」
と自然に量を
増やしていけます。
小さな成功体験の積み重ねが、
自信につながり、
気づけば
習慣になっていくんです。
2. 仲間を巻き込む
もうひとつのコツは
「仲間の力を借りること」。
人はどうしても
1人だと楽な方に
流れてしまいます。
でも、
誰かと一緒にやることで
「やらなきゃ」
とスイッチが入る。
また
「今日はできたよ」
と報告したり、
逆に励まし合ったりすることで、
継続の力が
ぐんと強くなります。
これは
運動や学びでも同じ。
仲間の存在が
背中を押してくれるからこそ、
続けることができるんです。
継続は
才能ではなく工夫
続けられる人と
続けられない人の違いは、
才能ではありません。
大切なのは「工夫」。
つまり、
スモールステップで始めること、
仲間を巻き込むこと。
この2つを意識するだけで、
継続の難しさは
ぐっと軽くなります。
「続けられない自分はダメだ」
と落ち込む必要はありません。
ちょっとした工夫で、
誰でも継続できるようになります。
今日からできるのは――
まずは
「1秒でできること」
を決めてみること。
そして、
そのことを誰かに
宣言してみること。
その一歩が、
未来の自分を
変えていきます。
完成前の空間で味わう夢のパーティー
先日、インスタライブを行いました。
ゲストはカフェマナビの桑名さん。
いつもは弊社から配信しているのですが、
今回はせっかくなので改装工事をさせていただいている
カフェマナビさんの3店舗目、カレー屋さんの現場からお届けしました。
ライブが終わったあと、桑名さんと一緒に
現場で話をしていたときにふと感じたことがありました。
今は何もない殺風景な空間だけれど、
これから壁ができて、造作が加わり、人が集まる場所になっていく。
やがて賑わいが生まれていく。
そう考えると、この場所にはすごく
夢が詰まっているなと思ったんです。
その気持ちをみんなで共有したくて、急きょ
小さなパーティーを開きました。急な誘いにも関わらず、
参加してくださったのはなんと約10名も。
普段は現場作業で使っている台をテーブル代わりにしたり、
足元もまだ整っていない状態での開催でしたが、
それがかえって面白く、心に残る時間になりました。
完成してからのお披露目パーティーではなく、
「これから作っていくぞ」という途中段階での集まりは、
なかなか味わえない体験だったと思います。
人が挑戦している姿、チャレンジしている瞬間には
やっぱり力があります。そういう空間に立ち会えることは
とてもありがたいことだと感じました。
この現場は珍しく、僕自身が大工として
1から10まで関わっている仕事です。
もう数年ぶりになりますが、汗びっしょりになりながら、
せっせと手を動かしています。完成したらまた改めて
ご案内しますので、楽しみにしていてください。
思いを形にするまでに必要なこと
「思い」は誰にでもあります。
でも、
その思いは
頭や心の中にあるだけでは、
決して人には伝わりません。
だからこそ大切なのは、
その思いを
言葉にして明文化すること。
「なぜそれをしたいのか」
「誰のためにやるのか」
「何のために取り組むのか」
――ここをしっかり
掘り下げていくことが、
事業を進めるうえで
欠かせない第一歩だと思います。
1. 思いを明文化する
「思い」は
漠然としたままでは、
自分自身さえ
見失ってしまいます。
だからこそ、まずは
紙に書き出してみることが大事。
- どうしてそれをしたいのか
- 誰を幸せにしたいのか
- それが実現したらどんな未来になるのか
言葉にすることで、
ぼんやりしていた思いが
形を帯びてきます。
2. 小さな行動に移す
思いを明文化できたら、
次に大事なのは
小さな一歩を踏み出すこと。
大きなことを
いきなりやろうとすると、
なかなか前に進めません。
「まずは誰かに話してみる」
「SNSに書いてみる」
「メモをまとめてみる」
――本当に些細なことで
構わないんです。
小さな行動を
積み重ねていくことで、
思いが少しずつ
現実の形を帯びてきます。
3. 人に伝える
そして大切なのは、
思いを人に伝えること。
「自分はこんなことを考えている」
と誰かに話してみると、
不思議なことに共感してくれる人や、
力を貸してくれる協力者が
現れることがあります。
最初は赤子のように
頼りない思いでも、
仲間と一緒に育てていくことで、
次第に強い輪郭を持ち、
事業や活動の軸となっていきます。
思いは
伝えて育てるもの
まとめると、
思いを形にするためには
この3つのステップです。
- 明文化する
- 小さな行動に移す
- 人に伝える
この繰り返しによって、
思いはどんどん育ち、
やがて揺るぎない
形になっていきます。
だからこそ、
スタートは
「思いを言葉にすること」。
そこから
すべてが始まります。