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一緒に作ることで生まれる自分ごと化

もっとお客さんに来てほしい。
もっと多くの人に知ってもらいたい。

お店を経営していると、誰もがそう思う瞬間があります。
だからこそ、フランチャイズ化したり、SNSで発信したりと、
認知を広げようとする努力を続けていくわけです。

けれども、よく見てみるとその努力をしているのは、
多くはオーナー本人だけなんですよね。

実際、働いているスタッフさんやアルバイトさんの中には、
料理や商品に対して強い思い入れを持っていない人も
少なくありません。だからこそ、オーナー自身が
頑張り続けないといけない構造になってしまう。
これはどんな業種にも共通している課題だと思います。

弊社もしかりです。

じゃあ、どうすればスタッフさんにも
自分ごととしてお店や商品に関わってもらえるのか。

その答えのひとつは「一緒に作ること」だと思うんです。

一緒に料理を考えたり、一緒にメニューを作ったりすることで、
その人の中に「自分もこのお店の一部なんだ」
という感覚が芽生える。
そうなると、自然と自分から宣伝したくなったり、
お客さんに勧めたくなったりするんですよね。

ただ、これを実践するのは簡単ではありません。
プロのシェフなら30分でできることが、
一緒にやることで2時間かかることもある。
効率だけで見れば、正直「自分でやった方が早い」
と思ってしまいます。

でも、そこであえて時間をかけて一緒に作ることで、
その人の中に愛着や責任感が生まれる。
このプロセスを省いてしまうと、
結局人が育たないんですよね。

これは飲食業だけではなく、
僕たちの仕事にも同じことが言えると思います。
お店づくりの現場でも、つい「自分がやった方が早い」
と思ってスタッフを巻き込む時間を取れていないことがある。
でも、本当の意味でチームで成長していくためには、
寄り添って一緒に考える時間が欠かせないと感じました。

効率を優先するのか、時間をかけて一緒に育てるのか。
どちらが正解というわけではありませんが、
僕は少しずつ「一緒に作る時間」を増やしていこうと思います。

たとえ時間がかかっても、その中で生まれる自分ごと化が、
お店も、チームも、そして会社全体を強くしていくはずだからです。

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DX伴走支援、半年間の挑戦が始まります

今日は少し新しい取り組みについて書いてみようと思います。

奈良県で「DX推進セミナー」という取り組みがありました。
県が主催して、地元企業のデジタル化や
業務効率化を支援していくというものです。
その情報を知って、少し興味を持ったのでエントリーしてみました。

最初のセミナーには約40社ほどの企業が参加していました。
その中から10社が選ばれ、次のステップとして
プロの伴走支援を受けられることになったんです。
ありがたいことに、うちもその10社のひとつに選んでいただきました。

今後は半年間、全6回ほどの個別面談を通じて、
専門家の方々に並走してもらいながらDXの取り組みを進めていく予定です。
今日はその初回面談の日でした。

1時間ほどの面談の中で、今の課題や、
半年間でどうなっていたいかを整理する時間がありました。
課題を挙げようと思えばいくらでも出てきます。
営業のこと、広報のこと、仕組みのこと、人材のこと。
本当に「あれもこれも」と思うところばかりです。

でも、「この半年で何を達成できたら一番よかったと思えるか」
という視点で考えたとき、自分の中で
はっきりと出てきた答えがありました。

それは「もっと多くのお客さんに出会いたい」ということ。
そして、「自分たちのサービスをもっと多くの人に届けたい」
ということでした。

僕自身、これまで営業経験もほとんどなく、
正直なところ勉強不足な部分も多いです。
けれども、だからこそ、この機会を通してその道のプロの意見を素直に吸収して、
半年間、真剣に取り組んでいきたいと思っています。

せっかく選んでもらったからには、必ず成果につなげたい。
そして、半年後に「やってよかった」と心から思えるような時間にしたい。
その過程をまたここでも少しずつ報告していけたらと思っています。

半年間の挑戦、どうぞ見守っていてください。

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考え方の違いが現実をつくる

ある経営者さんと話をしていて、改めて
「考え方の違いが今の現実をつくるんだな」と
感じた出来事がありました。

先日、弊社に銀行の担当の方が来られました。
「今こういう制度があって、ぜひ使ってみてほしいんです」と
新しい融資の提案をしてくださったんです。
いわゆる借入れの巻き直しのような制度で、
既存の融資にプラスアルファの金額を
上乗せして借りることができるというもの。

正直なところ、僕の中ではすぐに
「ぜひお願いします」とは言えませんでした。
借入が増えることへの不安や、
借入額が大きくなることへの抵抗感があったんです。

その話を、ある経営者の方に相談してみたんですね。
すると、開口一番
「借りたらいいやん。やりたいことあるんでしょ?」
と言われたんです。

僕がやりたいことというのは、以前から構想している
「長屋を改装して3店舗~4店舗ほどのテナントをつくる」というもの。
頭の中にはずっとあるけれど、なかなか踏み出せていない計画でした。

改めて自分の中を見つめてみると、
「失敗したらどうしよう」
「もしうまくいかなかったら…」
そんな思考が頭をよぎって、
一歩を止めている自分がいることに気づきました。

でも、今の僕は勉強会を通して
「勇気を持って一歩を踏み出しましょう」
と参加者の方々に伝えています。
それなのに、自分自身はその一歩をためらっている。
言っていることと行動の間に矛盾があると感じた瞬間でした。

もちろん、勢いだけで進めるのは違うと思います。
けれども、前向きに行動してみることが
大事なんだと改めて感じました。

まずは銀行の担当の方に「お願いします」と伝えること。
そして、不動産屋さんに具体的な物件の相談をしてみること。
この二つを今週中に進めてみようと思います。

人と話すことで、自分の中の「思考のクセ」
に気づかされることがある。
やっぱりこうやっていろんな人の考えに触れられるのは、
本当にありがたいなと思いました。

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大手と中小企業の差を考える

大手と中小企業の違いって何だろうなと、

ふと考えることがあります。

大手と聞くと、採用力・生産力・対応力・商品力、

そして資本力があるというイメージがあります。

全国にチェーン展開していて、

どの店舗に行っても同じ商品やサービスが受けられる。

そんな「安定感」がある一方で、

どこか味気ないようにも感じていて、

正直少し距離を置いてきた自分がいました。

例えば昼ごはんを食べるにしても、

チェーン店よりも個人でされているようなお店を選ぶことが多い。

手間をかけて丁寧に作られたものに惹かれる自分がいます。

でも、そんな大手も最初はみんな

「小さな個人商店」から始まったはずです。

そこからなぜ、今のような大きな企業へと成長したのか。

答えはまだ自分の中ではっきりとは出ていませんが、

一つ言えるのは「ヒット商品を生み出した」ということ。

つまり、多くの人に必要とされた

商品やサービスを提供できたということです。

「このカレーが食べたい」「この商品を買いたい」

「このサービスを受けたい」と思う人が増えたからこそ、

拡大していった。それが事実なんですよね。

僕は最近、その「事実」から

目を背けてはいけないなと思うようになりました。

もし自分たちの商品やサービスがもっと良いものであれば、

もっと多くの人に求められるはず。そうなれば自然とお店も増え、

事業も広がっていくはずなんです。

逆に、客数が伸びていない、売上が変わらないというのは、

どこかで「商品開発の努力を怠っている」サインなのかもしれません。

もっとできることがある。もっと磨けることがある。

経営って、本当に考えることが多いです。

あれもこれも、どれも大事。

頭の中がいっぱいになることもしばしばあります。

でも、悩みながら、立ち止まりながらも考えること。

それ自体が次への一歩なんだろうなと思っています。

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