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続けることでしか得られない信頼がある

僕が工務店を始めたとき、 
「まずは結果を出さないと」とずっと焦っていました。 

たくさんのお客さんに来てもらうこと。 
売上を上げること。 
見える数字に追われていた部分も正直あります。 

でも、仕事を続けていく中で、少しずつ気づいてきたことがあります。 

信頼って、“続けること”の中でしか生まれないんだなということです。 

初めてのお客様に「この人に任せてみよう」と思ってもらえるのは、 
ホームページかもしれないし、SNSかもしれない。 

でも、リピートしてもらえるかどうか。 
「またお願いしたい」と思ってもらえるかどうかは、 
一回きりの仕事じゃなく、積み重ねが決めてくるんです。 

例えば、こんな経験がありました。 

あるお客様の案件を無事に終えて、 
それっきりになるかなと思っていたら、数ヶ月後にまた連絡が来たんです。 

「今度、知り合いが工事を考えていて」 
そうやって、紹介をいただけた。 

それがすごく嬉しかったし、 
何より「ちゃんと信頼されてたんやな」って実感できた瞬間でした。 

信頼は、すぐには得られません。 

でも、 
・約束を守る 
・小さなことも丁寧にやる 
・連絡をこまめにする 

そんなことを、ひとつひとつ積み重ねていくうちに、 
「この人に頼めば大丈夫やろう」と思ってもらえるようになっていく。 

これは、技術だけでは手に入らない価値です。 

どれだけ腕があっても、どれだけセンスがよくても、 
続けていなかったら届かない信頼があると、僕は思っています。 

うちのお客さんの多くは、リピートや紹介でつながってくれています。 

これは、派手な広告を打つより、 
ずっと自分らしく、ありがたい形やと思っています。 

焦らなくて大丈夫。 
一歩ずつ丁寧に積み重ねていけば、 
「またお願いしたい」と思ってもらえるようになる。 

信頼は、続けていく中で、ちゃんと育っていきます。 

 
#信頼の積み重ね #工務店経営 #お店づくり #リピートと紹介 

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「夢を口にするのって、怖い?」

誰しも、心の中に「こんなことしてみたい」 

「いつかこうなれたらいいな」って思い描いてることがあると思うんです。 

でも、それを誰かに伝えるのって、 

意外とめちゃくちゃ勇気がいることですよね。 

なぜかというと、 

バカにされるかもしれない。 

笑われるかもしれない。 

「そんなの無理やん」って 

否定されるかもしれない。 

そんな怖さがあるから、 

つい胸の奥にしまったまま、誰にも言わずにいる。 

だけど、本当にそれでいいのかなって、僕は思うんです。 

僕自身もそうでした。 今もそうです。

「日本一の工務店になる」なんて言うことが、ものすごく怖かった。 

「なにを言ってるんや」 

「どうせむりやって」 

そんなふうに思われるんじゃないかって、 

正直ビクビクしてました。 

でも、それでも言うようにしました。 

「僕は日本一の工務店になる」って。 

なぜなら、言わなかったら、 

誰もそれを知ってくれないし、 

自分自身も「そこを目指す」って 

覚悟を持てなかったから。 

言葉にすることって、不思議な力があります。 

心の中で思っているうちは、ふわふわしていて、 

現実味がなかったものが、 

「言葉」として誰かに伝えることで、 

急に輪郭を持ちはじめる。 

そして、そこから行動が少しずつ変わって、 

やがて仲間や協力者が現れてきたり、 

チャンスが舞い込んでくるようになる。 

言わないと、何も始まらないんです。 

もちろん、勇気がいります。 

だからこそ、僕は思うんです。 

「夢を語る人を、笑うような人とは、距離を置いてもいい」って。 

あなたの夢を、笑わずに聞いてくれる人、 

「いいやん、それ!」って背中を押してくれる人と、 

ぜひつながってください。 

きっと、そういう人たちが集まってくる環境が、 

夢を現実に変える土壌になっていきます。 

大丈夫、あなたの夢は、あなたの人生の一部。 

誰に遠慮する必要もないし、 

誰かの人生を生きているわけでもないんだから。 

思い切って、口に出していこう。 

その一歩が、全部を変えていきます。 

焦らなくて、大丈夫です。 

小さくてもいい。つぶやくようでもいい。 

「こんなこと、してみたいな」って、 

口にしてみてください。 

夢の始まりは、いつも、そこから。 

 

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子どもの頃に憧れた背中。地域と「大人の姿」について

こんにちは。 
今日は、僕たちの会社の理念やビジョン、日々の想いについて綴っています。 

前回は、僕たちが描く未来の風景「人らしさがにじむ日本」についてお話しました。 
今回は少し、僕自身の原点の話をさせてください。 

■ 大工を目指したきっかけは、小学4年生 

小学4年生のとき、僕の家をリフォームすることになりました。 
その時に来てくれた大工さん。 
何気ない作業のひとつひとつが格好よく見えて、 
「こんな風に仕事をする大人になりたい」と思ったんです。 

それが、僕が大工を志した最初のきっかけでした。 

■ 技術ではなく、「姿」に憧れた 

当時はもちろん、道具の名前も、技術のすごさもわからなかった。 
でも、大工さんが働く姿、冗談を交えながら現場を動かす姿、 
そして親にも丁寧に説明してくれる姿が、子ども心にとてもまぶしく映りました。 

いわば、「あの背中」に憧れたんです。 

■ 地域には「憧れられる大人」がいるか? 

今、自分が大人になり、経営者になって感じるのは、 
子どもたちが日常の中で大人に出会える機会が、どんどん減っているということ。 

  • まちを歩いても、会話は少ない 
  • 働く姿が見える場所が減っている 
  • 大人たちがどこか疲れて見えることもある 

だからこそ、僕は思うんです。 
「楽しそうに働く大人の姿」が、地域に必要なんじゃないかと。 

■ 働く姿=生きる姿を見せる 

お店を持つって、もちろん不安もあるし、大変なことも多い。 
でも、その人が希望を持ってスタートして、生き生きと働いている姿は、 
地域に元気を与える存在になっていきます。 

そういう姿があれば、 
子どもたちは「大人って楽しそう」「仕事って前向きなものなんだ」って感じられると思うんです。 

■ だから僕たちは、お店づくりをしている 

僕たちが小さなお店づくりにこだわっているのは、 
ただ建物をつくるためじゃありません。 

そこにいる「人の姿」が地域ににじみ出ていく、 
そんな空間を一つひとつ増やしたいからです。 

それが、子どもたちの目に入る「背中」になれば、 
この仕事は本当に価値あるものになると信じています。 

次回は、「不安を分かち合うこと」について 

次回は、僕たちが施工や開業のサポートをするときに、 
「不安をゼロにする」のではなく、「一緒に整えていく」ことを大切にしている理由についてお話します。 

また読みにきていただけたら嬉しいです。 

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ひとりで抱え込まないために意識していること

僕が工務店を始めたとき、 
最初はすべて自分でやるのが当たり前やと思っていました。 

設計の打合せ、現場管理、職人さんとのやりとり、見積もり作成。 
毎日、目の前のことに必死で、気づけば朝から晩まで働いている。 
でも、やってもやっても終わらない感覚がありました。 

創業当初は、 
「自分が何をやってもナンバーワンでなければならない」 
そんな錯覚のような気持ちに縛られていました。 

今思うと、それは自信がなかったからこそ。 
誰かに任せるのが怖かったんやと思います。 

けどあるとき。 
体調を崩しかけたときに、 
「これ、続けていけへんかもしれん」と本気で思ったんです。 

自分ひとりで何でもやろうとしていたけど、 
そのとき気づいたのは、 
「自分なんて、ほんとに何にもできてないかもしれへん」という無力さでした。 

でも同時に、 
現場で支えてくれている人たちの存在にも気づけた。 

「あ、僕って、めちゃくちゃ助けられてるんやな」って。 

それから少しずつ、 
「自分でしなければならない」からの脱却ができるようになってきました。 

もちろん今も、 
人に任せるってめちゃくちゃ難しいです。 
任せる以上は責任もあるし、思う通りにならないこともある。 

葛藤は毎日あります。 

でも最近は、 
「人に頼っていいよ」って、 
自分に少しずつ言えるようになってきました。 

みんな、それぞれにすごい能力を持っている。 
自分の力なんて、ほんまにしれてる。 

だからこそ、信頼して、頼る。 

僕が意識しているのは、3つのことです。 

まず「頼っていい」と自分に許可を出す 
任せるときは“結果”じゃなく“プロセス”を見る 
“小さく任せる”ところから始める 

ひとりで全部やるのは、かっこよく見えるかもしれません。 
でも、「任せながら進めること」は、かっこ悪いことじゃない。 

それが、続けていくために必要な力やと僕は思っています。 

焦らなくて大丈夫。 
誰かを信じることで、自分も少しずつ強くなれる。 

 

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