ペンのアイコン

外観は、「入る前から感じてもらえるもの」だと思っています。

店舗づくりの相談を受けるとき、 
内装の話と同じくらい、僕が大切にしているのが「外観づくり」です。 

「外観って、どこまで力を入れたらいいんですか?」 
「お金かけるのもったいないですかね?」 

そんな相談もよくあります。 

でも、僕はいつもこう答えています。 

「外観って、お店に入る前から感じてもらえる“空気”なんですよ」と。 

お店に入る前に、 
人はそのお店の第一印象を、無意識のうちに感じ取っています。 

看板、ドア、窓の見せ方、壁の色、照明のトーン、植物の置き方。 

大きく装飾していなくても、 
「なんかここ、落ち着くな」「入りやすそうやな」という印象は、外観のちょっとした工夫で生まれます。 

外観は、言葉を使わないコミュニケーションやと思っています。 

そして小さなお店ほど、外観って大事になってくる。 

知らない人にとっては、 
「入る・入らない」の判断材料は、見た目しかないからです。 

僕が意識しているポイントを少しだけ紹介します。 

入りやすさをデザインする 

ドアが開けやすい高さや取っ手の感じ。 
中が見える窓の配置。 
小さな黒板や、手描きの案内ボード。 

ほんの少しの工夫で、 
「ここ、入っても大丈夫かな?」というハードルがぐっと下がります。 

店主のらしさがにじんでいるか? 

素材選びや文字の書体、色のトーンに、 
その人らしさが滲んでいるかどうか。 

お金をかけるかどうかよりも、 
「気持ちがちゃんと込められているか」の方が、絶対に伝わります。 

写真映えより、佇まいを整える 

流行の外観じゃなくていい。 
SNS映えしなくてもいい。 

でも、「ここにこの店があると、街がちょっといい感じになるな」って、 
そんな佇まいを目指すと、ファンが増えていきます。 

焦らなくて大丈夫です。 

外観って、完成させるというより、育てていく部分でもある。 

オープンしてから植物を置いたり、 
照明の明るさを変えたり、看板を描き直したり。 

そうやって、少しずつお店の空気を整えていける。 

「入る前から伝わるもの」それが外観やと思っています。 

 
#外観づくりの工夫 #小さなお店の外観 #第一印象は外から始まる #入る前の空気感 #店舗設計のポイント 

ペンのアイコン

ひとり営業の限界ラインと、休む勇気

独立してひとりで仕事をするようになると、 
全部を自分ひとりでこなすことになります。 

営業も、打合せも、現場も、発信も。 
ときには、経理やクレーム対応まで。 

「自由に働ける」というのはたしかなんですが、 
気づけばいつの間にか、どこにも休む余白がない 
そんな状態になっていたりします。 

僕自身も、独立したばかりの頃は
とにかく「頼まれたことは全部受ける」くらいの気持ちで動いていました。 

でもあるとき、ふと気づいたんです。 

  • お客様への返信が、1日、2日と遅れてしまう 
  • 細かい判断をするのに、やたら時間がかかる 
  • 現場での集中力が、なんだか続かない 

ほんと寝る間も惜しんで働きまくっていました。 

体は元気なはずなのに、頭も気持ちも動きが鈍い。 

めちゃくちゃ非効率。 

これってつまり、ひとり営業の限界ラインに差しかかってたんやと思います。 

休むって、こわいこと? 

「今休んだら、仕事が止まる」 
「お客さんに迷惑をかけるかもしれない」 
「自分が頑張らないと回らない」 

そんなふうに思って、無理して走り続けてしまうことって、ありませんか? 

でも、ある程度のところで休む勇気を持つことは、続けていくために必要な選択だと、僕は思うようになりました。 

僕が決めている、ひとつのルール 

今は、こんなふうに考えています。 

「仕事が滞りそうな時に、もっと頑張るじゃなく少し止まる、を選べる人でいたい」 

だから、意識して休むようにしています。 

  • 月に1回は、なにもしない日をつくる 
  • 休日にメールやLINEの通知をオフにする 
  • 仕事が詰まってきたら、納期をずらす勇気を持つ 

お客さんとの信頼があれば、 
ちゃんと話せば伝わることも多いです。 

最後に 

仕事って、がんばりすぎると、 
好きだった気持ちが見えなくなってしまうことがある。 

だからこそ、自分を守ることも、仕事のうち。 

焦らなくて大丈夫です。 
ひとりでやっているからこそ、 
ちゃんと休むことは「続けるための作戦」やと思います。 

ペンのアイコン

小さなお店こそ、「看板の力」を侮らない方がいいと思う。

お店をつくるときに、よく聞かれるのが 
「看板って必要ですか?」という質問。 

たしかに、SNSや口コミで集客する時代。 
「もう看板って古いんちゃう?」という感覚も、正直わかります。 

でも僕は、ずっと現場を見てきた中で、 
こう思っています。 

「小さなお店ほど、看板の力をあなどらん方がいい」と。 

理由はシンプルで、 
看板は、存在を知らせる最初の声かけやからです。 

とくに住宅街や路地裏、マンションの1階など、 
目立たない場所でスタートするお店にとって、 
看板があるかないかは「知られるかどうか」を分ける大きな要素になる。 

「ここにお店あるんや」 
「前から気になってたけど、勇気出して入ってみた」 

そんなふうにお客様に見つけてもらえる可能性を高めるのが看板です。 

大きくなくてもいい。 
光らなくてもいい。 

でも、そのお店らしさがちゃんと出ていて、 
「ここにいてますよ」って言ってくれる看板は、すごく強い味方になる。 

僕がいつも意識しているのは、 
「看板=営業中じゃなくても働いてくれるスタッフ」やということ。 

お店が閉まってる時間も、 
雨の日も、誰も通らない日も、 
ずっとそこにいて「ここにお店ありますよ」と伝え続けてくれている存在。 

だから、 
看板にお店の空気を詰め込んであげてほしいと思っています。 

手描きでもいい。 
木製でも鉄でもいい。 
素材はなんでもいいけど、 
らしさが滲むようなものを考えてもらえると、外観が生きてくる。 

SNSやWEBは「検索してくれた人」には届く。 
でも看板は、「たまたま通った人」にも出会いをつくってくれる。 

焦らなくて大丈夫です。 

看板は、コストをかけずに工夫できる部分もたくさんあります。 

大事なのは、 
「ここにお店がある」ことを、ちゃんと知らせること。 

それだけで、お店の未来が少し変わることもあります。 

 
#看板の力 #店舗設計の工夫 #小さなお店の集客 #お店づくりのヒント #見つけてもらう仕掛け 

ペンのアイコン

工場見学で感じた「会社は変われる」ということ

先日、とある工場の見学に行ってきました。
お邪魔したのは、経営者仲間の会社。

今や業績は毎年更新中で、

スタッフの離職もなく、

人間関係もすごくいい。

そんな会社を見せてもらいました。

正直、うらやましかったです。


僕自身も「業績も人間関係も両方いい会社をつくりたい」と

思って日々やっているけど、

なかなか思うようにいかない部分もまだまだたくさんあります。


そんな中で、何かヒントを得たいなと思って、

今回参加させてもらいました。

実はその会社も、

昔から今の状態だったわけではないそうです。


6年ほど前までは、毎月赤字続きで、

借金もあって、社内の雰囲気も決して良くはなかったと。
それを聞いたとき、思わず「めっちゃわかるわ〜」と頷いてしまいました。


自分たちも似たような経験をしてきてるし、

今も課題は山積み。

だからこそ、すごくリアルに感じたし、

他人事には思えなかった。

そこから一つひとつ課題に向き合って、

仕組みを整えて、時間をかけて会社全体が変わっていった。
そんな話を聞いて、あらためて思ったんです。
「会社って、本当に変われるんやな」って。

そして何より、

そこで働いているスタッフの皆さんが楽しそうで、

イキイキしていて、なんかもう…ほんまに幸せそうに見えたんです。


それを見て、「こういう会社をつくりたいな」と思ったし、

「まだまだ自分にもできることがある」と感じました。

もちろん、悔しさもありました。
「自分も一生懸命やってるはずやのに、何でやろ」って。
でも、そこに引け目を感じるんじゃなくて、

「まだ伸びしろがあるってことやな」と前向きに捉えたい。
そう思わせてくれたのも、

こうやって率直に語ってくれる仲間がいるからこそやなと感じています。

「変わるには、時間もかかるし、簡単じゃない。

でも、ちゃんと向き合って積み重ねれば、会社は変われる」

その言葉の重みと、目の前にあるリアルな姿に、

大きな勇気をもらった一日でした。

トップへ