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「この程度で…」って思ってたことが、いつの間にか武器になってた。
独立したばかりの頃、
よくこんなふうに思ってました。
「この程度の技術で、ほんまにやっていけるんやろか」
「自分のやってきたことなんて、大したことないし」
SNSを見れば、すごいことをやってる人がいっぱいいて、
同業でも実績も、知名度もある人ばっかり。
そんな中で、
自分がやってきた当たり前のことなんて、たいした価値ないと思ってました。
でも今になって思うんです。
「この程度」と思っていたことこそが、
お客さんから見たら安心できる理由やったんやなって。
たとえば、僕がずっとやってきたのは、
「現場をきれいに保つこと」
「時間や期日を守ること」
「一手間を惜しまないこと」
これって、すごい技術でもないし、
目立つことでもない。
でも、実際にお客さんが一番反応してくれるのは、
そういう当たり前をちゃんとやってくれる姿勢やったりします。
「現場がいつもきれいですね」
「説明がわかりやすくて安心できました」
「終わった後まで気持ちよかったです」
そんな声をいただくたびに、
この程度と思ってたことが、ちゃんと届いてるんやと気づかされます。
起業すると、
「強みを明確にしましょう」
「差別化が大事です」ってよく言われるけど、
僕は、特別じゃないことを、特別なくらい丁寧にやることが、
いちばんの強みになると思っています。
焦らなくて大丈夫です。
すごい技術がなくても、
話題になる商品がなくても、
あなたにとって当たり前のことが、誰かにとっての「選ぶ理由」になる。
まずは、自分が普段から大事にしていることに目を向けてみてください。
「この程度で…」の中に、ちゃんと武器は眠っています。
#起業の強みは自分の中にある
#当たり前を丁寧に
#小さな積み重ね
#自信の種の見つけ方
#自信の種の見つけ方
やってみないとわからない──工務店を始めて、そう実感しました。
独立前、僕はずっと悩んでいました。

「ちゃんと仕事もらえるやろうか」
「営業ってどうやるんやろ」
「そもそも、工務店としてやっていけるんやろか」
ずっと現場で大工としてやってきた僕にとって、
“工務店として独立する”というのは、想像以上にハードルが高く感じていました。
でも、今になって思います。
「やってみないと、ほんまにわからんかったな」って。
実際に看板を掲げて、
お客さんと打合せをして、現場を動かして──
やってみて初めて気づいたことばかりです。
・どんな人がうちを選んでくれるのか
・「施工力」だけじゃなく、「関わり方」がどれだけ大事か
・自分が得意なことと、まだまだ足りないこと
どれも、やる前にいくら考えても、想像の範囲でした。
もちろん、準備や下調べは大事やと思います。
でも、動いて初めて得られる答えって、たくさんある。
僕は最初、仕事をいただけたら全部引き受けていました。
それが効率よくなかったこともあるし、
今ならやらない判断をすることもある。
でも、あの時期があったからこそ、今の自分の判断軸があります。
「やってみないとわからない」という言葉って、
一見、投げやりに聞こえるかもしれません。
でも、僕にとっては、
すごくまっすぐでリアルな言葉です。
焦らなくて大丈夫です。
大きく踏み出さなくてもいい。
小さくてもいいから、動いてみる。
その動きのなかで、見える景色がきっと変わっていきます。
最初の一歩を踏み出したあの日の自分に、
いま僕はこう言いたいです。
「ようやったな。やってよかったな」って。
#工務店の独立
#やってみないとわからない
#起業初期の話
#起業初期の話
#自分で始めるということ
使える既存、使えない既存。残すか壊すか、その判断にいつも悩みます。
居抜き物件やリフォーム案件に入ると、
必ず出てくるこの問い。
「この部分、残せますか? それとも壊した方がいいですか?」
僕たちの会社では、
こういう既存をどう扱うかの判断を毎回、丁寧に行っています。
実は、この判断はコスト以上に感情が関わる部分でもあります。
なぜなら、
古いものには、その場所の歴史が刻まれているから。
むやみに壊して処分するのは、
どこか心が痛む瞬間もある。
だからこそ僕たちは、
「ただの古い」ではなく、
今の空間でもまた輝けるものかどうかを見極めるようにしています。
中でも、残せる可能性が高いのは、
やっぱり無垢の素材です。
無垢の木、鉄、左官仕上げ…。
使い込まれてこそ味わいが増すものは、
手を入れれば、また光りはじめるんです。
「塗り直すだけで、雰囲気がぐっと良くなった」
「削って整えると、見違えるような表情が出てきた」
そんな経験を何度もしてきました。
ただし、すべてを残せば正解ではありません。
以下のような視点から、
「活かす・整える・壊す」を慎重に判断しています。
1:意図的にデザインとして活かせるか
残しても中途半端な古さになってしまうと逆効果。
照明や床とのバランスで味わいに昇華できるかを見極めます。
2: 見えない部分がどうなっているか
解体してみたら下地がダメだった、というケースも多く、
耐久性も慎重に確認します。
3:直しても満足度が上がらないものは潔く手放す
「やっぱり気になる」ではなく「使って気持ちいい」を優先します。
リノベーションって、
壊してつくり直すだけじゃない。
その場所に刻まれてきた時間や空気を、
次の営みにそっと引き継げるかという問いでもあると思っています。
焦らなくて大丈夫です。
全部壊さなくていい。
全部残さなくてもいい。
いま必要な場所だけに、
もう一度ちゃんと息を吹き込めるかどうか。
僕たちはこれからも、
その目線を持ちながら、既存と向き合っていきたいと思っています。
#使える既存かどうか
#古いものの活かし方
#無垢素材の魅力
#壊すか残すか問題
#店舗設計の現場感
1人でまわすお店には、見えにくい落とし穴があると思っています。
「できれば、1人でお店をまわせたら理想なんです」
「人を雇うのは不安で…」
小さなお店を始めたい方の多くが、そう話されます。
僕もその気持ち、すごくわかります。
人を雇う責任もないし、コストもかからない。
自分のペースで、自分らしくやっていける。
1人でやるって、気軽なようで潔くて、かっこよくもある。
でも、1人経営には見えにくい落とし穴があることも、
これまでたくさんの現場を見てきて感じていることです。
今日はそんな「1人でやることの落とし穴」をいくつか紹介します。
① 「できてしまうから無理を続けてしまう」
体力的にもしんどくても、
「やれば回る」から、つい無理を重ねてしまう。
でも、それは続けていくには危うい状態。
特にオープン直後はテンションで乗り切れるけど、
3ヶ月、半年、1年と続けていくうちに、じわじわと疲れが溜まってくる。
② 頼れる人をつくらずに孤立してしまう
1人で全部やっていると、
困ったときに誰にも相談できず、視野が狭くなってしまう。
誰かに頼るって、
手伝ってもらうことだけじゃなくて、
「考えを整理する場」があることも含めて大事だと思っています。
③ 営業・経理・接客・清掃…全部自分になるプレッシャー
1人=自由だけど、
裏を返せば「サボれない」「休めない」。
真面目な人ほど自分を追い詰めてしまうケースも多いです。
④ 好きなことがやらなきゃいけないことに変わる瞬間がくる
お菓子づくりが好きでお店を始めたのに、
いつの間にか、仕込み・掃除・帳簿・発注に追われ、
「やりたかったことが、できてない…」となるケースもよく聞きます。
だからこそ、僕がいつもお伝えしているのは、
「1人でやる=全部を背負う、じゃなくていい」ということ。
設計の段階で、無理なく回せる動線を考える。
「やらないこと」を最初に決めておく。
必要に応じて、外注や周りの人の手を借りることも“戦略”にしておく。
1人経営って、自立じゃなくて「上手に頼れる仕組みづくり」やと思うんです。
焦らなくて大丈夫です。
がんばるのは素敵なことやけど、
「続けられること」こそが、一番すごいこと。
無理せず、長く、自分らしく。
そのための余白や支えを、最初から設計に組み込んでおく。
僕たちは、そんな視点を持って、これからもお店づくりを一緒に考えていきたいと思っています。
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#頼るも経営
#頼るも経営