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コンセプトがブレない空間は、やっぱり強いと思う。

「このお店、なんか好きやな」 
「すっと入ってこれた感じがした」 
「この雰囲気、ちゃんと考えられてるな」 

そんなふうに思える空間には、 
ちゃんとした設計の芯があると感じます。 

僕たちは現場や打合せで、よくこう考えます。 

「このお店が、どんな想いで始まって、 
誰に向けて、何を届けようとしているのか?」 

そのコンセプトがしっかりしていれば、 
設計は自然と決まっていくことが多いです。 

逆に、その軸が曖昧なままデザインを進めてしまうと、 
あとから「なんかちがうな…」という空間になってしまうこともあります。 

大事なのは、「見た目」より「伝わるかどうか」。 

たとえば── 

🔹 焼き菓子屋さんで、「手作り感」「ぬくもり」を大事にしたいなら 
→ 無垢の木、真鍮の取っ手、あたたかい照明で空気感を整える 

🔹 コーヒーを真剣に出したいなら 
→ 奥行きのあるカウンターと、丁寧な所作が映える照明計画を考える 

🔹 1人でお店をまわすスタイルなら 
→ 無理なく使える動線と、人の気配が近すぎない距離感を設計する 

つまり、空間をどう作るかの前に、 
「この場所でどんな関係をつくりたいか」を考えることが先なんです。 

そして、設計は「それを形にする作業」。 

もちろん、途中で迷うこともあります。 

でもそんなときは、 
最初に話してもらったきっかけや想いに立ち返るようにしています。 

焦らなくて大丈夫です。 

かっこいいお店にすることが目的じゃなくて、 
そのお店らしさがちゃんと空間ににじんでいることが一番大切やと思っています。 

僕たちは、そんな伝わる空間を、これからも一緒につくっていきたいと思っています。 

 
#コンセプトを空間にする #店舗設計の考え方 #伝わる設計とは #お店らしさを整える #設計の芯を持つ 

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お店に奥行きがあると、空間が落ち着いて見えます。

設計の現場でよく感じることがあります。 

同じ面積でも、 
「広く感じる空間」と「狭く見えてしまう空間」がある。 

その違いって、何が大きいかというと── 
「奥行きが感じられるかどうか」なんです。 

面積が限られている小さなお店ほど、 
奥行きをどう演出するかが空間の印象を左右します。 

僕たちが設計するときに、よく意識しているのは、 
「照明の落とし方」と「物の配置の抜け感」です。 

今日はその2つを、簡単にご紹介します。 

① 照明の工夫:「全部明るくしない」 

空間全体をまんべんなく照らすと、 
一見明るくて見やすいようで、 
空間が平面的に感じられてしまうことがあります。 

だから、僕たちはよくこうします。 

  • 手前の照明は少し落とし気味に 
  • 奥にかけて明るい照明を配置 
  • 店内にスポットの明暗をつくる 

そうすることで、自然と視線が奥へ抜けていって、 
空間に奥行き感が生まれるんです。 

ポイントは、「影を恐れないこと」。 
暗がりがあると、空間はより深く見えます。 

② 配置の工夫:「視線が“止まらない”ようにする」 

棚や什器を壁際に並べすぎたり、 
背の高いものを連続で置くと、 
視線が途中で止まってしまい、空間が詰まって見えることが多いです。 

そこで僕たちがよくやるのが、 

  • 一部だけ背の低い家具を使う 
  • 間に空白をつくる(ディスプレイ棚を抜く、什器に抜けをつくる) 
  • 壁面より斜めのラインに物を置いて、視線の流れをつくる 

視線が奥までスッと通る空間は、それだけで広く感じられる。 

面積を広げることはできなくても、 
「広がり」を感じさせることは、設計の力で十分つくれると思っています。 

焦らなくて大丈夫です。 

照明と配置。 
この2つを少し工夫するだけで、 
空間の印象は大きく変わります。 

僕たちはこれからも、 
面積以上の居心地をつくれるような設計を目指していきたいと思っています。 

 
#奥行きのある空間 #照明と配置の工夫 #小さなお店の広がり感 #視線の抜け設計 #店舗設計のポイント 

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設計の軸がブレると、使いにくい空間になってしまう。

店舗の設計で、僕たちがいつも大切にしていることがあります。 

それは、「設計の目的を最後までブレずに持ち続けること」。 

「この空間、なんか使いにくいな」 
「見た目はいいけど、なんか落ち着かないな」 

そんなふうに感じるお店って、 
たいてい設計段階で目的がぼやけていることが多いです。 

お店をつくるときって、 
途中でいろんなアイデアが出てきます。 

「こんなこともできるかも」 
「こういうのも素敵やな」 
「せっかくやし、これも入れとこうか」 

もちろん、アイデアが出ること自体は悪いことじゃない。 

でもそのたびに、最初に決めた誰のために、何のためにという軸がブレてしまうと、 
完成したときに「なんかちがうな」となってしまうことがあるんです。 

だから僕たちは、設計を進めるときに、 
いつもこう問いかけるようにしています。 

「この設計は、何のためのものですか?」 

パンを1人で焼いて販売するため? 
喫茶とテイクアウトの両立? 
静かに本を読める空間? 
活気のあるテーブル席? 

その目的が明確になっていると、設計もスッと決まっていきます。

たとえば── 

・作業動線は「最短距離」でいいのか、「お客さんから見えないようにする」のか 
・カウンターは「見せ場」にするのか、「奥でこっそり仕込みたい」のか 
・収納は「よく使う道具を見せる」のか、「すっきり隠したい」のか 

すべては「誰が、どう使うか」から考えることが大切なんです。 

デザインって、かっこいい空間をつくることじゃなくて、 
やりたいことをやりやすくすることやと思っています。 

焦らなくて大丈夫です。 

迷ったときは、「最初に思い描いたお店の姿」にもう一度立ち返ること。 

僕たちはこれからも、 
「見た目」よりも「使いやすさ」から設計を整えていきたいと思っています。 

 
#設計の軸を持つ #店舗づくりの基本 #目的に沿った空間づくり #迷ったら原点に戻る #使いやすさは設計で決まる 

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小さなお店でも、広く感じる空間はつくれると思っています。

店舗設計のご相談で、よくいただくのがこんな声です。 

「広さが限られていて…」 
「この面積でお店、成り立ちますかね?」 

もちろん、面積は変えられません。 
でも僕たちは、 
「広さ」よりも「広がり」をつくることができると思っています。 

実際、10坪以下の店舗でも、 
**「あれ? 思ったより広く感じる」**と言っていただけることがあります。 

今日はそんな、 
「小さいけど広く見せる」設計のテクニックをいくつかご紹介します。 

目線の抜けをつくる 

壁ばかりで囲まれていると、どうしても圧迫感が出てしまいます。 

だから、僕たちは空間のどこかに、 
ふっと視線が抜ける先をつくるようにしています。 

たとえば: 

  • 奥の壁だけ色を明るくする 
  • 窓やガラスで抜けをつくる 
  • 棚の背板を抜いて抜け感を演出する 

天井は全部上げるより、高低差を活かす 

空間に抑揚があると、視覚的に広さが感じられることがあります。 

思い切って一部の天井を高くしたり、 
梁を見せることで、空間にリズムが生まれます。 

家具や棚は軽さのあるものを選ぶ 

重量感のある家具で空間が詰まってしまうと、途端に狭く見えます。 

脚が細いテーブル、透け感のある棚、壁掛け収納。 
床ができるだけ見えていることが、広さの演出につながります。 

奥行きを意識した色づかい 

手前は落ち着いた色、奥に明るい色を持ってくることで、 
空間に遠近感が生まれ、奥行きが強調されます。 

照明は面で照らすより点で演出する

天井全面を明るくするよりも、 
スポットや間接照明を使って光の余白をつくる方が、空間に奥行きが出ます。 

「広く見せる」って、面積をごまかすことじゃなくて、 
感覚の中に広さをつくることやと思っています。 

焦らなくて大丈夫です。 

スペースが限られていても、 
空気の抜け方、光の落とし方、素材の選び方次第で、 
小さくても心地いいお店はちゃんとつくれます。 

僕たちはこれからも、 
「広さに頼らない設計」で、ちいさなお店を後押ししていきたいと思っています。 

 
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