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ハードは完璧、でもまた行きたいと思わなかった理由
先日、少しいいホテルに泊まってきました。
ロケーションもよく、料理も魅力的で、
何より「非日常」を味わいたくて、ちょっと奮発して。
でも、少しあともう少しという感じでした。
どこか惜しい、ソフト面
建物はとても素敵でした。
眺めも抜群で、内装も申し分なし。
けれど、最初の受付から「あれ?」という違和感が続きました。
誰も出迎えてくれない、受付がどこか分かりづらい、
ウェルカムドリンクもなんとなく出しただけな雰囲気。
スタッフの方も、悪いわけではない。
けれど、心がこもっている感じがしない。
「人」ってやっぱり大事
少しのごみ、乱れた芝生、バーの雑なセッティング
いい金額するのだからこそ、そういう
ちょっとしたことが気になるんです。
これはほんとに難しいと思う。
でも改めて感じました。
空間をつくるのは人なんだなと。
どれだけハードが良くても、
人の温度が感じられないと、
また来たいとは思えない。
自分たちの仕事にも重ねて
店舗づくりの仕事をしている僕にとって、
これは他人事ではないなと反省させられる体験でした。
立派な空間をつくるだけじゃなく、
そこにいる人の気配や心配りがあるかどうか。
それが最終的に「また来たい」に繋がる。
僕らも人の力を、
もっと大切にしていきたいなと思いました。
人が減るという「願いのカタチ」
最近、ふと思ったことがあって。
今日はちょっと個人的な考え方の話をブログに書いてみようと思います。
僕の趣味はキャンプです。
休みの日になると、ふと山に行きたくなったり、海を見に行きたくなったりする。
なぜか、自然の中に身を置きたくなるんですよね。
木々の音、海の匂い、風の肌触り。
そういうものに触れていると、
頭の中がすーっと空っぽになっていく感覚があって。
日々のバタバタした生活から、ふっと一歩身を引くような。
そんな瞬間に、ぽんと新しいアイデアが出てきたりもします。
僕はディズニーランドとかUSJみたいな、
「人がいっぱいいる場所」は、あんまり得意じゃないんです。
楽しいっていうのはわかるし、
家族で行こうとなれば「どうぞ、いってらっしゃい」ってなるけど、
自分は行かなくていいかなと。
正直、作り込まれたテーマパークよりも、
自然の不完全さとか静けさのほうに、癒される気がしてます。
自然を求める深層心理。
これ、僕だけじゃないと思うんですよね。
都会に住んでても、旅行は山や海に行きたいとか、
静かなところでのんびりしたいって人、多いと思うんです。
実際にそこに「住む」となると、
「コンビニが遠い」とか「買い物が不便そう」とか言って躊躇するけど、
「行きたい場所」としてはやっぱり自然の中。
多くの人の深層心理には、
自然の中にいたいという感覚が、
どこかにあるんじゃないかなと思うんです。
先日ある人が「人口減少は、人々の願望が形になった結果」と言っていました。
最初はちょっと驚いたけど、僕はその言葉にすごく納得したんです。
人混みが嫌だ、都会が息苦しい、もっと自然に囲まれた暮らしがしたい。
そういう「本音」があちこちにあって。
それが静かに、でも確かに積み重なっていって、
「人が少なくなっていく」という社会の流れになっているのかもしれないなと。
最後に
今日は「自然を求める気持ち」と「人口が減っていくこと」の関係について、
なんとなくですが、思ったことを書いてみました。
もしかしたら今の時代って、
僕たちの内側にある「本当はこう生きたい」という願いが、
静かに、でも着実に形になってきているのかもしれません。
自然の中で深呼吸するような生き方を、
僕自身もこれからもっと選んでいきたいなと思います。
木の扉を使うときに知っておきたいこと
店舗設計の案件などでも
「外からの入口の扉を木製にしたい」というご希望はよくいただきます。
たしかに、木製の扉は雰囲気がよく、
経年変化によって味も出てきますし、見た目もやさしく空間に温かみが出ます。
私たちも、木の建具(たてぐ)はよく採用しています。
ただし、木の建具にはメリットだけでなく、いくつかの注意点もあります。
今日はそのあたりをしっかりお伝えしたいと思います。
そもそも「木製建具」とは?
建具とサッシという言葉がありますが、
それぞれの意味を簡単に整理するとこんな感じです。
- 木製建具:大工や建具屋さんが現場に合わせて1点ずつ手作りする、木製のオーダードアのこと。デザインの自由度が高い。
- 木製サッシ:工場で製作される木の枠のサッシ。見た目は木だが、密閉性が高い。
- アルミサッシ:よく住宅で使われるアルミ製のサッシ。密閉性・気密性が高く、隙間風などを防げる。
木製建具のメリット
- デザインの自由度が高い(お店の雰囲気に合わせやすい)
- 木の風合いで空間に温かみが出る
- 時間とともに味わいが増す
- 比較的安価(サッシに比べると)
でも、気をつけたいデメリットもあります
① 気密性が低い
木は「生き物」とも言われるように、
湿気や乾燥によって微妙に伸び縮みします。
そのため、閉めたときに隙間が空いてしまうことがあります。
これはどうしても避けづらいポイントです。
② 隙間風が入る
特に冬場は、ドアの隙間から冷たい風が入ってきてしまうことがあります。
エアコンの効きにも影響するので、空調環境を気にされる方は注意が必要です。
③ 虫の侵入リスク
これは意外と見落とされがちですが、
小さな虫やゴキブリなどが隙間から侵入する可能性もあります。
防虫対策をしっかりしたい方にとっては、
木製建具のこの特性はあらかじめ知っておいたほうが良いでしょう。
金額感の目安
- 木製サッシ:60万〜80万円ほどが一般的
- 木製建具:30万円前後
木製建具は見た目もよく、価格的にも導入しやすいのが魅力です。
まとめ
木の建具は、雰囲気を大切にしたい店舗や空間にとって非常に魅力的な選択肢です。
ただし、その「ゆるやかさ」にはメリットとデメリットがあることを理解した上で、
用途や環境に合わせて選択するのが大切です。
「見た目を重視したい」か「密閉性・快適性を優先したい」か。
そのバランスを一緒に相談しながら決めていけたらと思います。
追い込まれたときに、人は一番伸びる。
最近ふと思ったんです。
「人間って、追い込まれたときに一番成長するな」と。
これは自分自身の体験から感じることです。
楽な環境、失敗しても誰も責めない状況、期限がない状態――
それは確かに安心かもしれません。
でも、成長という意味では、あまりにもぬるすぎるんです。
僕は22歳から27歳までの5年間、大工として修行をしていました。
当時の親方は、まだ全然できない僕に対して、
「これ、今日中に終わらせろ」といった無茶ぶりをよくしてきました。
最初は「無理やろ…」って思うことばかり。
でも、やるしかない。必死にやる。
そうすると、人間って本当にすごいもので――
「どうしたら早く終わるか」
「どうやったらもっと正確にできるか」
自然と頭がフル回転するようになるんです。
そのときに必死で考えたやり方、
そのときに出てきたアイデアって、
後になっても自分の中でずっと生きてるんです。
・スピードアップする方法
・他の人がどうやっているかへの興味
・もっといいやり方があるんじゃないかという探求心
全部、あの無茶ぶりがあったからこそ身についたこと。
今思えば、めちゃくちゃありがたい経験だったと思っています。
もちろん、ゆとりも大事です。
心が壊れそうになるほど追い込んでしまっては意味がない。
でも、ある程度の負荷って、やっぱり必要なんだと思います。
負荷があるからこそ、考える。
負荷があるからこそ、伸びる。
そして、成長しているときって、
実はめちゃくちゃ楽しいんです。
楽じゃないけど、楽しい。
その違いがすごく大きい。
「できるかどうか」じゃなくて「どうやったらできるか」を考える。
その思考回路は、追い込まれたときにこそ育まれます。
だから、もし今あなたが追い込まれているなら、
それは、成長のチャンスかもしれません。