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見積りにない「ひと手間」が、いちばん記憶に残る仕事になる

弊社はリフォームの仕事をしています。
店舗づくりも、新築ではなくリフォームがメインです。

新築の場合はすべてが新しくできて当たり前。
でもリフォームの場合はどうしても

新しくなる部分
既存のまま残る部分

この境目が生まれます。

はっきり分かれる部分もあれば、工事範囲としては
少しグレーな部分も出てくるんですよね。

例えば、窓枠を塗装する工事だったとして
「ここまで塗るか、ここは既存のままにするか」

電気工事で壁をめくるなら
「どうせならこの見えている配線も壁の中に
入れた方がきれいになるんじゃないか」

そんな場面が現場ではよくあります。

見積りには入っていないけれど
ついでにやっておいた方が絶対きれいになる

そんなグレーな部分。

実は、こういうところにこそ
仕事の本質があるんじゃないかと思うんです。

お客さんは、今回の工事に含まれているとは思っていない。
だからこちらから「やりましたよ」とわざわざ
言うこともない。

でも、完成後にふと気づいたとき
「あれ、ここもきれいになってる」
そんな瞬間があったとしたら。

それってちょっと嬉しい気持ちになると思うんです。

商売とは価値と価値の交換。

お客さんはお金という価値を支払い
僕たちは空間をきれいにすることや
ストレスを減らすこと
使いやすくすることという価値を提供する。

でもこの交換がぴったり同じ量だったら
実は感動は生まれにくい。

なぜなら
「お金を払って、それに見合ったサービスを受ける」
これは当たり前だからです。

じゃあどんな時にお客さんは喜んでくれるのか。

それは予想していなかったことが起きたとき。

見積りにないひと手間は
まさにそのひとつだと思っています。

もちろん、何でもかんでもサービスすればいいわけじゃない。
でもどうせやるなら、ここまでやっておこう
この方が絶対きれいになる
この方があとあと気持ちよく使ってもらえる

そんな視点で動けるかどうか。

ここが、お客さんとの関係性をつくる
分かれ道のような気がしています。

これは建築に限らず、どの業界でも同じことが
言えるんじゃないでしょうか。

「そこは関係ない」と切り分けるのか
「ついでにやっておこう」と一歩踏み込むのか

その小さな違いが
ただの取引相手になるか
またお願いしたい人になるか
を分けているのかもしれません。

リフォームの現場で、僕たちが大事にしているのは
そんな見えにくい部分の仕事だったりします。

参考になればうれしいです。

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映画館の本命商品はチケットじゃなかった    ポップコーンに隠されたビジネスモデル

世の中にはよく
「入り口商品」と「本命商品」
があると言われます。

たとえば
コストコは、商品販売の利益よりも年会費が本命
コンサートは、チケットよりもグッズや飲食が本命

こういう構造って意外といろんな業界にあるんですよね。

今日は休みだったので、家族で映画を観に行きました。

娘がどハマりしている映画があって、なんとこれで4回目。
「みんなにも観てほしい!」
ということで一緒に行ったんですね。

映画館といえば、定番がポップコーン。
でも僕は正直こう思いました。

「いや、ポップコーンって散らばるし、
掃除めっちゃ大変やん…清潔感も損なわれるし
なんでこんな売りにくそうなものが定番なんやろ?」

気になったので、ちょっと調べてみました。
すると分かったのが映画館って、チケット代だけじゃ
成り立たない構造になっているということでした。

映画館は

広い会場
音響設備
光熱費(特にエアコン)
人件費

とにかく固定費が莫大です。

しかもチケット代の多くは、
映画を作った側(配給会社)に流れるので、
映画館には利益が残りにくい仕組みになっている。

だからこそ映画館の本命商品は
「飲食」なんですね。

じゃあ、なぜ飲食の中でもポップコーンなのか。
ここがめちゃくちゃ合理的でした。

原価が異常に安い(トウモロコシ)
一気に大量に作れる
開演前の集中購入でもさばける
匂いが強くない(周りに迷惑が少ない)

さらにポップコーンは塩味があるので
喉が渇く
ドリンクが売れる

ここもポイント。

ドリンクも原価がめちゃくちゃ安い。
特に炭酸系は原価率が良い。

つまり
ポップコーン × ドリンク
このセットは、映画館にとって
最高に利益が残る組み合わせということです。

そう考えると、ポップコーンって
お客さんのためというより、映画館が
生き残るための仕組みとして採用されている。

ここがめちゃくちゃ面白いなと思いました。

そして、この考え方って僕たちの仕事にも
当てはまると思ったんですよね。

たとえば今の僕らで言えば
月1回の勉強会は「入り口商品」
安価でやっているので儲かるわけではない。

でもそこで信頼関係が生まれて
最終的に工事の依頼につながれば
そこが「本命商品」になる。

映画館と同じ構造ですよね。
他業界のビジネスモデルを観察すると
なるほど、こうやって利益を作ってるんや
うちの業界ならどう応用できるやろ?っていう
ヒントが日常の中にたくさん転がっています。

ポップコーンひとつでも、
実は経営の仕組みが詰まってる。

これからも日常の中にある当たり前を、
ビジネス視点で見ていきたいなと思いました。

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現実を変えたければ、習慣を変えるしかない|1日3万5000回の意思決定の話

人間って、1日に何回ぐらい意思決定を
していると思いますか?

なんと1日 約3万5000回
意思決定をしていると言われています。

つまり、いま目の前にある現実は
3万5000回 × 毎日 × これまでの積み重ね
でできている、ということなんですよね。

この3万5000回のうち、
もちろん意識して決めてることもあります。

でも実際は、ほとんどが
無意識
いつも通り
反射的
に選んでいることばかり。

だからこそ
現実を変えたいなら、行動を変えるしかない。
って話になるんやと思います。

僕はこの3年ぐらい
「習慣を変える」
ということに取り組んできました。

急に人生を変えるような大きな挑戦を
するんじゃなくてほんと些細なことからです。

始めた当初は、1秒〜2秒でできることから。
例えば
靴をそろえる
寝る前に少し読書する
よく噛んで食べる
そんなレベルです。

でもこういう小さな行動を
意識して変えるってことが
大事なんやと思います。

習慣って面白くて、続けてると
やらない方が気持ち悪くなる瞬間がきます。

僕の場合も
いまも継続できているものがいくつかあって
もうこれは完全に習慣になったな
って感じるものが増えてきました。

今は、毎日やっている習慣が20個ぐらいあります。

例えば
ブログを毎日書く
毎日、1日の目標を立てる
5000歩は歩くなどなど。

そして朝に
昨日できたかどうか
をチェックするんです。

丸が増えると達成感があるし
自分を承認できる。
これ、地味やけどめちゃくちゃ効きます。
逆に、チェックしないと元に戻る。
これはほんま痛感してます。

リストがないと
人間ってすぐ元に戻ります。

だから僕は
意識的に
意図的に
毎日チェックする
という仕組みを使っています。

もし今の現実が
ちょっと良くないな
変えたいなと思う状態なら
今の延長線上に、欲しい未来はありません。

未来を変えるなら
今を変えるしかない。

そして今を変えるなら
習慣を変えるしかない。
急に大きく人生を変えるのは難しい。
だからこそ小さく始める
続ける
途中で諦めない

これが一番大事やと思います。

現実を変えたいなら
特別な才能はいらない。
必要なのは
小さな習慣を変える勇気と継続する仕組み
それだけ。

僕自身、まだまだ途中ですけど
これからも習慣の力を信じて
積み上げていきたいと思います。

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DXは「何をやるか」より「何のためにやるか」

今日も奈良県主催のデジタルDX講座に参加してきました。

今回で5回目なんですが、毎回繰り返し
言われることがあります。
それは「DXは目的が大事」ということ。

5回とも同じことを言われていて、
逆にそこまで言うなら
そもそも目的って、どうやって考えるんやろう?
と気になってきました。
今日はその話をブログにまとめてみます。

目的って、結局「何のためにやるのか?」
という話なんやと思います。
つまり「〇〇のために」と言えるもの。それが目的。
ここが曖昧なまま進むと、結局やってることが
手段だけになってしまう。
気づいたら「何のためにこれやってるんやっけ?」
って迷子になる。
これはDXに限らず、何でも同じやなと感じています。

でも目的って、実は大きさがいろいろあるな
とも思います。例えば
「会社を良くするため」
「売上をもっと上げるため」
「もっと多くの人に知ってもらうため」
「問い合わせ数を増やすため」

こうして並べてみると、目的にもサイズがある。
そこで今日、講座の中で質問してみたんです。
目的って、大きい方がいいのか小さい方がいいのか?

返ってきた答えは「比較的大きな目的でいい」
という話でした。
これ、めちゃくちゃ腑に落ちました。

なぜなら、目的が小さいと
手段が狭まってしまうから。

例えば「問い合わせ数を増やすため」
って目的にすると、手段って限られてきます。
インスタを頑張るとか、広告を回すとか、
だいたいこのあたりが中心になりがちですよね。

もちろんそれが悪いわけじゃないけど、
選択肢が少ない状態になる。

でも目的をもう少し大きくして
「売上を上げるため」にすると、
手段が一気に増えるんです。

既存のお客様に会いに行くとか、
紹介が生まれる仕組みを作るとか、
商品やサービスを見直すとか、
新しい客層に届ける方法を考えるとか。
広告だけに頼らなくても、
やれることがどんどん出てくる。

つまり、目的が小さいほど手段が狭くなる。
目的が大きいほど手段の選択肢が増える。

これ、ほんまに大事な考え方やなと思いました。

何かを始めるときって「何をやるか」
「どうやるか」に意識が向きがちです。
でも本当はその前に「何のためにやるんやっけ?」
を考えることが大事。

目的が定まれば、
手段はあとからいくらでも選べる。
逆に目的が曖昧やと、手段に振り回されてしまう。

今日の学びはそんなところでした。

何かを始めるときほど、
一回立ち止まって目的から考える。
この習慣を大事にしていきたいと思います。

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