News

ペンのアイコン

一人では早く行ける、でも仲間となら遠くへ行ける

お店を続けていくと、どこかのタイミングで 

「人と一緒にやっていく」フェーズがやってきます。 

最初は1人で、 

商品の仕入れから接客、 

SNSの発信まで、 

すべてをこなしていたとしても、 

やがてパートさんに手伝ってもらったり、 

取引業者さんと関わったり、 

「人と一緒にやる」ステージが必要になってきます。 

そこで直面するのが、育成やマネジメントの壁。 

これは僕自身が今も感じていることです。 

自分の思い通りにはいかないし、 

伝えたつもりがうまく伝わっていないこともある。 

 
自分の未熟さが、相手に不満を生んでしまうこともあります。 

でもひとつだけ実感しているのは、 
「一人でやれば早く行けるかもしれない。でも、仲間となら遠くへ行ける」ということ。 

だからこそ、僕は「人と一緒に進む」ことを選びたいと思っています。 

最近よく聞くのが、 
「マネジメントはセンスじゃなく技術だ」という考え方。 

正直、僕はマネジメントのセンスがあるとは思っていません。 
でも、技術なら練習すれば身につく。 

 
車の運転やDIYと同じで、学べばできるようになる。 

そう思えると、気持ちも前向きになります。 

今も「この子はきっと伸びる」と感じるメンバーがいて、 
その人の成長を願いながら、僕自身も日々、学び続けています。 

育成やマネジメントは、簡単じゃないです。 
でも、人の成長に関わることは、自分の成長にもなる。 

きっとそれは、お店を長く続けていくうえで、 

避けては通れないテーマ。 

 
これからも、一緒に前に進んでいける仲間と、 

遠くを目指していきたいと思っています。 

#お店づくりの裏側 
#育成は技術 
#チームで成長する 
#マネジメント初心者 
#一人では遠くへ行けない 
#経営者の悩み 
#奈良から商いを 

ペンのアイコン

経営者にとって大事な「5つの視点」──今あらためて営業を見つめ直す

お店を経営するうえで大切な「5つの視点」があると言われています。 

それは、 

  1. 採用・育成(人をどう迎え、どう育てるか) 
  1. 営業(どうやって届けるか) 
  1. 商品開発(どんな価値を生み出すか) 
  1. 財務管理(お金の流れをどう掴むか) 
  1. 経営者マインド(戦略・ビジョン) 

どれも本当に大切で、 

どれか1つだけではバランスが崩れてしまいます。 

 
でも、いま僕自身が特に意識しているのは「営業」の部分です。 

というのも、うちはこれまで、 

紹介や既存のお客様からのご縁でお仕事をいただくことがほとんどでした。 

いわゆる「待ちの営業」です。 

 
ありがたいことに、それでも10年以上、 

コンスタントに依頼をいただいてきました。 

でもずっとどこかで思っていたんです。 
「これは自分でコントロールできていないな」と。 

紹介が途切れたら? 
タイミングが合わなかったら? 
売上が突然ストンと落ちるかもしれない。 
そんな不安が常に心のどこかにあるんです。 

だからこそ、これからは伝える力をもっと磨いていきたいと思っています。 

「営業」って、ゴリゴリ売り込むことじゃない。 
僕はそう思っています。 

「うちがどんな想いで、どんな仕事をしているのか」 
「どんな人に、どう役立てるのか」 
それをきちんと知ってもらう努力が、営業なんだと思います。 

つまりは、情報をきちんと届けるということ。 
だから、Instagramやブログ、YouTubeといったSNS発信も、 
地道なようで、実はすごく重要な営業なんですよね。 

「なんで新規のお客さんからの問い合わせが来ないんだろう?」 
そう思うときは、大抵情報が届いていないだけなんだと思います。 

 
知ってさえもらえたら、求めてくれる人はきっといる。 

だから、これからは仕組みとして営業を育てていくつもりです。 
無理に売り込まずとも、必要な人に自然と届いていくような仕組み。 

これは、経営者としてすごく重要な役割だと感じています。 

届ける努力をしていないのに、 

「来ないなあ…」って待っているだけでは、 

やっぱり限界がある。 

 
それを痛感しているからこそ、地道に発信を続けていく。 
そんな姿勢で、これからも向き合っていきたいと思っています。 

ペンのアイコン

経年劣化じゃなく、経年美化するお店をつくりたい。

うちは、お店づくりに関わる仕事をしています。 
店舗の設計や改装、内装づくりまで。 

いろんなお店のスタートに立ち会ってきました。 

そんな中で、いつも大切にしているのが 

「自然素材をできるだけ使う」ということ。 

 
なぜかというと、それは古びていくんじゃなくて、 

味わいが増していく素材だからです。 

たとえば、無垢の木を使ったカウンターや棚。 
最初は白っぽかった木が、 

1年2年と経つごとに飴色に変わっていく。 

お客さんが触れたり、スタッフが日々手入れしたり、 

使うたびにそのお店の歴史が少しずつ刻まれていく。 

漆喰や珪藻土といった塗り壁もそう。 
真っ白だった壁が、時間とともに少しずつ落ち着いた色味になっていく。 

手仕事ならではのムラや表情が、 

そのお店ならではの空気をつくってくれます。 

僕は、お店というのは「使いながら育っていく場所」だと思っています。 
建てた瞬間が完成ではなく、そこからが始まり。 

お客さんとのやり取り、 

日々の積み重ねの中で、 

少しずつお店の雰囲気も育っていく。 

 
その変化が「劣化」ではなく、 

「美化」であってほしいんです。 

例えば、小さな引っかき傷や、 

色のムラも、ぜんぶが物語になります。 
「あの時ここで撮った写真、まだあるよね」 
「このシミ、最初は気になってたけど、今はなんか馴染んでて好き」 
そんな風に、お店とともに思い出が刻まれていく。 

人工素材やビニール製品では、 

時間が経つと交換の対象になってしまうことが多いけれど、 

自然素材なら「使い込むほどに愛着がわく」。 

 
お店が生きているような、そんな感覚になります。 

もちろん、すべてを自然素材にするのは難しい場合もあります。 

予算やメンテナンスとのバランスも大事。 
でも、可能な限り「経年美化」する素材を選んでいくことで、 

お店が年月とともに深まっていく。 

 
それが、僕が目指すお店づくりのかたちです。 

せっかくなら、 

あなたの想いがちゃんと残っていくような、 

そんな空間を一緒につくりたい。 

 
10年後、20年後に「この店でよかったな」と言えるように。 

ペンのアイコン

小さな現場ほど、実は難しい

「小さい工事だから、すぐ終わるでしょう?」 
そんなふうに言われることがあります。 

確かに、工期は短いですし、 

面積だけを見れば作業範囲は限られています。 

 
でも、実は僕たち施工側からすると、 

小さな現場ほど難しさを感じることが多いんです。 

まず一つ目は、段取りの難しさ。 
小さな現場はスペースも限られていて、作業できる人数がごくわずか。 

たとえば1畳ほどのトイレリフォームの場合、大工、設備、電気、内装など、 

すべての職人が順番にしか入れません。 

作業を同時進行できないため、工程の組み方が非常にシビアです。 
少しの段取りミスや納品遅れが、工期全体に影響を与えてしまいます。 

そして二つ目が、利益を確保する難しさ。 
小規模工事でも現地調査・打ち合わせ・見積もり・材料手配・職人手配といった 

プロセスは大きな工事と同じように必要です。 

工事が1日で終わっても、それまでにかける時間は意外と多く、 

結果的に利益がほとんど残らない…ということも少なくありません。 
それでも「うちに頼んでくれた」という信頼には誠実に応えたい。 

だからこそ、手を抜けない現場でもあります。 

さらに三つ目。小さい現場ほど粗が目立つということ。 
たとえば2坪の美容室リフォーム。 

内装も設備も限られた空間の中で行うからこそ、 

仕上がりの美しさや使いやすさがとても重要になります。 
「このスペースでここまでできるんだ!」と感じてもらえるよう、 

細部まで神経を使います。 

逆に言えば、わずかなズレや気の抜けた仕上げが、 

全体の印象を大きく損なってしまうのです。 

そして最後に、どこまでやるかの線引き。 
小さな工事では、「これもついでにやっておきますね」と 

サービス精神が出てしまうことも多い。 

もちろん、それが喜ばれることもあるのですが、 

積み重なると大きな負担になります。 

お客様の満足と、事業としての持続性。 

そのバランスをどう保つかは、毎回自分に問いかけています 

小さな現場は、一つ一つが地味で目立たないかもしれません。 
でも、そこには高い技術と誠実な仕事、 

そして小さな信頼の積み重ねがあります。 
そういう現場を大切にしていきたいし、 

そうやって積み重ねてきた信頼が、 

次の大きな仕事につながっていくと信じています。 

トップへ