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無理に集客しようとして、空回りした話

独立したばかりの頃、 
とにかく「お客さんに来てもらわなあかん」という気持ちが強くて、 
いろんな手を打ちました。 

そのひとつが、チラシ配布。 

デザインも頑張って、近隣の住宅に手配りしてまわったり、ポスティング業者に頼んだり。 
今でも覚えているのは、チラシを配った次の日に会社の電話が鳴ったこと。 

「わ、効果あったんちゃうか!」とドキドキして受話器を取ったんですが、 
出てみたら営業電話で…。 
あのがっかりした感じ、今でもけっこう鮮明に覚えています。 

「もっと知ってもらわないと」 
「とにかく露出を増やさな」 

そう思って、SNSもバタバタ更新したり、名刺をばらまいたり、 
あれこれ動きまくっていました。 

でも、あるときふと気づいたんです。 

不特定多数に知ってもらう集客って、大手がやることなんやなって。 

資金力も広告量も、到底かなわない。 
チラシの配布数で勝負しても、どうやっても追いつけへん。 

じゃあ、うちみたいな小さな会社ができることってなんやろう? 

そう思ってから、僕のやり方は大きく変わりました。 

答えはシンプルでした。 

いろんな場所に自分自身で顔を出すこと。 
イベントや勉強会、地域のつながり。 
とにかく、自分を知ってもらうことから始めようと決めました。 

営業じゃなくて、「知ってもらう」。 
そのうち少しずつ、こんなふうに言ってもらえるようになっていきました。 

「松谷さんにお願いしたいんです」 

集客って、何か特別なテクニックじゃなくて、 
“誰が何をどう届けるか”の積み重ねなんやと思います。 

無理に数字を伸ばすより、 
自分の想いがちゃんと伝わる場所に届けること。 

そうして出会ったお客様との関係って、深くてあったかい。 

焦らなくて大丈夫です。 
大きく広げなくても、 
“自分らしく、ちゃんと伝える”ことで、ちゃんと届く人に届きます。 

 
#集客の失敗談 #お店づくり #丁寧な発信 #顔が見える会社 

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僕が大切にしている「報連相」。現場から信頼を生むコツ

お店づくりの現場では、 
図面や工程だけでは進まないことがたくさんあります。 

ちょっとした変更、想定外のトラブル、 
判断を必要とする場面。 

そんなときに大事になってくるのが、 
「報連相(報告・連絡・相談)」です。 

「報連相」って聞くと、 
どこか“会社員のマナー”的な言葉に感じるかもしれませんが、 
僕にとっては、現場で信頼を築く一番の道具みたいなものです。 

現場の進捗をこまめに「報告」する 

工事が進むと、 
オーナーさんは「今、どこまで進んでるんやろう?」と気になります。 

僕は、LINEや写真を使って、 
できるだけこまめに進捗を伝えるようにしています。 

たった一言でも、 
「今ここやってますよ」 
「この仕上がり、どうでしょう?」 

それだけで、ぐっと安心してもらえるんです。 

ちょっとした変更も、すぐ「連絡」する 

現場では、「思ってたよりこうやったな」ということがよくあります。 

そんなとき、 
「まぁいいか」と黙って進めるのではなく、 
すぐに連絡して確認する。 

たとえば、棚の高さが少しズレそうなとき。 
仕上げ材の色味にズレがあるとき。 

そういう小さな違いこそ、 
後から「えっ、聞いてなかった」となりやすい。 

だから、連絡の“量”より“タイミング”が大事です。 

迷ったらすぐに「相談」する 

現場には、「正解が一つじゃない」こともあります。 

職人として「こうした方がいい」と思っても、 
オーナーさんにとっては別の想いがあるかもしれない。 

そんなとき、 
「迷ってるんですけど、どう思いますか?」と素直に相談する。 

実はこの姿勢こそが、信頼を積み重ねる最大の近道だと思っています。 

報連相は、形式ではなく“信頼を築く習慣”です。 

「一緒につくってる」という感覚を持ってもらうために、 
僕たちは、常に声をかけ続けます。 

完成したときに、 
「安心して任せられました」って言ってもらえること。 

それが、僕にとって何よりのご褒美です。 

 
#お店づくり #報連相の力 #現場の信頼関係 #大切にしていること 

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工事が始まる前に、オーナーさんにお願いしている3つのこと

工事がスタートする前って、 
ワクワクもあるけど、 
どこか落ち着かない気持ちになるタイミングでもあります。 

「いよいよ始まる」 
「ちゃんとイメージ通りになるかな」 
「トラブルなく進んでほしいな」 

そんな期待と不安が入り混じる時期。 

僕も、オーナーさんと一緒に何度もこの瞬間を迎えてきました。 

だからこそ、 
工事をスムーズに進めるために、 
僕がオーナーさんにいつもお願いしていることがあります。 

今日は、その3つのことをお伝えします。 

「不安なこと」「気になること」は、小さなことでも先に伝えてほしい 

工事が始まってから、 
「やっぱりここが気になる」 
「こんなイメージじゃなかった」 
という話が出てくると、 
現場での変更や調整が必要になって、 
工程に影響が出ることもあります。 

もちろん、工事中に気づいたことを相談するのもOKなんですが、 
できるだけ「気になること」はスタート前に出し切っておく方が、 
お互いにスムーズに進められるなと感じています。 

現場には「信頼して任せる」気持ちで向き合ってほしい 

工事が始まると、 
細かい進捗が気になったり、 
「本当に大丈夫かな」と心配になったりすると思います。 

でも、現場に任せた以上、 
ある程度は信頼して見守る勇気も必要だと僕は思っています。 

職人さんたちも、人に見られていると緊張します。 
でも、「信じてもらえてるな」と感じると、 
いい意味でリラックスして、いい仕事ができる。 

お店づくりはチーム戦です。 
信頼して任せることも、大切な一歩だと思っています。 

工程表やスケジュールを一緒に意識してほしい 

工事には流れがあります。 

  • いつから解体? 
  • いつ仕上げ? 
  • いつ検査? 

大まかな工程表を一緒に共有しておくと、 
「今、どんな段階なのか」がわかって安心できるし、 
万が一スケジュールがズレたときも、早めに気づいて一緒に対応できます。 

工事は、「現場に任せたら終わり」じゃない。 

オーナーさんと現場が、 
ちゃんとコミュニケーションを取りながら、 
一緒に進めていくものだと思っています。 

小さな不安も、 
小さな希望も、 
全部、言葉にして伝えてもらえると嬉しいです。 

焦らず、 
一歩ずつ、一緒にいいお店をつくっていきましょう! 

 
#お店づくり #工事スタート前に #現場との信頼関係 #スムーズな工事 

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お店づくり、どこまでDIYでできる?プロに任せるべきところとは。

最近はDIYが身近になって、 
「できるところは自分たちでやりたい」という方も増えています。 

確かに、 
自分の手でお店をつくるって、すごく特別な体験です。 

僕自身も、お客様がペンキを塗ったり、 
一緒に棚を作ったりしている現場を見ると、すごくいいなと思います。 

でも同時に、 
DIYには想像以上に難しい部分もあると感じています。 

たとえば、 

  • 工事の工程との兼ね合い(タイミングを間違えると全体がストップする) 
  • きれいな仕上がりの担保(特に仕上げ部分は技術が必要) 
  • 何か不具合が起きた場合の責任の所在(誰が修理する?費用は?) 

こういった現実的なリスクも、ちゃんと考えた上で取り入れることが大切だと思っています。 

今日は、僕が現場で感じる「DIYできる部分」「プロに任せた方がいい部分」をまとめます。 

DIYでできる部分 

  • 壁のペンキ塗り 
  • カウンターや棚の塗装 
  • 簡単なディスプレイ作り 
  • テーブルや椅子の組み立て 
  • 壁の漆喰塗り 

こういった「仕上げの一部」や、 
お店への愛着が深まる作業は、DIYでも十分チャレンジできます。 

ただし、 
「誰が」「どのタイミングで」「どんな範囲で」やるかは、 
施工業者さんときちんと相談して決めておくことが必須です。 

プロに任せた方がいい部分 

  • 電気工事(コンセント増設、照明設置) 
  • 水道工事(シンクの設置、配管工事) 
  • 厨房設備設置 
  • 構造にかかわる工事(壁を壊す、床を張り替える など) 

これらは専門知識や資格が必要です。 

万が一、DIYで施工不良が起きると、 
後から大きな手直し費用がかかったり、 
営業許可が下りなかったりするリスクもあります。 

プロに任せるべきところは、ちゃんと任せる。 
これが、結局一番「安心して続けられるお店」づくりにつながります。 

DIYするなら、最初に工事業者と相談を 

「ここは自分たちでやりたい」 
そんな想いがあるなら、 
最初に施工業者さんに伝えておくのが大事です。 

  • 工事スケジュールに影響しないか? 
  • 仕上がり基準に問題ないか? 
  • 何かトラブルが起きたときの責任はどうするか? 

こういったことをきちんと話し合っておけば、 
無理なく、安全にDIYを取り入れることができます。 

お店づくりは、 
「全部プロに任せる」か「全部DIYする」か、どちらかじゃない。 

自分たちで想いを込めるところと、 
プロの力を借りるところ。 

そのバランスを、無理なく取ることが、 
結果的にいいお店づくりになると僕は思っています。 

自分たちの手でつくったお店は、 
きっと、より特別な場所になる。 

でも、焦らず、無理せず。 
安全第一で、楽しみながら進めていきましょう。 

 
#お店づくり #DIYとプロのバランス #現場のリアル #安全第一 #DIYの注意点 

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