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ひとりで抱え込まないために意識していること

僕が工務店を始めたとき、 
最初はすべて自分でやるのが当たり前やと思っていました。 

設計の打合せ、現場管理、職人さんとのやりとり、見積もり作成。 
毎日、目の前のことに必死で、気づけば朝から晩まで働いている。 
でも、やってもやっても終わらない感覚がありました。 

創業当初は、 
「自分が何をやってもナンバーワンでなければならない」 
そんな錯覚のような気持ちに縛られていました。 

今思うと、それは自信がなかったからこそ。 
誰かに任せるのが怖かったんやと思います。 

けどあるとき。 
体調を崩しかけたときに、 
「これ、続けていけへんかもしれん」と本気で思ったんです。 

自分ひとりで何でもやろうとしていたけど、 
そのとき気づいたのは、 
「自分なんて、ほんとに何にもできてないかもしれへん」という無力さでした。 

でも同時に、 
現場で支えてくれている人たちの存在にも気づけた。 

「あ、僕って、めちゃくちゃ助けられてるんやな」って。 

それから少しずつ、 
「自分でしなければならない」からの脱却ができるようになってきました。 

もちろん今も、 
人に任せるってめちゃくちゃ難しいです。 
任せる以上は責任もあるし、思う通りにならないこともある。 

葛藤は毎日あります。 

でも最近は、 
「人に頼っていいよ」って、 
自分に少しずつ言えるようになってきました。 

みんな、それぞれにすごい能力を持っている。 
自分の力なんて、ほんまにしれてる。 

だからこそ、信頼して、頼る。 

僕が意識しているのは、3つのことです。 

まず「頼っていい」と自分に許可を出す 
任せるときは“結果”じゃなく“プロセス”を見る 
“小さく任せる”ところから始める 

ひとりで全部やるのは、かっこよく見えるかもしれません。 
でも、「任せながら進めること」は、かっこ悪いことじゃない。 

それが、続けていくために必要な力やと僕は思っています。 

焦らなくて大丈夫。 
誰かを信じることで、自分も少しずつ強くなれる。 

 

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「1万時間の法則」って知ってますか?──起業の武器は、積み重ねの中にある。

「1万時間の法則」って、ご存じですか? 

ある分野でプロフェッショナルになりたいなら、 
そのことに1万時間を費やすと、圧倒的に力がつくという考え方です。 

1万時間。 
たとえば1日8時間を毎日続けたら、約3年半。 
1日3時間なら、約10年。 

決して一夜で身につくものではない。 
でも、確実に自分の中に蓄積されていく力があると思っています。 

僕自身、22歳の頃に大工の道に入りました。 

周りは遊んでいる年齢のときに、 
僕は自分から“遊べない環境”を選んで、 
本当に、ひたすらに大工の仕事に没頭してきました。 

休みの日も、家で刃物を研いで、練習をして、 
現場ではひとつでも多くを吸収しようと必死でした。 

今思うと、あれが僕にとっての「1万時間」だったなと思います。 

もちろん、起業に資格は要りません。 
技術がなくても、想いと行動で成功していく人もたくさんいます。 

でも、何か一つでも“これだけはやってきた”と自信を持てることがあると、やっぱり強い。 

僕の場合、それが「大工」という職人技でした。 
だから、起業するときにもそれを土台にできたし、 
いまでも大きな柱になってくれています。 

焦らなくて大丈夫です。 

でも、もしこれから起業を考えているなら、 
「あなたは何に1万時間を費やせますか?」 
そんな問いを、ちょっとだけ持ってみてもいいかもしれません。 

いきなり大きなことをしなくてもいい。 
毎日の積み重ねが、やがて大きな力になる。 

目の前の仕事を丁寧に、誠実に。 
その時間もまた、ちゃんと「あなたの武器」になってくれると思っています。 

 
#1万時間の法則 
#起業の準備 
#専門性を育てる 
#職人としての原点 
#毎日の積み重ねが力になる 

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完璧じゃないスタートでも、お客さんはちゃんと応援してくれた。

工務店を始めたばかりの頃、 
「ちゃんと準備が整ってからじゃないと始めたらあかん」って、 
ずっと思い込んでいました。 

ロゴも仮。 
名刺も仮。 
実績も数えるほど。 
SNSの発信もまだまだ。 

「こんな状態で仕事もらえるわけない」 
そう思っていた時期が、僕にもあります。 

でも、実際にスタートしてみたら、 
完璧じゃない僕に声をかけてくれる人がいた。 

「まだ始めたばかりなんです」と話しても、 
「頑張ってるな」「応援したいな」と言ってくれる人がいました。 

そこではっきり思ったんです。 

完璧じゃないとダメ、というのは、 
結局“やらない理由”を自分に言い聞かせてただけやったんやなって。 

そして、もうひとつ大事なこと。 

完璧な状態なんて、いつまで経っても来ない。 

準備すればするほど、 
「まだ足りてない」と感じる。 
「あれも整えてから」「これも準備してから」って、 
動かない理由をどんどん自分で増やしてしまってた。 

でも、お客さんは意外とそこを見ていない。 

見ているのは、 
「どんなふうに向き合ってくれるか」 
「どんな仕事をしてくれるか」 

だから僕は、今できることから始めました。 

・時間と期日をしっかり守る 
・現場をきれいに保つ 
・目の前の人との約束をていねいに守る 

それだけで、「またお願いしたい」と言ってもらえるようになりました。 

焦らなくて大丈夫です。 

完璧じゃないスタートでも、 
ちゃんと見てくれる人はいて、 
ちゃんと応援してくれる人がいる。 

僕は、それを実際に経験してきました。 

だから今、不安な人に伝えたい。 

動いてみたら、景色は変わる。 
完璧じゃなくても、ちゃんと届く。 

その一歩を、どうか信じて踏み出してほしいと思います。 

 
#完璧じゃなくていい #まずやってみる #起業の一歩目 #工務店のリアル #言い訳より行動を 

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お店を始める前に必要な“許可・届出”のこと、まとめておきます。

最近、「お店を始めたいんです」という
ご相談をいただくことが増えてきました。
パン屋さん、ケーキ屋さん、カフェ、美容室、雑貨店……
みなさん本当に素敵な夢を持っていて、
その姿を見ているだけで、こちらもワクワクします。

でも、いざ動き出そうとしたときに、
多くの方がつまずくのが、

「なにから始めたらいいかわからない」

という問題。

特に多いご質問が、
「どんな許可が必要なんですか?」
というものです。

そこで今日は、僕たちが実際に店舗づくりを
サポートしてきた中で見えてきた、
“開業前に必要な許可や届け出”について、
わかりやすくまとめてみました。

① 飲食店やお菓子屋さんには
「営業許可」が必要です
まずは王道、保健所の「営業許可」。
飲食物を提供する場合には必ず必要になります。

大まかな流れはこんな感じです:
物件を決める
→「どこで営業するか」が
申請のスタートラインになります。

図面・レイアウトを準備する
→ 厨房のシンクの数、手洗い器の位置、
換気設備などが要チェック項目。

保健所に事前相談する
→ 実際に使用予定の図面を見せて、
問題がないか確認しておくと安心です。

工事着工 → 完了後、保健所の立入検査を受ける
→ 合格すれば「営業許可証」が交付されます。

申請から許可までは2〜3週間程度(地域差あり)。
特に保健所が予約制のところもあるので、
できるだけ早めの相談がおすすめです。

② 「製造業許可」が必要なケースもあります
これは意外と見落とされがちなポイント。

例えば、
・焼き菓子を製造して販売する
・テイクアウト専門でパンを売る
というような場合は、「飲食店営業許可」ではなく、
「菓子製造業」や「パン類製造業」などの
“製造業許可”が必要になるケースがあります。

特にシェアキッチンなどで開業を考えている方は、
「どの立場で、どんな営業形態をするか?」を
早い段階で明確にしておくと、あとあと困りません。

③ 火気設備や面積により、消防署への「届出」も必要です
ガスコンロ、フライヤーなど火を使う設備がある場合は、
消防署への届出が必要です。

また、席数が多数あるカフェなどの場合、
誘導灯や消火器の設置、
避難経路の確保なども求められることがあります。

このあたりは、
設計段階で一度消防署と打合せしておくのがベスト。
工事後にやり直しが発生すると、
コストも時間もかかるので、
事前の確認が本当に大切です。

④ 税務署への「開業届」は忘れずに!
営業許可とは別に、
事業を開始するための届出として、
税務署に「開業届」を提出する必要があります。

これは個人事業主・法人どちらでも必要で、
原則として開業から1ヶ月以内に届け出ます。

あわせて「青色申告承認申請書」も出しておくと、
節税の面でも有利です。

⑤ 場合によっては「建築基準法」による用途変更も必要です
実はあまり知られていないのですが──

たとえば、もともと住宅だった物件をカフェや店舗に変える場合、
建物の「用途」が変わるため、
建築基準法上の「用途変更」手続きが必要になることがあります。

この手続きは、
・建物の面積
・使用目的の変化
・構造上の安全性
などによって必要かどうかが決まります。

該当するかどうかは、
建築士や施工業者に早めに相談しておくと安心です。

用途変更の申請が必要なのに手続きせずに営業してしまうと、
行政指導や営業停止といったリスクにもつながります。

▶ まとめ:「何を売るか」「どう営業するか」がすべての起点
開業準備は、
工事と届け出が“並行して進む”ことが多いので、
整理がつかないと、どうしてもバタバタしがちです。

でも、
「何を売るのか」
「どんな営業形態にするのか」を最初に明確にしておくと、
必要な許可や届出、工事の段取りもぐっとスムーズになります。

「焦らなくて大丈夫」です。
僕たちもこれまで、たくさんの開業支援に関わってきましたが、
スタートラインに立ったときの不安や疑問は、誰もが感じているものです。

最初の一歩を踏み出すことが、なによりも大切。
一緒に、ひとつひとつ整理しながら進めていきましょう。

わからないことがあれば、いつでも相談してください。
“わかりやすくて安心できる道筋”を、これからも届けていきたいと思っています。

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