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「なんか入りやすいな」と思ってもらえるお店には、ちゃんと理由があります。
「このお店、入りやすいな」
「気になるけど、なんとなく入りづらい…」
そんな感覚って、お客さんの中にちゃんとあると思います。
僕たちの会社では、お店づくりに関わる中で、
入りやすさの心理というのをすごく大事にしています。
設計を担当しているのは僕ではありませんが、
お店の雰囲気や流れを考える中で、
「ここって、初めての人にどう見えてるやろう?」
という視点は、打ち合わせや現場でもよく話題に出ます。
入りやすさって、豪華さとかおしゃれさよりも、
ちょっと安心できるかどうかが大きいんやと思います。
うちが店舗設計の中で大切にしていることをいくつか紹介します。
① 何のお店かが外からわかること
看板や黒板、ちょっとしたディスプレイなどで、
「ここはコーヒー飲めるんやな」
「雑貨屋さんやな」とすぐわかるだけで、ハードルはぐっと下がります。
② 入り口まわりに人の気配があること
観葉植物、手描きPOP、整えられた照明。
「誰かがちゃんとここを整えている」という空気感があると、
それだけで安心感につながります。
③ 中がちょっとだけ見える工夫
中がまったく見えないお店は不安になります。
でも、中が全部丸見えでも落ち着かない。
だからこそ、ちょっとだけ中が見えるバランスを意識するようにしています。
こういった工夫を、どれも高価な設備で実現するわけではありません。
小さな意識、小さな積み重ね。
それが、「なんか入りやすいな」と思ってもらえる空気をつくると思っています。
入りやすさって、
目立つことより、伝わること。
その一歩目が、お店との関係の始まりになる。
焦らなくて大丈夫です。
今あるお店でも、今からできることはたくさんある。
僕たちは、これからも「入りやすさの心理」を意識しながら、
はじめての一歩をつくるお手伝いをしていきたいと思っています。
#入りやすいお店の工夫 #お店づくりの心理 #店舗設計の考え方 #一歩目のきっかけ #空気をつくる設計
お店の第一印象は、入り口でほぼ決まると思っています。
「お店づくりで一番大事な場所ってどこですか?」
と聞かれたら、僕は迷わず、
「入り口です」と答えます。
理由はシンプルで、
人は入る前にすでに判断しているからです。
入り口って、ただ出入りする場所ではなくて、
そのお店の第一印象を決める空気の境目。
入り口を見た瞬間に、
「なんか入りづらいな…」と感じたら、
中がどれだけ素敵でも、立ち止まってしまう人は多い。
逆に、
「ここちょっと気になるな」と思ってもらえたら、
すっと一歩踏み出してもらえる。
それくらい、入り口には“空気”が詰まっている。
僕が現場でよく意識しているポイントをいくつか紹介します。
① 視線の抜けをつくる
ガラスの小窓や、ちょっとしたのれんの隙間など、
中がほんの少しでも見えると、入りやすさはぐっと増します。
中がまったく見えないお店って、
「何屋さんかわからない」「ひとりで入って大丈夫かな」
そんな不安を持たれやすい。
逆に、少しでも中の雰囲気が伝わると、
「入ってみようかな」と感じてもらえる確率が上がります。
② 入り口の周辺にらしさをにじませる
手描きの黒板、鉢植えのグリーン、
照明のトーン、看板の書体…。
完璧じゃなくていい。
でも、そこに「店主の人柄」や「どんなお店か」がほんの少しにじんでいるだけで、
お店との距離が一気に縮まります。
入り口って、構造じゃなくて、
関係のはじまりをつくる場所やと思っています。
中がどれだけ素敵でも、
まずは入ってもらうことがなければ始まりません。
その一歩目を、自然に踏み出してもらえるような工夫が、
この入り口に詰まっているんです。
焦らなくて大丈夫です。
入り口を整えるといっても、
派手に飾る必要はありません。
「入っていいよ」と伝える、
小さな空気感の演出で十分です。
その空気が、
「なんかええな」と思ってもらえるお店の第一歩になると信じています。
#お店の入り口づくり #第一印象は外で決まる #店舗設計の工夫 #入りやすさのデザイン #はじめてのお客さんの気持ち
利益は「ありがとう」の副産物
経営の目的って何だろう?
よく「利益の追求」だと言われます。
でも、それだけが目的だとしたら…
そこに本当に共感は生まれるのかな?と、
私は思うんです。
もし「利益だけを追求する」ことが正しいとすれば、
取るべき行動はとてもシンプルです。
打ち合わせの回数を減らす、内容を簡素にする。
使う材料もできるだけ安いものに変える。
人件費を減らすためにスタッフも最小限にする。
そうやってコストを削り、利益を最大化する方向に舵を切る。
数字の上では正しい選択かもしれません。
でも…私はそれが本当に正しい姿だとは思えないんです。
私の中での経営の第1の目的は、やっぱりお客さんに喜んでもらうこと。
それに必死になること。
ちょっと大げさに聞こえるかもしれませんが、
利益はその結果として「ありがとう」の形で
返ってくるものだと考えています。
だから、私は利益は「ありがとう」の副産物だと思っています。
もちろん、正直なところ葛藤はあります。
「ここまでやったら、うち利益残らへんな…」と思う瞬間は何度もあります。
でも、やっぱり私の中では「利益が一番じゃない」。
喜んでもらえる仕事をして、
その結果として利益がついてくる。
この順番を大事にしながら、
これからも経営をしていきたいと思っています。
喜んでもらえてそして
利益をだす。ここに経営手腕が問われていますね。
お客さんに喜んでもらえて、初めて私たちの仕事は完成する。
そんな気持ちで、これからも全力で取り組んでいきます。
自社の強み、ちゃんと伝えられていますか?
みなさん、自社の強みをきちんと伝えられていますか?
普段、当たり前のようにやっている行動。
実はそれ、一つひとつに意味があります。
でもその意味をお客さんに
ベネフィット(お客さんにとってのメリット)として
伝えられているでしょうか?
魅力を一言で言えますか?
自社の魅力を一言で伝えることができますか?
そして、その一言を聞いた相手が「それいいね!」と
共感してくれるでしょうか?
今日は、工務店さんたち10社ほどが
集まる勉強会に参加してきました。
テーマは「自社の強みを言語化する」。
もう、頭から湯気が出るほど考えました
自分では当たり前 → 実はすごい強み
自分にとっては当たり前のことほど、
実は一番の強みだったりします。
でも、自分では当たり前すぎて気づきにくい…。
さらに、それを一言にまとめるのは本当に難しいんです。
たとえば──
- 例1:工期の早さが強みの工務店
→「うちは工期が短いです」ではなく、
「お客さまの引っ越し予定に間に合わせます」
というベネフィットで伝える。
- 例2:自然素材にこだわる工務店
→「自然素材を使っています」ではなく、
「子どもが床に寝転んでも安心な家をつくります」という
言葉に置き換える。
- 例3:打ち合わせをとことん重ねる工務店
→「打ち合わせを丁寧にします」ではなく、
「想像以上に住みやすい家になるまで一緒に考えます」と伝える。
言葉にできれば、ミスマッチも減る
強みを言語化できると、
お客さんにとってもメリットがあります。
それは「ミスマッチが起こりにくくなる」ということ。
お客さんは「自分の理想に合う会社だ」と安心して依頼できますし、
こちらも「本当に喜んでもらえるお客さん」に集中できます。
私自身の課題は
今日一日では、まだ完璧な答えは出ませんでした。
でも、端的に表現できる言葉を見つけていこうと思います。
相手に価値や魅力を伝えることは、
本当に難しい。
でも、それができたとき、
仕事はもっとスムーズに、
もっと喜ばれるものになるはずです。