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経営12年目、ようやく経の字の一画目が書けた気がしています。

独立して、

工務店を始めてから

12年が経ちました。 

でも正直に言うと、 

「順風満帆でした!」

なんて、まったく言えません。 

苦しかったこともたくさんあるし、

 何度も悩んできたし、

今も、実はそうです。 

ほんとうに、

もがいて、

もがいて、

もがいて。

 それでも、やっぱり

この仕事を続けたい。

 そんな思いで、

今日までやってきました。 

この12年間で、ようやく最近、 

「ああ、自分はようやく

経営の経の字の一画目を

書いたくらいかもしれないな」

と感じるようになりました。 

もちろん、まだまだ全然

できていないことも多いし、 

「経営者です」と胸を張って

言える感覚もありません。 

でも、だからこそ、

今からお店を始めようとしている人、

 これから自分で一歩

踏み出そうとしている人の気持ちが、

すごくよくわかる気がしています。 

僕は、特別すごいことを

してきたわけじゃありません。

 立派な実績があるわけでもありません。 

ただ、失敗して、また立ち上がって、

 迷って、相談して、誰かに助けられて。

 そうやって少しずつ進んできただけです。 

だからこそ、 

「こんなこと聞いていいんかな?」

みたいなことでも、 

気軽に声をかけてもらえたら

うれしいなと思っています。 

僕は、誰かの先生に

なりたいわけじゃありません。

 一緒に考えたり、 一緒に悩んだり、 

一歩ずつでも一緒に前に進めたら、

それで十分やと思っています。 

もし今、 

「やってみたいけど、

何から始めたらいいかわからない」 

「このままでいいんやろか…」 

そんなふうに思っている人がいたら、 

ひとりで抱え込まなくても大丈夫です。 

僕もまだ、もがいている途中です。 

でも、だからこそ見える景色があるし、 

言える言葉がある気がしています。 

焦らなくて大丈夫です。 

僕たちは、これからも

「商売って、こうあるべき」

じゃなくて、 

「どうやったら無理なく、

自分らしく、続けていけるか」

を一緒に考えていきたいと思っています。 

 
#経営12年目の本音 
#もがいている途中 
#一緒に前へ進む 
#経営のリアル 
#気軽に話せる工務店 

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カウンターは「雰囲気」じゃなく、「使い方」から決めていく。

カフェ、焼き菓子屋さん、雑貨店…。 

お店をつくるとき、

「カウンターどうしますか?」

という話は必ず出てきます。 

見た目も印象に残るし、 

接客の場としても、

お店の空気をつくる要素になる。 

でも実はこのカウンター、 


見た目よりも使い方から

考えることが大切です。 

というのも、カウンターは

「高さ」「幅」「向き」の

ちょっとした違いで、

 使いやすさも居心地も、

大きく変わってくるからです。 

今日は、現場で僕たちがよく意識している

カウンター設計の考え方を3つご紹介します。 

① 高さ:誰が使う?何のために使う? 

まず大事なのは、そのカウンターで

何をするかです。 

●立って接客・会計 → 高さは100〜105cm前後(目線が合いすぎないことで落ち着く)

●コーヒーを淹れる・作業をする → 90〜95cm程度(肘が上がらず手元が安定する) 

●お客さんが座るカウンター → 70〜75cm程度(椅子の高さとのバランスが大事) 

●「おしゃれな高さ」よりも、誰の動きに合わせるかが設計のポイントになります。

    ② 幅(奥行き):物が置ける?手が届く? 

    カウンターの奥行きは、

    狭すぎても広すぎても

    使いにくいです。 

    • レジ台・接客用 → 45〜60cm程度 
    • 作業台を兼ねる場合 → 60〜70cm以上あると安心 
    • お客さんと向かい合って物を受け渡す → 60cm以上あると体感に余裕が出ます 

    あとは、

    「カウンター下に収納を入れるか?」

    でも幅の考え方が変わってきます。 

    ③ 向き:お客さんとの距離感をどうつくるか? 

    カウンターの向きって、

    空間の流れを決める設計要素でもあります。 

    • 正面で向き合うカウンター → 会話ややりとりが生まれやすい 
    • 横向き(壁沿い)のカウンター → 一方的な対応になりがちだけど、気軽で早い 
    • 斜め・コの字型 → 空気がやわらかくなる、回遊性も出やすい 

    お店の雰囲気やスタイルに合わせて、

    「お客さんとどんな関係性をつくりたいか?」

    から考えるのがポイントです。 

    焦らなくて大丈夫です。 

    カウンターって、ただの「台」じゃなくて、 


    お店の空気をつくる境界線でもあり、

    つながりの場でもあります。 

    僕たちはこれからも、 

    お店の空気や働く人の動きに合わせて、 

    「ちょうどいいカウンター」を

    一緒に考えていきたいと思っています。 

     
    #カウンター設計の基本 #高さと幅の考え方 #接客の空気をつくる #お店の顔になる設計 #使いやすいと感じる寸法 

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    お店の什器、作るか買うか? その判断、こうしています。

    お店をつくるとき、 

    必ず出てくるのが

    「什器をどうするか?」

    という話。 

    テーブル、カウンター、

    棚、レジ台、作業台…。

     既製品を買うのか? 

    それとも、

    造作でオリジナルを

    つくるのか? 

    この判断、なかなか

    難しいところですが、

     僕たちが現場でいつも

    意識している判断軸があります。 

    今日はそれを、いくつか

    ご紹介したいと思います。 

    ① その什器が「主役」か「脇役」か? 

    お店の世界観の

    中心になる什器は、 

    なるべく作る方を

    おすすめしています。 

    たとえば: 

    • カウンター 
    • お菓子を並べる棚 
    • レジまわりの囲い 

    こういった場所は、

    空間の印象を決める

    大事なポイント。 

    サイズも質感も

    空間に合わせてつくる

    ことで、統一感が生まれます。 

    逆に、裏方やストック用の棚など、 

    お客さんの目に触れない部分は

    「買う」で十分なことも多いです。 

    ② 既製品で「ちょうどいい」が見つかるか? 

    これは意外と盲点なんですが、 

    既製品って、ぴったりの

    サイズがなかなか見つからない。 

    無理に既製品で合わせると、 

    • スペースにすき間ができる 
    • 動線が悪くなる 
    • 店全体のリズムが崩れる 

    そんなことが起こりやすいです。 

    「これさえなければもっと

    スッキリ見えるのに」

    っていうのは、 

    だいたいサイズが

    合ってない什器のことが多い。 

    ③ 予算の中で「どこに価値をかけるか?」 

    什器を全部つくると、

    当然コストは上がります。 

    でも、すべて安く済ませる

    ことが正解とは限らない。 

    だから僕たちは、

    「ここはお金をかける」

    「ここは既製品でいこう」と、 

    メリハリをつけて設計しています。 

    無理して全部つくる必要はない。

     でも、お店の顔になる部分には、

    ちゃんと価値を込めたい。 

    焦らなくて大丈夫です。 

    什器を買うか作るかの判断に、

    正解はありません。 

    でも、お店の目的と空気に合わせて、 

    「どこにどれだけ意味を持たせるか?」

    で考えると、選びやすくなります。 

    僕たちはこれからも、 

    作ること・買うことの

    両方に意味を見出しながら、

     ちょうどよく整ったお店を

    一緒につくっていきたいと思っています。 

     
    #什器は作るべきか買うべきか #店舗設計の選択肢 #メリハリ設計 #お店に合う判断軸 #造作什器と既製品のバランス

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    お客さんとの打ち合わせで、僕たちがいちばん大切にしていること。

    工務店として、

    現場に入る前に必ずあるのが

    「打ち合わせ」です。 

    どんな空間にしたいか、 

    どこまで工事をするか、

     どんな素材を使うか。 

    いろいろと決めることがある中で、

     僕たちがいちばん大切にしているのは、

    打ち合わせの姿勢そのものです。 

    なかでも特に心がけていることを、

    今日は書いてみようと思います。 

    ▷ お客さんは素人で当たり前 

    これはいつも意識しています。 

    住宅のリフォームなどであれば、

     お客さんも暮らしの中で

    ある程度の経験があります。 

    でも、「お店をはじめたい」

    という人の多くは、 

    初めての経験で、不安や

    わからないことだらけ。 

    だからこそ、僕たちは

    「何を聞いてもらってもいい」

    という前提で、 

    どんな話も、

    まずは一旦しっかり

    受けとめるようにしています。 

    正直、現実的には難しい要望を

    言われることもあります。 

    でもそれも、 

    「知らないからこそ出てくる声」

    だと思っています。 

    だから、まずはちゃんと聞く。 

    いきなり否定しない。 

    「いや、それはできませんね」

    と返すんじゃなくて、

     「なるほど、そういうことを

    望まれてるんですね」と

    受けとめるところから始める。 

    ▷ 「前に言いましたよね?」は言わない 

    打ち合わせは、

    回数を重ねていく中で、

     同じ話が何度も

    出てくることがあります。 

    でもそれを、 

    「前も言いましたけど…」

    という態度で返すのは、 

    お客さんにとってはすごく

    心を閉じてしまう瞬間だと思っています。 

    だから、何度でも寄り添って説明する。

    相手のペースに合わせて、

    こちらが整える。 

    それが、いい関係を築く

    一歩やと思っています。 

    ▷ 否定はしない。違う視点として伝える 

    お客さんの言っていることが

    現実的でないときもあります。 

    でもそれを「それは無理です」と

    一蹴するんじゃなくて、

     「他にもこういうやり方がありますよ」と

    選択肢として返すようにしています。 

    否定ではなく、提案として伝える。

     それだけで、空気は全然違ってくる。 

    焦らなくて大丈夫です。 

    打ち合わせは、ただ

    内容を決める場じゃなくて、 

    「この人に頼んで大丈夫やな」と

    思ってもらえる関係をつくる場でもある。 

    僕たちはこれからも、 

    初めてのお店づくりで

    不安を抱えるお客さんにとって、 

    安心して相談できる

    工務店でありたいと思っています。 

     
    #打ち合わせの工夫 
    #寄り添う姿勢 
    #お店づくりのパートナー 
    #丁寧なやりとりを大切に 
    #工務店としてできること 

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