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あなたのお店の「色」は何色ですか?
お店を始めるにあたって
「イメージカラー」って考えたことありますか?
今日は、ある有名なお店の社長さんと、
新しい店舗の改装について打ち合わせをしていました。
その会社は10店舗以上展開されていて
長年続いているお店です。
ただ、長く続いているがゆえに、少しずつデザインが
変化してきていました。
ロゴの雰囲気は似ているものの、壁の色、
ショップカードの色、使っているカラーが
バラバラになってきていたんです。
そこで今回、改装を進める前に
「ブランドの方向性を一度整理し直そう」
という話になりました。まずは色や雰囲気を
統一するところから始めようと。
やっぱり、色が与える印象って
すごく大きいなと思います。
例えば、ユニクロといえば「赤と白」。
スシローも赤や白のイメージがありますよね。
ダイソーも赤が印象的です。
こうやって、パッと名前を聞いたときに
色が浮かぶ。
これはすごく強いブランドの力です。
ちなみに、うちの場合は「茶色・白・黒」あたりが
ベースカラーかなと思っています。
どこまで浸透しているかは分かりませんが、
自分たちの中ではそういうイメージがあります。
こういう色の統一って、一見すると
些細なことに見えるかもしれません。
でも、人に与える印象は確実に変わります。
「なんとなく好き」
「なんとなく落ち着く」
そういう感覚って実はすごく大事で、
その積み重ねがブランドになっていきます。
さらに言えば、色だけじゃなくて
「フォント」も同じです。
文字の雰囲気を統一するだけでも
伝わり方は大きく変わります。
お店づくりって、空間だけじゃなくて
こういう細かい要素の積み重ね。
だからこそ、お店を始めるときに
一度立ち止まって考えてみてほしいんです。
「自分たちのお店の色って何やろう?」
最初は「好きな色」でもいいと思います。
そこから少しずつ、自分たちらしさに磨いていけばいい。
これも立派なブランディングの一歩です。
色やフォント、雰囲気。
そういったものが積み重なって、
「あのお店って、こんな感じやんな」
と自然に伝わる状態になっていく。
そんなお店づくりを、これからも
大事にしていきたいなと思います。
効率よりも大切なものがある。職人が守り続ける手間の価値
今日は、ケーキ屋さんを開業される方との
打ち合わせでした。
いよいよ打ち合わせも終盤に差し掛かり
これから工事に入っていく、
そんなタイミングです。
その中でお話をしていて
「やっぱり職人さんやなぁ」と感じる場面があったので
少し共有させてください。
今の時代どんどん効率化が求められています。
短時間で無駄を省いて、いかに早く成果を出すか。
働き方もそうですし、商品づくりにおいても
同じ流れがありますよね。
そんな中で、その方は
まったく逆のことをされていました。
ケーキに使う柑橘の皮を何度も何度も砂糖で炊いて
じっくり仕上げていく。ピールですね。
その工程に「半月」かかるそうなんです。
しかも、それは既製品として仕入れることもできる。
時間も手間もかけずにすぐ使えるものがあるんです。
でも、その方はそれを選ばない。
「自分でやりたいんです」
「その手間を省きたくないんです」
そう言われていました。
三重の方なのでできるだけ地元の素材を使いたい。
素材を自分で加工して納得いく形にしたい。
その想いが行動にそのまま出ているなと感じました。
料理人の方でも、自分で畑をやったり、
食材から作る人がいますよね。
正直、完成した料理だけ見たら、
その違いは分からないかもしれない。
ケーキになってしまえば、その柑橘の皮が
どれだけ手間をかけて作られたのか、
お客さんには見えません。
でも「見えない部分」をどれだけ大事にするか。
そこにその人の姿勢や価値観が出るんだと思います。
正直、めちゃくちゃ手間です。
めんどくさい作業やと思います。
でも、そのめんどくさいを大事にできるかどうか。
そこに職人としての矜持があるんやろうなと
感じました。
もしその手間を省いてしまったら、
それはただ「効率よく商品を作る」ことに
なってしまう。
もちろん、それが悪いわけではありません。
でも、その方にとっては違う。
「自分は何のためにこれを作っているのか」
そこを大事にされているんやなと思いました。
効率化が進む時代だからこそ、
あえて手間をかける価値。
見えない部分にどれだけこだわれるか。
そういう姿勢にすごく心を打たれた
一日でした。
家賃はいくらまで大丈夫?お店づくりで絶対に外せない判断基準
今日は「家賃っていくらまでなら大丈夫なのか?」
というテーマでお話ししてみようと思います。
物件を探していると
「ここめちゃくちゃいいんです!」という声をよく聞きます。
立地も良くて雰囲気もいい。確かに魅力的な物件は
たくさんあります。
ただ、そこで必ず確認するのが
「家賃いくらですか?」というところです。
家賃は、お店を続ける限りずっとかかり続ける固定費です。
だからこそ、ここは慎重に考えないといけないポイントです。
経営にかなり大きく影響してくる部分ですね。
一般的な目安としてよく言われるのが
「売上の10%以内」です。
例えば売上が150万円なら、家賃は15万円以内。
これが一つの基準になります。
なぜ10%なのかというと、お店には家賃以外にも
たくさんの費用がかかるからです。
仕入れ、人件費、光熱費、消耗品、広告費など。
これらをすべて支払った上で、
利益を残していかないといけません。
家賃が高くなりすぎると、
いくら売上があっても手元に残らない。
最悪の場合、赤字が続いてしまうことになります。
もちろん「頑張れば売上いける」と思う気持ちも大事です。
ただ、特に最初は少し保守的に見積もる方が
安全かなと僕は思います。
もう一つ大事なのが
「全体で考える」という視点です。
例えば、家賃10万円、人件費30万円、その他20万円だとすると
固定費は合計60万円です。ここに原価が乗ってきます。
仮に原価率が30%だとすると、売上100万円で原価30万円、
残り70万円。そこから固定費60万円を引くと、利益は10万円です。
この状態で家賃が20万円だったらどうなるか。
利益はほぼゼロ、もしくは赤字です。
つまり、家賃は単体で「高い・安い」を判断するものではなく、
全体のバランスの中で見る必要があります。
いい物件に出会うと、どうしても
「ここでやりたい」という気持ちが先行してしまいます。
でも、その一歩手前で冷静に数字を見ること。
これが、長く続くお店をつくるためには
すごく大事な視点だと思います。
やることが多すぎるときに、僕がやっている整理の方法
今日は日曜日。
気がつけば、もう3月も半ばです。
最近は、やりたいことも多いし、
やらなければいけないことも多くて、
かなり追われている感覚があります。
もちろん現場の仕事もあります。
ただ、それ以外のこともたくさん動いています。
例えば、Meta広告を出す準備。
そのためのランディングページを作ること。
4月から新しく始めようとしているサービスの
最終調整。
勉強会の6月以降のゲストスピーカーへの打診。
他にも細かいことを含めると、
本当にたくさんのタスクがあります。
頭の中で「あれもやらないと」
「これもやらないと」と考えていると
どうしても気持ちが追われてしまいます。
そんなときに僕がやっていることがあります。
まず、とにかく紙に書き出します。
頭の中にあることを全部外に出す。
まずはそれだけです。
そうすると、少し頭の中が整理されます。
次にやることが「因数分解」です。
例えば「Meta広告を出す」という一つの
大きなテーマがあったとします。
それをさらに細かく分けていきます。
Meta広告の出し方を調べる。
誰に相談するか決める。
いつまでに出すのか決める。
広告を出す目的を整理する。
こんなふうに、どんどん細かいタスクに
分解していきます。
最初は大きく見える仕事でも、
細かくしていくと「やること」が
はっきりしてきます。
その上で、次に考えるのが
「誰の力を借りるか」です。
全部を自分で抱える必要はありません。
スタッフの力を借りることもある。
外部の業者さんの力を借りることもある。
そうやって分業していくことで、
前に進みやすくなります。
まとめると、
まず書き出す。
次に因数分解する。
そして誰の力を借りるかを決める。
この3つを意識しています。
頭の中がいっぱいになっているときほど、
まず外に出すことが大事です。
そしてもう一つ思うことがあります。
毎日の業務だけをこなしていると、
実はあまり成長はありません。
もちろん日々の仕事は大切です。
でもそれだけでは新しい視野は広がりません。
新しいことに挑戦する。
新しいことを考える。
その時間を作らないと、
世界は広がっていかないんですよね。
今は正直、頭の中がいっぱいです。
でも一つずつ整理しながら、少しずつ前に
進んでいきたいと思っています。