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やってみないとわからない。YouTubeを始めて気づいたこと

最近、YouTubeを撮り始めたんです。
最初は「無料やし、とりあえずやってみようかな」くらいの軽い気持ちで。

でも、いざカメラの前に立つと…

これがまぁ、しんどい。

自分の顔が映るのも嫌。
しゃべってる自分の声を聞くのも気持ち悪い。
「何しゃべったらいいん…?」って不安だらけ。

ほんまに、やりたくなかった。

そんな気持ちを抱えながらも、
「でも、やってみないとわからんよな」って思ったんです。

とりあえず1本撮ってみよう

15分だけでもやってみよう

試しにアップしてみよう

そう思って、はじめてカメラを回してみました。
正直、脇汗だらだらでした。
途中で「逃げたい」「やめたい」と何度も思いました。

でも、今では「あのときやめなくてよかった」と心から思っています。

やってみて初めてわかることがある

動画を撮ってみると、不思議な発見がありました。

自分の考えを言語化することで、思考が整理されていく

「あ、自分ってこういうことを伝えたいんやな」って見えてくる

話すことで、むしろ自分自身の軸が明確になっていく

最初は雑然としていた内容も、
撮り続けていくうちにだんだんと
「これを届けたい」
「このテーマで話したい」という方向性が絞られてきました。

これって、やってみなかったら絶対に
気づけなかったことだと思っています。

今は300本を目指して

まだまだ慣れてはいません。
正直、自分の動画は今でも恥ずかしくて見返せていません。笑

でも今は、「とにかく300本撮ってみよう」と思って取り組んでいます。
回数を重ねることで、自分の中の「苦手意識」や「モヤモヤ」も、
少しずつ溶けていく気がしています。

途中でやめそうになったからこそ、今がある

実は最初の4本くらい撮ったあたりで、
「もうやめようかな」と思いました。
誰に言われたわけでもないけど、
自分の中でやたらと抵抗感があった。

でも、あのとき踏みとどまって本当に良かった。

やってみないとわからない。
続けてみないと見えてこない。

その言葉の意味を、

今しみじみと感じています。

焦らなくて大丈夫です。
小さな一歩を踏み出すことで、

自分の世界は少しずつ広がっていく。
今日もまた一歩、

やってみる勇気を積み重ねていきます。

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リピートしていただくために、僕が意識していること

工務店という仕事は、 
「一回きりで終わる仕事」になりやすい業種です。 

特にリフォームや店舗づくりでは
何度も同じ人が依頼するわけではないからこそ、 
「またお願いしたい」と思ってもらえる関係性をどう築くか? 
これがすごく大事やと思っています。 

僕が意識している仕掛けは、 
派手なキャンペーンやDMではありません。 

もっと地味で、もっと人と人の距離を縮めるような行動です。 

たとえばこんなことがあります。 

工事後の感謝を、ちゃんと言葉にすること 

ただ「ありがとうございました」ではなく、 
「〇〇の棚、すごくいい感じでしたね」など、 
お客様が気にされていたポイントにちゃんと触れて伝える。 

そうすることで、 
一緒に空間をつくった記憶が、よりあたたかく残ります。 

半年〜1年後に、「その後どうですか?」と連絡すること 

営業っぽくなく、でも自然に。 

「何か不具合はないですか?」 
「今も使いやすくされていますか?」 

ちゃんと気にかけてますよという姿勢が伝わると、 
「また何かあればこの人に頼もう」と思ってもらえるきっかけになると思っています。 

SNSやブログで、考え方を発信し続けること 

僕は現場写真だけでなく、 
仕事の想いや、価値観も発信するようにしています。 

発信は記録でもあり、再会のきっかけでもある。 

「あの人、今も変わらずやってるな」と感じてもらえることが
次の相談につながることも多いです。 

そして、店舗づくりをしたお客様の場合は、 
オープン後にお店の様子を聞くようにしています。 

「売上どうですか?」 
「リピーターさん、増えてきましたか?」 

うまくいっていないようだったら、 
一緒にイベントを考えたり、発信のサポートをしたり、 
売上アップにつながるような動きを一緒に考えることもあります。 

ただ工事して終わり、ではなく、 
「続いていく商いを一緒に見守る」という気持ちで関わる。 

それが、結果的にリピートにつながっていると思っています。 

焦らなくて大丈夫です。 
また頼みたくなる人って、特別な技術よりも
「ちゃんと関わってくれる人」なんじゃないかなと思います。 

 

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理想の売上は、理想の利益から逆算して決める

「理想の売上って、どう決めたらいいんですか?」 

そんなふうに聞かれることがあります。 

僕も独立したての頃は、
なんとなく「月100万円いけたらすごいよな」とか、 
まわりの人の数字を参考に、雰囲気で考えていたことがありました。 

でも今は、はっきり思っています。 

「売上は、理想の利益から逆算して考えるもの」だと。 

どれだけ売上があっても、 
経費がかさんで利益が残らなければ意味がない。 

逆に、そこまで売上が高くなくても、 
利益がちゃんと残っていて、無理なく働けていたら 
それは理想に近い状態やと思います。 

この「理想の利益」は
自分個人の暮らしのためだけじゃなく、 
会社としての安定と継続にもつながってくると感じています。 

僕が今、売上を考えるときに見ているのは、まずここです。 

  • 固定費はいくらかかっているか?(家賃、人件費、保険、通信費など) 
  • 社員の給料や将来の昇給を考えて、どれくらい利益を残す必要があるか? 
  • 僕自身の時間や技術への対価は、きちんと含まれているか? 
  • 万が一に備えられる余白が取れているか? 

こういうことをざっくりとでも数値で整理して、 
「じゃあそのためには売上がどれだけ必要か?」を逆算しています。 

売上は結果です。 
でも、利益は土台であり会社を支える力だと思っています。 

利益が残るからこそ、 
会社として社員のチャレンジも応援できるし、 
いざというときに守ることもできる。 

僕は、売上を上げることが目的ではなく、 
自分たちが納得して、続けていける形を作ることが目的やと思っています。 

そのために必要な売上を、利益から逆算して考える。 
これが、僕にとっての「理想の売上」の考え方です。 

焦らなくて大丈夫です。 

理想の売上は、まわりと比べて決めるものではなくて、 
自分たちの働き方や、大切にしたい価値観に合わせて設計するもの。 

それができてはじめて、売上という数字にも意味が出てくると思います。 

 
#理想の売上 #利益から考える経営 #固定費と向き合う #会社としての安定 #続ける商い 

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価格設定で悩んだときに、僕が見直している3つの視点

独立して工務店を始めてから、 
「価格をどう決めるか」にはずっと悩んできました。 

安すぎると、自分がしんどくなる。 
高すぎると、頼んでもらえないかもしれない。 

ちょうどいいところが、いつもわからなくなる。 

最初は「とにかく受注を取らないと」と思って、 
自信もないまま、低めに見積もってばかりでした。 

でも、それでは続けられへんということを、身体で覚えました。 

今でも、価格設定は簡単ではありません。 
でも、迷ったときにいつも立ち返る、3つの視点があります。 

「利益はちゃんと残るか?」 

見積もりを作るとき、 
つい「相手が払える金額」に意識がいきがちです。 

でも、それだけを基準にすると、 
どんどん自分がしんどくなる仕事が増えていきます。 

僕が見るのは、 
・材料費や外注費を引いたあと、どれくらいが残るか? 
・その利益で、自分や仲間をちゃんと守れるか? 

価格は「相手のため」だけじゃなく、 
「自分とチームを守るため」でもあると考えています。 

「この価格に、自分が納得できているか?」 

値段はただの数字じゃなく、 
「その仕事への自分の想い」が乗っているものやと思っています。 

時間、技術、こだわり。 
それに見合う価格かどうか。 

「この価格でお渡ししたい」と、自分の中で腹がくくれているかどうか。 

納得できていないと、 
見積もりを渡すときの声にも、表情にも、出てしまう。 

まずは自分が「これでいこう」と思えているかが、すごく大事です。 

「その価格に伝わる理由があるか?」 

ただ高いだけだと、やっぱり選ばれない。 

でも
・なぜこの素材を使うのか 
・どんな工夫をしているのか 
・完成したとき、どんな良さがあるのか 

これを伝えられると
「高いか安いか」じゃなく「納得できるかどうか」に変わってきます。 

僕は、見積もりを出す前に 
「ちゃんと説明できる価格か?」と自分に問いかけています。 

価格設定って、正解があるようで、正解がない。 

でも
利益が残るか? 自分が納得できてるか? 伝えられる理由があるか? 

この3つを見直せば、迷いは少し整理されていくと思っています。 

焦らなくて大丈夫。 
「これでいいのか?」と悩む時間も、ちゃんと経験になります。 

あなたなりの価格の理由を、言葉にしてみてください。 

 

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