木の見分け方。

こんばんは。

松谷です。

今はほとんど
現場に立つことは
なくなってきましたが
15年くらい大工をしてきました。

その中で
培った知恵で
いい木の見分け方というのがあります。

鮮度のいい魚の見分け方と同じようなものですね。

昨今
DIYがはやって
ホームセンターなどで
木材を購入される人も多いと
思いますので
参考にしていただけたらと思います。

木の木口(切断面)を見て判断します。

1:
「赤身」が多いか「白身」が多いか。
赤身の部分は油を含んでいて虫が近寄りにくく
そして腐りにくいといわれていますので
極力赤身の多いものを選ばれるといいと思います。

2:
木には必ず年輪がありますが
その年輪の間隔が狭いものの方が
木として強度が強いです。
目が詰まっているという表現をします。
同じ体積の木でも年輪が狭いものの方が
重いです。

年輪の輪一つが1年の月日を表していて
50個輪があると約50年生きている木になります。

3:
木の一番中心(芯)が小口の中に
含まれているもの(芯アリ材)は
あまりきれいな木目ではないです。
芯を含まない芯さり材の方が
木目が美しいものが多いです。

4:
ここはあまりよし悪しには繋がらないですが
この木口を見ると
よく使用する種類の木の見分けはつくように
なります。
杉やヒノキの木の木口は
同じ木でも全然違っていて
なかなか面白いものです。

みなさんも
もし、よろしければ
木材を購入される際には
木口を見てみてください。
そこから
いろんな情報が読み取れますので
試してみてくださいね ^^