リフォームという仕事。

こんばんは。

松谷です。

弊社、新築をしないことにしています。
(ただ、過去に自宅は新築しました。
この当時、仕事が全然安定せず、
うちも他社の工務店さんと同様に
自宅を足掛かりに新築でいこうと
思ってしまったのです)

なぜかという理由です。
これだけ空き家問題と言われている中で
また、
人口が減っていく中で
なぜ、わざわざ自然を壊して土地を開発して
家を建て続けるのかが理解できないからです。

なのに
みんながこぞって新築をされるのが
なんだか不思議です。

建てる側としては
新築をした方が楽です。
・年間何棟しかうちはできませんとして
長期的な仕事の確保がしやすいという点。
・工事着工前の時点でほぼ100%
図面におこすことができる。
(イレギュラーが起こりにくい)

一方でリフォームの場合は
・短期間の工事が多く、先の仕事が読みにくい
(経営の不安定さ)
・リフォームは最初解体から始まることが多く
解体を進める中でわかってくることが多い。
例えば、家の重要な木が腐っていたとか
抜けると思っていた柱が抜けないとか
水道管がこんなところ通っていたとか。
もちろん事前の打ち合わせ段階でできる
限り想像はするのですが。けど、イレギュラーは
やっぱり起こりますね・・

それなのに私たちが
リフォームをメインにする理由として
1:空いている物件に私たちが手を加え、そこに人が暮らしたり
お店だったら人が集まる空間になること。
これってすごく社会性があることだな感じているから。

2:今、お使いの家やお店で何かお客さんは不便や不安があり
それを私たちが手を加えさせていただき解消することで
空き家の増加に一役を担えていると思うから。
手を加えることで愛着を持ってさらに家やお店を
大事にしようと思ってもらえると思うのです。
地域の中で空き家が増えることは
まちの衰退を意味している。

と、考えると
私たちは
空き家を減らす、もしくは増やさないことをすると
まちのげんきにつながっていくなと思っています。

私たちが頑張ればがんばるほど
まちが元気になっていく。

リフォームという仕事、
すごくやりがいを感じています。