Category
優勝できると信じ切る覚悟
ワールドカップ、日本代表は惜しくも
負けてしまいましたね。
普段はサッカーをあまり見ない僕ですが
こういう時だけテレビの前で応援する、
いわゆる「にわかファン」です。
それでも、やっぱり本気で何かに挑戦している
人の姿というのは、人を感動させる力があるなと
改めて感じました。
特に印象に残ったのは監督の言葉です。
前回のワールドカップで敗退した後、
「自分自身が優勝という二文字をもっと強く意識を
しなければならなかった。覚悟が足りなかった」
というような話をされていました。
そして今回は
「優勝できるチームだと心の底から信じて臨んだ」
という言葉がありました。
この言葉を聞いて、すごいなと思ったんです。
日本代表は本当に強くなりました。
世界と戦えるチームになったことは、誰もが
感じていると思います。
でも、「優勝できる」と言い切れるかというと
多くの人はどこかで躊躇してしまうのではないでしょうか。
周りから「それは難しいよ」と言われることもあると思います。
それでも監督や選手たちは、優勝を目標にするだけではなく
自分たちは優勝できると信じ切って戦っている。
この覚悟が、本当にすごいことだと感じました。
もちろん、その自信は根拠のないものではありません。
圧倒的な練習量。
積み重ねてきた努力。
毎日の積み重ねがあるからこそ、少しずつ
「できる」という確信に変わっていくのでしょう。
考え方は自由です。
できると思うことも、無理だと思うこともできます。
でも本当に難しいのは、そこに一点の迷いもない状態まで
自分を持っていくこと。
口では「できる」と言えても、心のどこかで
不安を抱えていることは少なくありません。
だからこそ、その迷いを消すためには
日々の積み重ねしかないのだと思います。
これは、お店を経営する人も同じではないでしょうか。
「必ず繁盛店にする。」
「この事業は必ず成功する。」
そう信じ切れるだけの努力を積み重ねられているか。
僕自身も、まだまだ覚悟が甘いなと感じました。
今回のワールドカップを見て
一番学んだのは技術ではありません。
一点の迷いもなく、自分の未来を信じ切る覚悟。
その覚悟を持てる自分になれるよう、今日も目の前の
積み重ねを大切にしていこうと思います。
一年を折り返し、改めて思うこと
今年も折り返し地点。
あっという間の半年でした。
振り返るとこの半年は僕にとって、なかなか苦しく
しんどい時間だったなと感じています。
その中で一番強く思ったのは、やっぱり
利益を出さないといけないということ。
もちろんお金が全てではありません。
でも、お金がなければ守れないものもあります。
社員も、お客様へのサービスも、会社の未来も。
だからこそ、利益を出すことは経営者の責任なんだと
この半年で改めて痛感しました。
昨年度、大きな赤字を出したのも事実です。
それは景気のせいでも、誰かのせいでもなく
経営者である僕の力不足です。
この結果はしっかり受け止めないといけないし
正直、まだまだ自分は未熟だなと感じています。
でも、この経験があったからこそ
「絶対にいい会社をつくる」という想いは
以前より強くなりました。
今年も残り半年。
多くの人に必要とされ、愛される会社を目指して
もう一度本気で挑戦していこうと思っています。
お客様とも、よくこんな話をします。
お店をオープンする前に
「最初はぼちぼちでいいですよ」と言われることがあります。
もちろん、その気持ちも分かります。
でも、想像してみてください。
オープンして1日目、2日目、3日目。
お客様が2〜3人しか来ない日が続き、1週間後には
1日に1組しか来店しなかったとしたら。
最初はこんなものと本当に思えるでしょうか。
きっと多くの人は、
「自分には無理なのかな」
「このお店は必要とされていないのかな」
と、自信を失ってしまうと思います。
だから僕は「ぼちぼちでいい」という言葉だけでは
終わらせたくありません。
本気で繁盛店を目指してほしい。
本気で利益を出せるお店をつくってほしい。
そう思っています。
利益を出すということは、世の中から
必要とされている証でもあります。
きれいごとだけでは、お店も会社も続きません。
だからこそ、利益を出すことから目を背けず、
しっかり向き合っていきたいと思います。
これは、お客様へのメッセージでもありますが、
自分自身へのメッセージでもあります。
今年も後半戦。
まだまだ挑戦は続きます。
一歩ずつ前へ進みながらより良い会社をつくっていくので
温かく見守っていただけると嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
正解を教えることは本当の優しさか
今日は、新しくお店を始められるお客様との
打ち合わせでした。
そのお店はフランチャイズでの開業です。
話を聞いていて、改めて
「フランチャイズってすごいな」と感じました。
というのも、開業までのサポートが本当に手厚いんです。
研修制度があり、一定数のお客様を獲得してから
開業する仕組みがあり、スタッフの人数にも基準がある。
商圏が重ならないように調整され、オープンまでの
スケジュールも細かく決められています。
例えば
「この時期にチラシを何枚配る」
「プレオープンは何回行う」
「何か月でお客様を何人まで増やす」
そんなところまで、しっかり設計されていました。
これだけ仕組みが整っていれば、その通りに実践することで
成功する確率は高くなるのでしょう。
さすが、多くの経験を積み重ねてきた企業だなと思いました。
でも、その一方で、こんなことも考えました。
本当に、それだけでいいのかな。
せっかく経営者になるのに、すべてレールが敷かれていて、
「次はこれ」「その次はこれ」と進んでいく。
もちろん、それは安心です。
でも、その中で「自分で考える力」は育つのだろうか、
とも思ったんです。
僕自身、独立してから今まで、本当に失敗の連続でした。
やってみてうまくいかなかったこと。
逆に、思いがけずうまくいったこと。
その一つひとつを経験しながら、自分なりの
価値観や判断基準を少しずつ築いてきました。
だからこそ、その経験が今の僕をつくっているのだと思います。
もちろん「守・破・離」という言葉があるように
最初は型を学ぶことも大切です。
まずは成功しているやり方を素直に実践する。
そこから、自分なりのやり方を見つけていく。
この流れは、とても理にかなっていると思います。
一方、これまで多くの起業したい方と関わる中で感じるのは
多くの人が「何をどう進めたらいいのか分からない」と
悩んでいることです。
ロードマップが見えない。
何から始めればいいのか分からない。
だから不安になる。
以前の僕なら、フランチャイズのように
「次はこれをしてください」と、一つひとつ
答えを用意しようとしていたかもしれません。
でも最近は、それが本当の優しさなのかと考えるようになりました。
大切なのは、答えを渡すことではなく、自分で考え、
自分で計画を立てられるようになること。
その力があれば、この先どんな壁にぶつかっても、
自分で乗り越えられるからです。
だから僕は、答えを与えるのではなく、
一緒に考える時間を大切にしたいと思っています。
起業までのロードマップを
一緒に言語化し、整理し、形にしていく。
そんな時間を提供できたらいいなと思っています。
遠回りに見えるかもしれません。
でも、自分で考えた計画だからこそ、本気になれる。
そして、その経験こそが、経営者として一番大きな
財産になるのではないでしょうか。
技術よりも大切にしていること
今日は僕が面接でどんなところを見ているのか、
一緒に働く仲間に何を大切にしてほしいと思っているのかを
お話ししたいと思います。
僕がよく使う言葉として
「徳と才」があります。
「徳」は人間性。
「才」は技術や才能。
僕は、二つのバランスがとても大切だと思っています。
もちろん技術があることは素晴らしいことです。
でも、技術だけではお客様に選ばれ続ける人には
なれないと思っています。
極端な話をすると技術が100点でも、
人間性が0点なら一緒に働くことは難しい。
逆に、技術がまだ未熟でも人間性がしっかりしていれば
十分に成長できる可能性があります。
技術や才能は後から身につけることができるからです。
例えば、自転車も最初から乗れる人はいません。
何度も転びながら練習して、少しずつ乗れるようになります。
技術とは積み重ねて身につけていくものです。
でも、人間性はそう簡単には変わりません。
だから僕は面接でも、話の内容以上に
その人の立ち居振る舞いを見ています。
例えば、お茶を持ってきたスタッフに
「ありがとうございます」と自然に言えるか。
玄関で脱いだ靴をきちんとそろえられるか。
そんな小さなことです。
でも、僕はそういうところにその人らしさが
表れると思っています。
もし、その人が入社してお客様のところへ行けば
きっと同じような行動をするはずです。
だからこそ、その小さな積み重ねを大切にしています。
お客様が職人の技術を細かく評価することは
難しいかもしれません。
でも「気持ちよく挨拶してくれる人だな」「礼儀正しい人だな」
「一緒に仕事をしたい人だな」という人柄は必ず伝わります。
僕が目指しているのは、技術だけが優れた会社ではありません。
人としても信頼される会社です。
だから、人間性を大切にできる仲間と
一緒に仕事がしたいと思っています。
やる気さえあれば、技術は後からでも身につきます。
でも、人を思いやる心や誠実さは、
何より大切な才能だと僕は信じています。